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立教大学大学院ソーシャルデザイン集中講座 最終回 企業と社会の新しい関係 CSRとグローバル

2013年09月26日 | マーケティング

今日は、藤沢市で18時まで仕事。


なんと便利なことに、新宿湘南ラインで池袋まで直通運転。

1時間強で池袋に到着。

またまたお行儀の悪いことに、コンビニおにぎり1個を食べながら立教通りを直進・・・社会人学生は大変です(笑)。

30分遅刻して教室へ。


今日の講師は、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の齋藤哲男先生。

日立製作所で長年海外要員として世界中を飛び回っていたグローバル人材。

グローバル話が1時間続き、今日のアジェンダが終わるのか?ヒヤヒヤものでした。

でも、先生のお話、とても面白かったです。

ありがとうございました。


今日のテーマは、「企業と社会の新しい関係-CSRとグローバリゼーションの視点から-」。


CSRについて、世界、日本における歴史的変遷から具体例を交えての解説から始まり、

営利組織、ドラッカーの組織論、マイケル・ポーターの競争戦略・・・

そして、グループに分かれての討議と模造紙へのまとめといった流れの2時間半でした。


少し唐突感のあるポーター論は、ファイブフォースという短期的視点だけでは通用しない時代になった、ポーター自身、2年前にCSVというコンセプトを出し従来路線を変えたということを補足するというためのロジックでした。


最近、多少手垢がついた感のあるCSR


でも、そこからしか醸し出せない当該企業の「安全」「信頼」というイメージは、

企業の存続にとって必要不可欠なものであるということを再認識した次第です。


最後のセッションでグループ討議した4つの問い。


青臭い議論、論点ではあるかもしれませんが、組織論を語る上で必須の問いであると思います。

このあたりをゼミで徹底的にやる・・・大学院レベルの教育は、やはり必要だと思います。


4つの問い

Q1.企業の目的は何か?

Q2.企業にとって利益とは何か?

Q3.企業の社会貢献とは何か?

Q4.企業の社会的責任とは何か?


この「企業」の部分を「自分」に置き換えて考えてみるのも面白いかもしれません。

6週連続で通った池袋の立教大学。

たいへんでしたが、楽しい学びでした。


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