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能率技師のメモ帳 経済産業大臣ぬ登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

モチベーションマネジメント協会 公認モチベーションマネジャー資格試験の発表がありました 何とかクリア!

2013年12月25日 | 資格・転職・就職

11月10日(日曜日)に浜松町であった「公認モチベーションマネジャー(ベーシック)」資格試験の合格証が届きました。


試験から発表まで一か月半・・・。

ちょっと長すぎる感じです(試験の時、試験監督官から大阪、名古屋、九州の試験が終わってから一か月で発表というアナウンスはされていましたが・・・)。


何とか合格、よいクリスマスプレゼントになりました。


封筒に入っていたのは・・・

1.合格証書

2.認定証(プラスティックのカード)

3.シール(名刺に貼るためのもの)

大切にしたいと思います。


この試験は、一般社団法人モチベーションマネジメント協会が実施する試験。

企業向け研修で有名なリンクアンドモチベーション社、東京未来大学、専門学校の三幸学園がバックにあるモチベーションマネジメント協会が主催する試験です。

公認モチベーションマネジャーは、ベーシック、アドバンス、プロフェッショナルの3段階があり、

現在、ベーシックのみの資格試験が実施されています。


組織の力をパワーアップする人々の「モチベーション」。

やる気、仕事に対する姿勢、仕事の意味づけなどなど、モチベーションにスポットを当てた初の資格試験です。

試験時間は、90分。

試験問題は70問。

全問マークシート方式です。


三題も事例問題もあり、自分自身、ギリギリまで問題に取り組んでいた次第です。

一問あたり一分ちょっとで解答していかなければなりません。

また、公式テキストに出ていないであろう部分もあったため、自信のない解答も多々あった次第です。


今回の試験は第2回。

第1回の結果は合格率72%。

890名あまりの合格者が出ているということです。


合格のためには、テキストである「公認モチベーション・マネジャー資格ベーシックテキスト(新曜社刊・1900円+税)」を最低3回は読み込むことで大丈夫だと思います。

ベーシックであれば、直前一か月の集中学習で合格可能です。

基本教材は全八章なので、一日一章を読んで四回転させる・・・これにより合格圏内に入ることが出来るのではないでしょうか。


テキストの内容

第1章 モチベーションとは何か

第2章 内発的モチベーション

第3章 期待とモチベーション

第4章 目標とモチベーション

第5章 リーダーシップへのアプローチ

第6章 リーダーに求められるもの

第7章 対人コミュニケーションの基本

第8章 円滑なコミュニケーション


テキスト、レイアウト、ケースなどに工夫が凝らされた、なかなか充実した教材です。


学習のポイント

1.公式テキストを中心に学習する。

2.一回目は、ざっと全体をつかむ感じで、疑問点を飛びして読み進む。

3.二回目は、熟読。場合によっては、web検索で補完する。

4.同協会のホームページに出ている例題にトライしてみる。

  過去問が公表されていないため、これで出題傾向を探ります。

5.出題箇所は、おのずと限られるので、これらをしっかりと暗記する。

  特に、理論名、学者名は、正確に。


これでベーシックは大丈夫だと思います。


マズローやデシ、マグレガー、ハーツバーグ、ハックマンとオルダム、レヴインなどの学者の名前を問う問題も多数出てきます。

マネジメントや経営、組織にかかわっている人には、ぜひともお目通しいただきたい一冊です。

体系的な学習により、今までの知識を整理することが出来ます。


今年の最後の目標もクリア。

おいしいウイスキーで乾杯したいと思います。


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高齢社会検定試験 認定証が届きました 何とか合格!公式テキスト3回読みで合格です

2013年10月17日 | 資格・転職・就職

9月に受検した「高齢社会検定試験」の認定証が届きました。

Img_0920

合格通知と認定証が同封されていました。

今回、驚いたのがこの試験のロゴマークが出来ていたこと。

なかなか素敵なデザインです。

老人と孫、ゲートボール、働く高齢者、車椅子の老人、仲良し老夫婦、犬を連れた高齢者の6つのシーンを組み合わせたものです。

ちょっぴり嬉しくなるデザインでした。


今回の合格基準は、次のとおりである旨を記載されていました。


「以下の1、2を満たした場合、合格と判定する。

1.各科目50%以上(総論10点以上、個人編・社会編20点以上)

