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能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

第4の波 AI・スマホ革命の本質・・・大前研一さんの新刊新書 「尖がれ!」「とんがれ!」・・・大前研一さんのメッセージ

2025年01月07日 | 本と雑誌

大好きな大前研一さんの新刊新書が刊行されました。

第4の波 AI・スマホ革命の本質

大前研一著  小学館新書  1078円+税

 

大前さんは、マッキンゼーの経営幹部、トップコンサルタントとして活躍された経営のレジェンド。

すでに80歳を超えられていますが、カミソリのような鋭い切れ味の分析力、提言力には驚かされます。

 

目次

序章 第3の波すら超えられない日本

第1章 第4の波とは何か 日本人が早急に知るべき世界の最新潮流

第2章 生き残りのカギは「スパイク型」 自分の強みを尖らせろ

 

「第3の波」は1980年に故アルビン・トフラーさんが上梓したベストセラー本。

トフラーさんと大前さんは親友で、今回は「第3の波」の次に来るであろう世界を大前さんが書きました。

第1の波 農業社会 農業革命

第2の波 工業化社会 産業革命

第3の波 IT社会 情報化

そして、著者が指摘するのは「第4の波」は、AI、スマホ革命による「サイバー社会」。

米国のGAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、MS)が牛耳るデジタル、サイバーの世界は更に進化、深化していくと指摘します。

AIにより消えていく仕事もあるけれども、新しい仕事も出てくる・・・さらにはAIには代替できないエッセンシャルワーカー(看護、介護など)の需要は決してなくならないと言います。

 

日本は、経済社会全体が「第2の波」の工業化社会の中にとどまっており、このままでは更なる敗戦を繰り返すと喝破。

これからは、会社も個人も、強みを活かした「尖がり」が不可欠だと喝破します。

トンガリを持った会社や個人を「スパイク型」と読んでいます。

文科省主導の工業時代適応の教育のままではサイバー社会を生きる次世代も育たないとし、学習指導要領や偏差値教育は廃止すべきであるとします。

こどもたちには、「スマホ構想力」を身につけさせろ!と大前さんは言います・・・。

今では、スマホ一台で、創作やアウトプット、インプットまで何でも出来る時代。

小学生でもデジタル・ゲームを作ることが出来ます。

「尖がれ!」「とんがれ!」・・・大前研一さんからのメッセージです。


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老いを読む 老いを書く・・・酒井順子さんの新刊新書 人生最後のギャンブルである「老後」をどう生きるか?

2025年01月06日 | 本と雑誌

大好きな酒井順子さんの新刊新書が発刊されました。

今回のテーマは、誰にでも訪れる「老い」。

著者は、「日本は老い本大国」であるとし、「老い本は不安と希望のしるし」と喝破します。

老いを読む 老いを書く

酒井順子著  講談社現代新書  960円+税

 

同書は、いつもの酒井節が弱くなっているような気がします。

ベースは、100冊以上の「老い本」を読みこみ、丁寧な解説とコメントを加えるというスタイルをとっています。

今や老い本の古典である「楢山節考」「恍惚の人」「徒然草」などを取り上げ、巻末には老い本年表が掲載されています。

 

目次

第1章 老いの名作は老いない

第2章 老いをどう生きるか

第3章 老いのライフスタイル

第4章 老いの重大問題

 

同書では、いつもの酒井節が炸裂する場面もあります。

定年クライシス・・・会社人生が終わる「生前葬」

60代・・・老人界のフレッシュマン

乙女老女は未来志向・・・黒柳徹子は老い本を書かない ラスボス森茉莉

人生最後のギャンブル

広島から全国に広まったスーパーお婆ちゃん石井哲代さん103歳も取り上げられています。

広島県尾道市で一人暮らしする石井ばあちゃん。

地元紙の中国新聞の記者に注目され、記事化され注目を浴びます。

その後、「102歳、一人暮らし 哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方」を出版。

この本は、17万部売れ、全国的なベストセラーになりました。

現代の、きんさん、ぎんさんですね。

酒井順子さんの新刊本・・・「老い」について様々な角度から掘り下げていきます。

誰もが迎える長い老後・・・新たな視点を与えてくれる素敵な一冊です。


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年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人・・・午堂登紀雄さんが説く年収1億円をゲットするために捨てるべきもの4つ

2025年01月04日 | 本と雑誌

立ち寄った古書店で大好きな午堂登紀雄さんの書籍をゲット!

