今おそらく世界最先端の企業、Google。
そこで働くグーグラーは、どんな働き方をしているのか?
「グーグル成功の秘密を現会長が明かしたベストセラー」が文庫化されました。
How Google Works 私たちの働き方とマネジメント
エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグほか著
日経ビジネス人文庫刊 日経BP社 900円+税
序文には、グーグルCEOで創業者のラリー・ペイジさんが書かれています。
「適切な人材と壮大な夢がそろえば、たいていの夢は実現できる。たとう失敗したとしても、きっと重要な学びがあるはずだ。」
世界最高水準の知能レベルを持ったスマート・クリエイティブたちを引っ張るラリー・ペイジさんの想いが凝縮しています。
目次
文化・・・自分たちのスローガンを信じる
→社員を窮屈な場所に押し込めよ、仕事も食事も共にする、カバの言うことを聞くな、独立採算にしない、ピザ2枚のルール、イエスの文化を醸成する、邪悪になるな・・・
戦略・・・あなたの計画は間違っている
→市場調査ではなく技術的アイデアに賭ける、成長を最優先せよ、初期設定はクローズではなくオープンに、ライバルに追随するな・・・
人材・・・採用は一番大切な仕事
→群れ効果、ラーニングアニマルを採用する、斬新な発想は多様性から生まれる、破格の報酬、解雇はつらいよ・・・
意思決定・・・コンセンサスの本当の意味
コミュニケーション・・・とびきり高性能のルータになれ
イノベーション・・・原始スープを生み出せ
→CEOはCIOたれ、ほぼ実現不可能な目標を設定する、20%ルール、世に出してから手直しする、良い失敗をする、重要なのはオカネじゃない・・・
おわりに・・・想像を超えるものを想像しよう
表紙もオシャレ・・・巻末のグーグル用語集からも、いろいろな気づきをもらえます。
仕事に行き詰まった時、元気がなくなった時、読むとパワーとエネルギーをもらえる一冊です。