「未来都市フクシマ-被災地は世界を変えるか-」
日経ビジネス9月12号の特集。
福島を、未来志向、グローバル志向で再編集するという高い志のもとでの情報発信です。
「いつも歴史は、絶望からはじまった」というフレーズは、過酷な状況におかれた東北地方の未来への鼓動を感じさせるものです。
千年の歴史を守るために立ち上がった「舞い降りる救世主」、最先端が終結する「地球の壮大な実験場」、そして「世界を動かす中心へ」という三つから構成される特集記事は、読む者に世界レベルでの希望を感じさせる内容となっています。
危機に直面する日本経済、混乱を極める世界経済・・・。
その中心にフクシマを置き、歴史を再編集していく・・・。
このアプローチは、人々に希望と勇気をあたえると思います。
今、「がんばろう!」から「行動しよう!」というフェーズに入っていると思います。
ビジョン、夢、希望・・・。そこに向かって全力で駆け上がりたいものです。
それにしても、経済産業大臣の発言と辞任劇。
言葉を失ないました。
「放射能をうつしてやる」「死の町」。
人間であれば、絶対に許されない発言。
マスコミ記者との懇談の場での発言とのことですが、この人のレベルもきっとその程度のものなのでしょう。
怒りを通り越して、言葉を失う・・・。
しかも、経済産業大臣という国を代表する要職に、その程度の人しかいないという事実・・・。
経済も産業も、ここから立ち上がり歴史を創ると誰もが思っている時・・・。
前途は、まだまだ厳しい状況だと思います。