何と、税込み99円です(笑)。

資本主義社会、複雑な現代社会を生き抜いて行く上で、橘玲さんと午堂登紀雄さんの書籍は必須です。

 

マンガ版「年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人」

午堂登紀雄著  岡本圭一郎作画  Gakken刊 1200円+税

著者は、1971年岡山県生まれ。

米国公認会計士であり、事業を営む経営者でもあります。

机上だけで論じる物書きさんより、説得力があります。

 

同書は、午堂さんが書いた原書をベースに漫画化したもの。

65歳になった生涯平社員の主人公が、時間をワープして過去を変えていくというストーリーです。

主人公は、家庭内離婚の妻、引きこもりの息子を抱えています。

そこに、「クローバーの妖精サラ」が突如現れ、過去にワープさせ、主人公の行動を変え、未来を変えていきます。

資格を取ったり、騙された手口をビジネスに応用したり、つき合う人を変えたり・・・と主人公は自分の人生を変えていきます。

著者は、年俸を上げるためには、次の4つを変えろと言います。

「時間貧乏を捨てろ!」

「クソ真面目を捨てろ!」

「ヘラヘラ人間関係を捨てろ!」

「ビビリ人生を捨てろ!」

 

以下、著者の言う教訓を、いくつかピックアップしてみました。

 

年収300万円の人は、スタバでコーヒーを買うが、

年収1億円の人は、スタバで勉強する空間を買う

 

年収300万円の人は、「できない」と正直に言い、

年収1億円の人は、「できる」とウソをつく

 

年収300万円の人は、同じレベルの人とつきあい、

年収1億円の人は、上位レベルの人と近づく

 

年収300万円の人は、自分の話したい事を喋るが、

年収1億円の人は、相手が話したいことをしゃべらせる

 

年収300万円の人は、ギャンブルを嫌がるが、

年収1億円の人は、ギャンブルを好む

 

年収1億円が良くて、年収300万円が駄目だとは思いませんが、資本主義社会のルールを知っているか知らないかは、長い人生の中で大きな差が出てくると思います。

実際、どこの国でも「格差」が拡大しています。

 

さらに、著者は言います。

日常にアンテナを立てろ!

毎日が仮説検証、毎日が試行錯誤!

プロポーズもビジネスチャンスも、先手必勝でうまくいく

自分の人生のハンドルは自分で握る

 

なるほど、です。

基本は、行動!アクション!です。

まずは一歩踏み出してみようと思います。


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本と遊ぼう!こどもワールド2024in広島・・・1万冊の児童書、絵本、雑貨が大集合!本は、楽しい!本を読もう!

2024年12月22日 | 本と雑誌

広島市の中心部の地下街シャレオで、毎年恒例の本のイベントが開催されています。

1万冊の児童書、絵本、雑貨が大集合。

スマホ、デジタルの時代に、本を読む。

こどもたちにとって、いいきっかけ作りになるイベントだと思います。

この「本と遊ぼう!こどもワールド2024in広島」の正式名称は、第43回優良児童書展示会。

今年のテーマは、「MERRY BOOKMAS」。

クリスマス関連の書籍も並んでいます。

広島ならではの平和の本やSDGs関連の絵本も並んでいます。

会場2か所では、絵本の読み聞かせコーナー。

こどもたちが一所懸命聞き入っていました。

多感なこども時代に、本に触れる、本と遊ぶ・・・。

人生が変わってくると思います。

プロの写真家による子供の撮影会。

なんと無料です。

本大好き、本オタクとしても、楽しむことが出来ました。

書斎には、積読本も含めて、約2000冊の本があります。

地震が起これば、本で圧死する可能性大です(笑)。

本好きになったのは、小学生時代。

両親は、近所にあった小さな書店「桃太郎書店」で本をツケで買うことを認めてくれました。

漫画本以外は何でもOK。

これは、嬉しかったですね。

週に1冊は、ツケで本を買っていました。

ヴェルヌのSF小説、コナン・ドイルの探偵小説、宇宙の図鑑など今でも覚えています。

それ以来、本に囲まれての生活を続けています。

今は亡き両親に感謝です!

