横浜のカップヌードルミュージアムに行ってきました。
スタッフの方は、皆さん、とてもフレンドリー。
新横浜にはラーメン博物館、そして、みなとみらいにはカップヌードル・ミュージアム。
横浜は、ラーメンの聖地。
ラーメンも横浜中華街で生まれたとされています。
1958年、安藤百福さんが発明したインスタントラーメン。
インスタントラーメンの原点を知ることが出来ます。
元祖チキンラーメン、そして、カップヌードル(1971年)をテーマとして、
アートディレクター佐藤可士和さんがプロデュースした博物館です。
自社製品だけでなく、ハウス食品、東洋水産から、海外のインスタントラーメン、カップ麺をディスプレイ。
可士和さんらしい、鋭い切り口が随所に見られ、子どもから大人まで楽しめるミュージアムに仕上げられています。
入館料は500円。
日清食品のメセナ、フィランソロピーというより、採算的にも収益目的で運営されているのではないかと思います。
世界で年間977億食・・・まさに地球人の主食です。
アジアを中心に世界中の人たちが、インスタントラーメンを食しています。
このカップヌードル・ミュージアムのコンセプトは、クリエイティブシンキング。
安藤百福さんの残した「好奇心」と「創造的思考」を、展示やCG、体験などで再現しています。
クリエイティブシンキングBOX
1 まだ無いものを見つける
2 なんでもヒントにする
3 アイデアを育てる
4 タテ・ヨコ・ナナメから見る
5 常識にとらわれない
6 あきらめない
創造性技法には、ブレインストーミングやゴードン法、強制発想法、セブンクロス法、NM法など様々な方法論があるのですが、この博物館は、こどもたちにも理解できるように、シンプルなアプローチに絞って紹介しています。
自分オリジナルのカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」、チキンラーメンを造る「チキンラーメンファクトリー」で、ものづくり体験。
子どもたちの遊び場「カップヌードルパーク」。
工場の中で遊ぶ・・・こどもたち。
世界の麺類を楽しめる「ヌードルバザール・ワールド麺ロード」。
カップヌードルミュージアム。
正式名称は、安藤百福発明記念館。
最後に百福さんの像・・・ちょっと趣味の悪いゴールド色です・・・笑。
横浜という立地もベスト・・・マーケティング的にも優れたコンセプトだと思います。
パビリオンは、リピーターが命。
リピーターを獲得するための仕組み、仕込みがあれば、ベストだと思います。