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世界平和と生命が第一!「アルフレド・ジャー展」広島市現代美術館で社会派アーティストがヒロシマを描く

2024年03月24日 | 美術館・アート

現在、旧日銀広島支店(被爆建物)で「山内若菜 広島展」が開催されています。

日本を代表する反戦、反核の若きアーティストです。

命、動物、平和を描く・・・その力強い表現力は圧巻です。

ぜひ、旧日銀広島支店にお運びください(入場料・無料)。

 

昨年、全面的に改装された広島市現代美術館で開催された社会派アーティストの作品展が開催されました。

広島市の中心部より少し離れた比治山の上にあります。

ニューヨークで活動しているアルフレド・ジャー展。

山内若菜さんとベクトルは同じ・・・世界平和、反核を目指しているアーティストです。

訪れた時、他のお客さんは、ほとんど欧米からの旅行者・・・世界遺産・原爆ドーム、宮島のついでに立ち寄ったのだと思います。

現在の企画展は「アルフレド・ジャー展」。

第11回ヒロシマ賞受賞を記念して行われています。

暗闇とネオンサインを使った作品は、ちょっとした非日常空間。

入口を入ると、真っ暗。

足元も見えないくらいの暗闇が続きます。

お化け屋敷より暗い展示スペース。

美術館の係の方が、懐中電灯で足元を照らしてくれます。

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマの惨劇、南アフリカのアパルトヘイト、世界に1億人以上いる難民問題、ヒロシマの再生・・・重たいテーマが続きます。

アルフレド・ジャーさんは、1956年チリのサンチャゴに生まれ、現在はニューヨークで芸術活動をされています。

現代を代表する社会派アーティスト、ジャーナリスティックな視点が特徴です。

ニュースや報道とは一味違う訴求力でした。

ウクライナの戦争、ガザ危機・・・。

失われなくてもよい命が、次々と消えていきます。

こんな非人道的なことがあっても良いのでしょうか?

国連が機能しない、安保理も機能しない、おまけに戦争を仕掛けているのは常任理事国・・・。

ありえないです。

 

最後に頼れるのは、人類の英知しかないと思います。

そのためには、芸術家のチカラが必要だと思います。

画家や詩人、アーティスト、ミュージシャン・・・。

彼彼女たちの力強い表現が、最後の砦ではないでしょうか?

ホモサピエンスの知恵、叡智を信じたいと思います。


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