このイベントで本好きなこどもたちが増えればいいなあと思います。

小学校から導入されているタッチパネルやパソコン、スマホ・・・便利ですが、実に無機質な世界です。

このイベントのスポンサーさんです。

社会貢献、メセナ、フィランソロピー、CSRですね。

応援したいと思います。

 

紙の匂い、ページをめくる感触、時間感覚がなくなるぐらいののめり込み・・・。

書籍の持つ魅力です。

これからの時代、デジタルとアナログが、うまく融合されればいいなあ、と思います。

街の書店が次々と閉店する昨今・・・本当に寂しい限りです。

本は、楽しい!

本を読もう!


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中嶋悟の交通危機管理術 日本人初のF1ドライバーが教える安全運転テクニック・・・タイヤが4本あることを意識する

2024年12月15日 | 本と雑誌

書棚を整理していると奥から一冊の古い本が出てきました。

中嶋悟の交通危機管理術

中嶋悟著  新潮社刊  1300円

 

日本人初のF1ドライバー中嶋悟さんが書かれた本です。

フォーミュラレースの最高峰F1。

欧州では、F1パイロットと呼ばれています。

黄色いCAMELホンダで故アイルトン・セナさんと共に世界をサーキットした日々を思い出しました。

ホント、カッコよかったですね。

同書では、日本の道路を安全に走るためのポイントを写真も織り交ぜて、分かりやすく解説しています。

安全運転テクニックの一部を紹介させていただきます。

 

「見る」ことが、事故を起こさないための基本

薄暗くなったら相手に見てもらうため、ヘッドライトを点灯!

信号だって信用してはいけない

子供を後部座席に座らせるのは安全教育

シートベルト非着用で走るのは自殺行為

高速道路での基本となる車線は、走行車線

AT車でギアチェンジしないのは運転者の怠慢 嘘ブレーキを踏むな

自分が乗っているクルマの特性を知る

ABSがあっても安心しない

車間距離だけでは不十分な追突防止

ドアロックが危険だと感じる理由・・・事故時、外から助けてもらえない

カーブに特殊舗装する迷惑な局地的対策

多すぎるから危機感がなくなる道路上の標識

タイヤが4本あることを意識する

中嶋さんの言われる安全運転のポイントは、大きく2つ。

一つ目は、セルフマネジメント・・・自らを知り、感情や体調をしっかり管理すること。

そして、2つ目は、四輪をしっかりコントロールする技術の向上。

前後左右、周りの状況をしっかり把握し、エスケープゾーンも想定しながら運転すべしと言われています。

ネズミ捕りに捕まらないようにとか、警察に捕まらないように運転するだけでは駄目だと喝破します(ゴメンナサイ・笑)。

年末年始、安全運転を心がけようと思います。

みなさん、運転、ご安全に!


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2025年徹底予測 10の転換点 エネルギー、M&A、人手不足 毎年恒例の日経ビジネス誌の大予測・・・強いメンタルとレジリエンスが求められる大変な時代に突入

2024年12月11日 | 本と雑誌

毎年恒例の日経ビジネス誌の大予測。

日経ビジネス2024.12.9号では、2025年の世界経済、日本経済について、10の予測を取り上げています。

来年の主人公、中心人物は、ドナルド・トランプ次期大統領。

世界は、一体どうなっていくんでしょうか?

