能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

120年の歴史と信用が一瞬に崩壊「東洋経済」 東洋経済新報社編集長の愚行・・・がっくりです

2012年02月19日 | 本と雑誌

報道によると、週刊東洋経済の三上編集長(46歳)がJR京浜東北線電車内で痴漢として現行犯逮捕。

二人の女性のお尻をさわったとのこと。

記事によると「酒を飲んでいたので覚えていない・・・」。

週刊東洋経済2月25日号の特集は「鉄道再起動」・・・シャレになりません!


100年以上の歴史を持ち、日経ビジネスやエコノミストとともに三大経済誌ともいえる東洋経済。

その伝統と信用が一瞬の間に崩れ去ったように思います。

個人的には、三大誌の中で最もニュートラルで飾りがなく真面目な経済誌として毎週読んでいたのですが、次週号からはストップしようと思っています。

これまで、さんざん企業の社会的責任、CSR、コンプライアンス、リスクマネジメント・・・さらには昨年11月には「教養は力なり」と主張。

真面目な取材記者たちが一所懸命集めたリソースによる誌面構成には好感が持てました。


が、編集長の愚行。


当分の間、同誌で企業倫理だとか、政府の経済政策への批判だとか、不祥事件への追及だとかは語ってほしくないと思います。

大王製紙事件の時の記事を思い出してください。

上場企業の不祥事と今回の事件は同じレベル、つまり経済ジャーナリズムの信用を崩したということです。

今後、東洋経済という題字を見るたびに、痴漢という愚行とオーバーラップすることになるでしょう。

これは、読者にとっても苦しみです。


日本を代表する歴史ある経済誌の編集長であれば、一般人以上の高貴な役割・責任があるはずです。

同じマスコミでも、文屋さん(新聞社)やテレビ局等とは異なりマスコミ人乗りのバンカラや蛮行は許されず、日本株式会社を代表する出来るビジネスパースン、ニッポンの有能な組織人という位置づけが「東洋経済」編集長に求められていたと思います。

そうでなければ、読者である経営者やビジネスパースンに伝わらないからです。

今回の事件、本当に残念です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企業内診断士の可能性 企業診断ニュース2月号 NEC診断士会 アサヒビール診断士会

2012年02月19日 | マネジメント

企業内診断士とは、中小企業診断士資格を持って企業や団体に勤めているサラリーマンのことです。

中小企業診断士の多くが、この企業内診断士。

いっぽう独立している中小企業診断士を「プロコン」と呼んでいます。


中小企業診断協会が会員向けに発行している月刊「企業診断ニュース」2月号に、NECグループ診断士会が取り上げられています。

アサヒビールとともに中小企業診断士の社内のオフィシャルな組織として有名です。


記事によると、NECグループ診断士会の概要は、次のようなものです。


設立・・・2010年

活動目的・・・中小企業診断士として挑戦、進化し続けることにより、社会・会社・メンバーへ貢献する。

活動概要・・・2~3カ月に一度の定例会と個別プロジェクト

会員数・・・93名


もともと問題意識、キャリア開発意識の高い方々が多いため、こうした活動は組織に横串を刺すことにもつながり何らかのシナジー効果が発揮されるものと思います。

また、偏差値で障壁を作る「学閥」とは異なり、同じ釜の飯を食った仲間意識という一体感は、組織にとっても悪影響の少ないものと思います。

苦労して一次試験、二次試験を突破、三次の実習で悩みぬいたという土台は、議論しても、ブレストしても並み以上の成果を出すと思います。


最近では、プロボノとかソーシャルビジネスが脚光を浴びていますが、こうした大手企業の診断士会から新しい診断士の活躍モデルが出てくるのではないでしょうか。


自分自身が学んだこと、経験したこと・・・それを社会に還元して、お役立ちする・・・。

それこそが最大の自己実現であると思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放送大学でリベラルアーツを学ぶ 5つのお得・放送大学のすすめ 日本で最もコスパが高い大学です

2012年02月19日 | 受験・学校

来年度の放送大学選科履修生に申し込みました。

放送大学フリーク、まさに放送大学オタクです。

新年度は、西洋哲学と人文地理学にチャレンジしようかなと考えています。


昨年、放送大学大学院文化科学研究科社会経営科学プログラムを修了。

修士(学術)の学位をいただきました。

その後も教養学部の選科履修生として、「グローバル化と日本のものづくり」「技術経営の考え方」を履修。

学生を続けています(笑)。


昨年まで所属していたゼミナールのメーリングリストから毎日のように来るメール。

後輩方も頑張っているんだなあ、と微笑ましい気持ちになります。


放送大学の良さは、次の5点にあると考えています。


1.社会人でありながら、学生でいられること

科目履修生でも選科履修生でも、ちゃんと学生証も発行されますし、ケータイやソフトウェアでアカデミックディスカウントが受けられる場合もあるそうです。

わたしは、映画館や美術館で放送大学の学生証を提示すると全て大学生料金で入場することができます。


2.学習センターが使えること

各都道府県に設置されている学習センターが無料で使用できます。

場合によっては駐車場も無料。大

学図書館も使用できるところもあり、各種勉強や調べものをするには最適の環境です。

冷暖房完備、学食つき、土日に活用できます(ただし、祝日は休館)。


3.やる気をもらえること

放送大学は、さまざまな学生がいます。

老若男女、80歳のおばあさんから高卒の19歳の男の子までさまざま・・・。

学校の先生やサラリーマン、車椅子のハンディキャップを乗り越えて通学される障害者の方・・・。

特に単位修得試験では、このような多様な方々が単位取得のために必死で勉強している光景を見ることが出来ます。

ラインマーカーで色づいた印刷教材、しっかり書き込まれたノート類・・・。

自分などまだまだ甘いな~と感じさせる場面に遭遇することが度々あります。

そう、放送大学では、人からのやる気、エネルギーをいただき、自分の空タンクを満たすことができるのです。


4.優れた印刷教材

放送大学の印刷教材(いわゆるテキストです)は、どの科目をとっても秀逸です。

印刷教材を読めば、放送を見なくとも理解できるように記述されているため、本当によくまとまっています。

大きな書店で販売していますので、ぜひともご覧ください。


5.リベラルアーツを学べること

放送大学には、教養学部という一学部しかありません。

教養とは、個人的には人文科学、良識(コモンセンス)という理解をしています。

人生や社会の土台となっている哲学、文学、歴史・・・。

これらを学ぶことによって、より豊かな、より充実した生き方ができるように思います。


2012年度の学生募集の締め切りまで、あとわずか。

各都道府県にある最寄りの放送大学学習センターに見学に行かれることをお勧めします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする