ベルナール・ビュフェ美術館に行ってきました。
学生時代以来、ビュフェの絵と久々の再会。
ビュフェは、一番好きな画家。
その美術館が、静岡県長泉町にあります。
ベルナール・ビュフェ(1928年~1999年)は、フランスの画家。
第二次世界大戦下、ドイツ占領下のパリ・・・苦学・・・絵を学びます。
その独特な画風は、美術界でも特異な個性を放っています。
フランス19歳で批評家賞を受賞。
わずか15年でフランスを代表する画家になります。
館内は撮影禁止。
このため、画集や絵葉書をたくさん買ってきました。
絵葉書から、ビュフェの画風をいくつかご紹介させていただきます。
静物画・・・。
直線的でシャープ・・・黒のインパクト・・・。
ビュフェらしいシンプルで刺激的な作品です。
ニューヨーク・マンハッタン・・・好きな絵の一枚です。
ビュフェ美術館でき、これより号数で2倍はあるエンパイアステートビルを中心とした作品があります。
それが、最も好きなビュフェの絵。
若き日のビュフェ・・・イケメンです。
いつもタバコを吹かしています・・・。
奥さんのアナベル。
パリの社交界では、有名な女性だったようです。
ビュフェは、見事にゲット!
ベルナール・ビュフェ美術館。
JR三島駅からシャトルバスで25分。
富士山に向かう山の中腹にあります。
遠い遠い昔・・・学生時代。
この美術館を初めて訪れました。
ビンボー旅行で、この美術館に到着したのは夕方。
ビュフェの世界を堪能・・・バスで帰ろうとすると、バスは一時間後。
当時は、シャトルバスがありませんでした。
周囲は暗くなり、途方に暮れていると・・・。
そこに一台の黒塗りの社用車が・・・。
運転手さんが「下まで乗っていきませんか?」
???
お言葉に甘えて、三島駅まで乗せてもらいました。
この美術館を造ったのは、静岡の地方銀行・スルガ銀行(当時、駿河銀行)。
同銀行の中興の祖・岡野喜一郎さんが、ビュフェの絵に魅せられ、コレクションした美術館。
謎の黒塗り・・・スルガ銀行の社用車だったのです。
ビンボー学生に声をかけ、黒塗りで送迎いただく・・・今ではありえないことですねえ。
感謝!
以降、スルガ銀行は好印象です。
同行は、業績も好調で、バブル崩壊、リーマンもなんのその、安定した堅実経営で知られています。
クレマチスの丘も美しく進化。
自然の中に建つベルナール・ビュフェ美術館。
美術館の前には、吊り橋が2つ。
蜘蛛くんが、獲物を狙っていました。
渋谷のBunkamuraでオークションが開催されています。
その中に、なんとビュフェの作品が・・・。
最低入札価格・・・26万円。
26万円~35万円の落札価格になるようです。
安いような、高いような・・・。
チャレンジしてみますか?