日経ビジネス誌の2025年の10の予測です。

 

予測1 核融合の覇権争い 猛進中国vs日米英

予測2 原子力 新増設の本命 革新軽水炉の規制整備へ官民が動く

予測3 電力供給 需要増大への対応で、全エネルギーを拡大方向へ

予測4 M&A セブン&アイ呼び水に黒船続々 年5000件の大台が目前に

予測5 企業倒産 年1万社、大倒産時代へ 後継者難や融資返済に苦戦

企業倒産1万社・・・衝撃の数字です。

ゾンビ企業のみならず、環境適応できない会社は危機を迎えます。

予測6 スタートアップ投資 火が付くディープテック投資 立ちはだかる1兆円の壁

DATA 経済影響をシミュレーション 南海トラフ、復興に1年強

予測7 賃上げ 官製包囲網で中小にも波及 価格転嫁で大手への圧力強まる

予測8 雇用の流動化 ミドル層以上の転職が増加 企業の専門人材ニーズ顕著に

予測9 高齢者雇用 2025年問題で広がる格差 世代交代で早期退職募集増も

予測10 働き方改革 アマゾンショックで出社回帰も 企業、職種間でリモート格差拡大

 

トランプ大統領再登場にとどまらず、国内でも原子力発電、エネルギー確保から雇用や働き方改革まで、様々な変化が起こりそうです。

VUCAの時代・・・何が起こっても不思議ではない時代に突入しました。

企業も個人もBCPやリスクマネジメント対策を立てても、想定外の場面ではあまり効果がない時代。

強いメンタルとレジリエンスが求められる大変な時代に突入したと思います。


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新・臆病者のための株入門 橘玲さんの新刊新書・・・株式投資はギャンブル、でもそれは単なる賭け事ではない

2024年11月10日 | 本と雑誌

大好きな橘玲さんの新刊新書が出ました。

新刊といっても2006年に出された「臆病者のための株入門」の改訂版です。

著者は、もともと国際金融小説「マネーロンダリング」で作家デビューした経済通。

自身で株をはじめとする金融商品の取引をしてきた実践家でもあります。

新・臆病者のための株入門

橘玲著  文藝春秋・文春新書  1100円

 

同書では、株価はどうして上がるのか?からアセットアロケーション、トーシロ投資法までシロウトでも分かるように解説していきます。

圧巻は、第6章の「経済学的にもっとも正しい投資法」。

CAPMやベータ値など難解と言われるファイナンス理論を専門用語なしに分かりやすく説明しています。

ここを読むだけでも同書の価値はあります。

この改訂版では、最終章に「臆病者のためのNISA活用術」が追加されています。

「老後を短くすればいい」「月3万円で1億6300万円」「余裕資金はすべてNISAに」成長枠投資は無視してよい」・・・タチバナ節が炸裂しています。

著者は、株式投資はギャンブル(リスク)であるという前提で、インデックス投資が王道であると主張します。

最近流行のオルカンやS&Pへの投資が当てはまるのでしょう。

ただ、個人的には、米国大統領選挙や米国市場バブル、世界的な地政学上のリスクなどを考えると、ちょっと心配です。

あくまで余裕資金で、大暴落してもダメージが少ないレベルでの投資が必要だと思います。

基本は、「臆病者」のスタンスが必須です。


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ハリスvs.トランプ 世界・日本・産業の運命・・・日経ビジネス誌の特集記事 BCP(事業継続計画)を策定していくことの必要性

2024年11月04日 | 本と雑誌

明日11月5日に行われる米国大統領選挙。

ハリスさんが勝つのか?トランプさんが勝つのか?