かつ

2.総合点65%以上(総合コース65点以上、個人・社会コースは39点以上)

次回、第2回試験の基準は変更される場合があります。」


今回は、総論20点/20点、個人編35点/40点。

総合点55点で何とかクリア。


この試験自体は、基本テキスト「東大がつくった高齢社会の教科書」を3回熟読すれば、合格点に達することが出来ると思います。


今回の学習で、高齢社会の概要や個人として取らなければならない対策や準備について学ぶことが出来ました。

生きていく上で役立つ知識・・・「高齢社会の教科書」を再度読み返してみたいと思った次第です。


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高齢社会検定の合格点は?記念すべき第一回の合格率は?予測してみました・・・7割正解?

2013年09月17日 | 資格・転職・就職

ブログを見た友人から、メールをもらいました。

「どんな人が、高齢社会検定を受けるの?」

なかなか良い質問です。


答えは、「物好きな人、時間と暇がある人」と回答しました(笑)。


自分もそうです。

この検定試験に合格したからといって、何のメリットもありません。


合格者には、「高齢社会エキスパート」という称号をいただけるようですが、

社会的評価や近所の評判レベルでは、まだまだという感じがします。


ただし、今回受験された方々は、超高齢社会に対して、かなりの問題意識のある人々だと回答した次第です。

世界最速の超高齢社会を迎えるニッポン。

個人、社会が、この事象をどのようにとらえるかによって、今後の日本が変わってくる・・・。

その危機意識をもとに高齢社会に対する取組み、対応策を個人、社会で高めていこうというのが、

今回の検定試験の背景にあると思います。

一見ピンチ、でもよくよく考えると世界最先端に立つチャンスでもあるわけです。

ここで産みだした仕組みやシステムを、日本に続いて高齢化が加速するアジア諸国に輸出することもできるのです。


今回の出題は、総論編20問、個人編40問、社会編40問。

すべて四択。

最低でも、それぞれについて65~75%の正解が必要なような感じがします。

一つでも60%以下があると不合格ということになると思います。


出題のほとんど全てが、「東大がつくった高齢社会の教科書」からの出題。

なかなかの良問で、解いていても楽しむことができました。

作問者の先生方に感謝です。


四択ということを考えると、最低でも、総論編で14問程度の正解、個人、社会編で28問程度の正解という全てをクリアした方が合格者だと考えています。

この前提で考えると合格率は70%程度になるのではないでしょうか。


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高齢社会検定試験を受けてきました 時間と余裕があれば、楽しい検定 超高齢社会と検定試験

2013年09月14日 | 資格・転職・就職

第1回 高齢社会検定を受検してきました。

記念すべき第1回です。

Img_0871

試験会場は、ちょっと敷居の高い東京大学駒場キャンパス一号館。

象牙の塔としてのシンボリックな威圧感が・・・。

Img_0870

試験会場には、文字通り老若男女・・・さまざまな方々が・・・。

少し女性が多かったような感じがしました。

試験監督は、二名の女性。黒のスーツを着たなかなかの威容。

おそらく東大大学院に在籍する才女か、東大高齢社会総合研究機構の研究員さん・・・。

賢そうな女性でした。


受験する方々もなかなかユニーク。


初老の男性(少しガラッパチ)、試験官に対して、ボヤきます。

「このマークシートの文字、小さくて読みにくいなあ。文字が小さくて薄いんだよなあ。」


この後ろに座る友人らしい中年の男性が言います。

「でも、場外馬券の投票券と変わらないんじゃねえの。」


試験会場、大爆笑。


受験者は、700名程度。

さきほどのガラッパチ親父さんは、瞬時に計算し検定試験の収入が500万円ぐらいあったことを吹聴されていました。

これまた大爆笑。

まだまだボケていないと思った次第です(笑)。


試験問題は、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読んでいれば、ほぼ回答できる内容。

応用問題はありません。

同教材を二、三回読んでいれば、8~9割正解できるという内容でした。


試験問題は秀逸。

東大の院生あたりが教授の指示で作問しているようで、問いの立て方が過去受験した様々な試験と比較しても、なかなか秀逸なもの。

背景を想像しながら解いていくことがなかなか楽しいひと時でした。

ありがとうございました。


高齢社会、いや正確に言うと、超高齢社会。

ニッポンの最大の課題とも言える社会問題です。

じわじわと進行するだけに、なかなか現実感のないのが本当のところだと思います。

40年後には、若者一人が老人一人を支える時代の到来です。


本当に一人ひとりが、自らのこと、周りのこと、社会のことを考えて意思決定していかなければ、大変な事態になると思います。

一人でも多くの人が、「東大がつくった高齢社会の教科書(東京大学高齢社会総合研究機構著・ベネッセ刊)」を読み、

まずは自身の在り方について考えていただく機会か増えればと考えています。


自己採点は、約8割。

10月半ばの発表を楽しみにしています。


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高齢社会検定の受験票が届きました 試験は9/14土曜日です  東京大学駒場キャンパスで実施 

2013年09月06日 | 資格・転職・就職

高齢社会検定に申し込みました。

試験日は、9月14日(土曜日)。

会場は、東大駒場キャンパス。


今日、メールと葉書で受験票が届きました。

結構、ドキドキするものです(笑)。


あと1週間、「東大がつくった高齢社会の教科書」を二回程度回していきたいと思います。


「高齢者検定試験」の内容

試験日        2013年9月14日(土)


受験コース   個人<総論+個人編>


受験会場      東京大学 駒場キャンパス 1号館113講義室(1階)


※会場へのアクセスは、添付ファイルをご確認ください。
※会場によっては空調の調整がきかない恐れがあります。温度調節ができる服装でご来場ください。


試験時間
<個人編>
11:50~12:00 説明(開場11:30)
12:00~12:50 試験
<総 論>
13:40~13:50 説明(開場13:20)
13:50~14:20 試験
<社会編>
15:10~15:20 説明(開場14:50)
15:20~16:10 試験


持ち物
受験票(このメールを印刷したもの)
筆記用具(HBまたはBの鉛筆、またはシャープペンシル・消しゴム)
腕時計(会場内に時計がない場合があります)


合否結果
2013年10月中旬頃より全受験者に合否通知を発送(郵送)致します。
※お申し込み後に住所等変更がある場合は、必ず運営事務局までご連絡ください。
※結果通知の送付先に変更がある場合は、試験日より1週間以内に事務局へメールにて
ご連絡下さい。以降にご連絡頂いた場合は、印刷の都合上、旧住所へ発送する場合が
御座います。必ず郵便局の転送サービスをご利用下さい。
※結果通知が11月上旬頃になっても届かない場合は、事務局までお問い合わせください。


試験当日の注意事項(必ずお読みください)
・会場内での喫煙は、ご遠慮ください。(一部全館禁煙の会場があります)
・試験開始より10分以上遅れた場合は入室(受験)できません。
・試験会場では試験官の指示に従ってください。
・試験中の途中退室はできません。
・併願の方は教室・座席を移動していただく場合があります。

禁止行為
・他の受験者に迷惑をかける
・電子機器等のアラームを鳴らす
・他の人物になりすましての受験
・飲食
・試験を妨害する行為
・不正とみなされる行為
・電子機器(電子手帳・多機能付時計・オーディオプレイヤー等)の使用
・その他試験上のルールを守らない 


上記の諸注意への違反及び禁止行為を行った受験者はその場で失格とし、退場して頂きます。
また、不正行為が発覚した場合は、合格認定後でも合格を取り消し、以後の受験をお断りする場合があります。
――――――――――――――――――――――――――――
お問合わせ先 
高齢社会検定試験運営事務局
TEL 03-3233-4808(10:00~12:00及び14:00~17:00 土・日・祝日を除く)
URL  http://www.kentei-uketsuke.com/gerontology/

※高齢社会検定は、一般社団法人高齢社会検定協会が主催する検定試験です。


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中小企業診断士合格法・・・後輩の不安に答える・・・診断士の試験は、あきらめなければ、必ず合格します

2012年04月10日 | 資格・転職・就職

今日の帰り際、職場の一回り年下の部下から質問を受けました。


「どうやったら診断士の試験に合格できますか?」


唐突の質問だったので、いろいろと立ち話をしてみると、将来への不安、公的年金の減額、雇用についての自信のなさ等々がズラズラ・・・と。


そうか若い人も、中高年以上に明日のことを考えているんだと妙に感心した次第です。


最初に資格を取ったからといって、決して将来のことは分からないし、雇用の安定につながるわけでもないことを説明。

診断士とかけて、「足の裏の米ツブ」という少し品のないジョークもあります。

「取っても食えない」からだそうです。


ただし、生涯にわたって勉強をし続けること、特に経営やマネジメントを追及し続ける中小企業診断士へのチャレンジは、自信にもなるし、今まで知らない未知の世界を学ぶことにより仕事の視野が拡大することを伝えました。

事実、診断士チャレンジの後に大きくキャリアチェンジする人がかなりの数、います。


その上で、中小企業診断士試験は、あきらめずにコツコツやれば必ず受かる試験であることも説明しました。

一次試験の7科目は、マンパワーかTBC受験研究会の通信教育を受講するか、書店でTACやマンパの本を購入し10回転くらい読み込むこと。

二次試験は、模擬試験を活用するか、通学制の講座を利用することを伝えました。


一般的には1000時間以上の勉強時間が必要と言われています。

1日二時間やって一年半といった感じです。


ストレート合格(一次試験から面接試験まで単年度クリアすること)を目指すのでなければ、コツコツと勉強のプロセスを楽しむことが良いような感じがします。

経営に関する知識が日々増えていくこと、二次試験の事例をクイズを解くよう楽しむこと、簡潔明瞭な文章でまとめる力をつけること、少し飛んだクリエイティブな発想をしてみること・・・その部分が診断士チャレンジのエンターテイメント部分だと思います。


また、診断士の世界は、アタマの良い人というより、真面目で何事もコツコツやり遂げる人の方が多いと思います(IQの高い人もきっと多いと思いますが・・・)。

企業に勤める企業内診断士が多数派で、更新研修やプロコン塾で共に交わることにより、自分の所属する業界以外の世界を知ることができます。

時間をかけてコツコツと・・・。

日常の仕事、ルーティンワークをキチンとしながら、診断士チャレンジをしてみては、と助言した次第です。


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メンタルヘルス・マネジメント検定試験合格法 受検する人が急増中・・・管理監督者必須の知識です

2011年12月22日 | 資格・転職・就職

大阪商工会議所のホームページを見ると、

メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験者数は、この5年で3倍に増えたとのこと。

それだけ、職場や組織でメンタルヘルスに関わる問題が増えているのだと思います。

の11月の試験を受検した時も、試験会場のロビーで団体様ご一行様が複数いました。

その会話からすると、会社の要望で止む無く受検しているといった状況でした。


試験合格だけなら、つまりⅡ種、Ⅲ種で70点以上とるだけなら、以下の2点だけで、ほぼ大丈夫だと思います。


1.勉強時間をトータルで50時間確保する。


2.過去問題集を少なくとも3回繰り返す(皿回し学習)


特に、中央経済社の過去問題集はお勧めです。

書店で平積みになっていますし、現在すでに新年度版が出ています。


そして、時間があれば公式テキストにざっと目を通すと完璧です。

過去問で出来なかったところ、理解しづらかった所を公式テキストで確認するというスタンスでOKです。

特に、図や表からの出題もあるため、読み飛ばしがちな公式テキストの図や表をマーカーでチェックすることも効果的です。


ただし、50問中、公式テキストに記述がないであろう設問が5%程度はあるようですし、また、重箱の隅的出題も10%以上あります。

逆に言うと、ここは捨てても大丈夫。

鉛筆ころがしでも、「3」にマルをつける・・・でも正解確率は25%です(笑)。


通信教育であれば、産業能率大学のものが良いと思います。

Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種ともポイント集がついており、公式テキストの重要ポイントをコンパクトにまとめています。