勝敗が読めない大接戦・・・世界がハラハラドキドキしながら見つめています。

日経ビジネス誌2024.11.4号の特集記事は「ハリスvs.トランプ 世界・日本・産業の運命」。

ビジネス専門誌としての分析記事を掲載しています。

Contents

Part1 消えゆく自由貿易 「もしトラ」で分断加速

Part2 日本が喜ぶ勝者はトランプかハリスか

Part3 トランプ関税でインフレ再燃危機

Part4 ウクライナ、中東、朝鮮半島、台湾 4つの戦争危機で高まる核の脅威

 

今年よく使われた「もしトラ」は8年前に同誌が初めて使ったそうです。

売れた書籍「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」から派生したフレーズ。

8年前は、その「もし」が現実のものとなり、世界中は大騒ぎとなりました。

国内の分断が言われるアメリカ合衆国・・・保守かリベラルに二分されています。

それでなくとも、先行きが読めないVUCAの時代・・・明るい世界になる可能性は高くないような気がします。

景気減速、為替の上下動、戦争の危機、核の拡散、米中対立・・・大変な状況です。

日本国内も政治が不安定化・・・こちらも心配です。

大接戦となっているハリスvs.トランプ。

世界、日本、産業、社会は、どうなっていくんでしょうか?

会社組織も個人も、「もしトラ」「もしハリ」で起こるであろうことを想定して、BCP(事業継続計画)を策定していくことが求められていると思います。

これからの時代、国内政治や世界情勢、経済や社会もカオスの世界、混乱の時代になってくる予感がします。


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生きのびるための事務・・・夢を現実にするための技術「事務」 「好き」を仕事にしたい若い人に読んでいただきたい一冊

2024年10月26日 | 本と雑誌

実に不思議な本でした。

そして、久々に買った漫画本です。

この本は、雑誌ポパイのWEB連載を書籍化した一冊です。

「自分に自信がない」「やりたいことが続かない」「悩んで行動に移せない」という若者に向けた内容になってます。

生きのびるための事務

坂口恭平原作  道草晴子漫画

マガジンハウス刊  1600円+税

 

同書では1ページ6コマ二色漫画で219ページ。

全部で11の講座で構成されています。

1時間くらいで読了できます。

著者は、早稲田大建築学科を卒業したものの、就職はせず、建築家、画家、作家、ミュージシャンといったマルチタレントを目指します。

が、所持金9000円の超ビンボー・・・。

そこに、同居人(脳内存在)のジムという少年が登場します。

ジムは、主人公の夢をかなえるために、「事務」の重要性を啓蒙し続けます。

最初の事務は、「お金の管理」と「スケジュールの管理」・・・主人公の夢をかなえるための設計図をノートに書くことかせスタートします。

まずは、現状のスケジュールの書き出し、そして、10年後の1日スケジュール表。

そのギャップを洗い出し、「好き」を大切にして「行動」を最重視して進めていきます。

決して無理せず、嫌な事はしない・・・。

 

そして、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、主人公は法人化、海外進出を現実のものとしていきます。

同書でいう「事務」は、マネジメントやライフプランニングと言った用語に近いと思います。

好きな事をやって生きて行く・・・。

通常だと、途中で自爆しますが、同書を読むと夢に日付を入れる、夢を実現できそうな「錯覚」に陥ります(笑)。

「なりあがり」を書いた矢沢永吉さんや売れ続けるユーミンさんも、きっと「事務」の思考回路があったのだと思います。

個人事業主やフリーランス・・・「好き」を仕事にしたい若い人、自由に生きていきたい人に読んでいただきたい一冊です。


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広島パルコで「BOOK PARK CLUB」開催中・・・個性派出版社や独立系書店を厳選ピックアップした素敵な空間です

2024年10月21日 | 本と雑誌

全国的に書店、町の本屋さんが激減しています。

本離れ、ネットの影響が大きいのだと思います。

経済産業省も対策を打ち出しています。

毎年恒例の「BOOK PARK CLUB(ブックパーククラプ)」。

現在、広島パルコで開催中です。

個性派出版社や独立系書店をピックアップした空間になっています。

ちょっとマイナーですが、厳選された書籍を取り揃えており、本好きにとってはタマラない本イベントです。

そういえば、以前、広島パルコにも「リブロ」という書店が入っていました。

セゾングループの総帥で作家でもある堤清二さんの肝いりで作った文化度の高い素敵な本屋さんでした。

が、撤退・・・実に残念でした(涙)。

毎日ごはんを食べるように、活字のめしを食べる・・・。

好きな本に囲まれて日々生活する・・・至福のひと時です!


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