一方、Ⅰ種は合格率10%の難関。

勉強時間は、最低でも100時間は必要だと思います。

択一式は、上記2の過去問回しでOK。

そして問題は論述式です。

一時間で1000文字を埋めなければならないとのこと。

これは、論点をまとめたり、下書きをする暇はなく、いきなり書き始めてやっと升目が埋まる・・・そういう条件です。


であれば、過去問を分析して20から30のテーマを設定。そ

れぞれに公式テキストを参考にして自ら論述し、そのキーワードを覚えることが良いと思います。

中小企業診断士の以前の試験科目にあった中小企業対策(チュータイ)方式です。

場合によっては、自分で書いた模範解答1000文字をほぼ丸暗記することが良いのではないでしょうか?


皆様のご健闘をお祈りしています。


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メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種 合格通知が届きました・・・マネジメントの実務に役立てます

2011年12月19日 | 資格・転職・就職

11月6日に受検したメンタルヘルスマネジメント検定の合格通知が届きました。

大阪商工会議所名の封筒は、「重要書類在中」の朱文字。

しかしながら、封筒は妙に薄い。

ひょっとして不合格???


開封してみると模範解答と点数、そして合格証が添付してありました。

が、合格証は、紙製で台紙に糊で仮止め状態、少しショボい感じです。


合格率は、40.2%。

今年は、少し難易度が高まったようです。


なぜか嬉しくてビールで一人乾杯。

今年の最後のミッションをコンプリートです。

ただ、次回の試験からは、もっと実務的、職場の中で役立つ設問を大阪商工会議所に要望したいところです。

職場での管理監督者からのケアをもっともっと十分なものとするために・・・。


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2011.11.11 メンタルヘルスマネジメント検定の解答速報・・・メンタルヘルスというよりは国語の問題です

2011年11月11日 | 資格・転職・就職

11月6日に実施された大阪商工会議所主催で実施されたメンタルヘルスマネジメント検定の解答例が、日本マンパワーから発表されました。

2011年11月11日の1が6つ並ぶ記念すべき日です(笑)。


受検したⅡ種の自己採点したところ、誤答が10個。

100点満点のうちの80点です。

70点以上で合格ですので、とりあえず一安心。


が、同試験の出題には、試験当日悩まされました。


問題文を読みながらアタマを抱えられた方も多かったと思います。

公式テキストがあり、ここから出題とはいうものの、ほとんど日本語のテストという出題が多々ありました。

公式テキストを読まずに受検された方は、何を問われているのか分からないという出題が5問程度あったと思います。


重箱の隅をつつく問題、基本的な理解から正解に結びつきにくい問題、現場で働く人にとってさほど問題とはならない問題・・・。

学んだこと、標準テキストで読んだポイントが現場ではあまり役立ちそうにない出題・・・。

作問される方も大変だとは思いますが、ここはちょっと問題だと思います。


公式テキストをキチンと読みこんで、80点前後の得点をとれる、そんな検定にしていただきたいと思いました。

前回のブログでも記述させていただいたように、やはり主役は、メンタルヘルスを害して職場への適応に苦しむ人々・・・。

この方々が救われる職場づくりに結びつく問題にしていただきたかった問題であってほしかったです。


職場のメンタルヘルス問題は、研究テーマの一つ。

めざせ100満点。

引き続き地道な努力を積み重ねていかなければと考えている今日この頃です。


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メンタルヘルスマネジメント検定(Ⅱ種・第11回)を受けてきました・・・商工会議所のミッションを果たせ!

2011年11月07日 | 資格・転職・就職

昨日11月6日(日曜日)、メンタルヘルスマネジメント検定を受験してきました。


この検定は、大阪商工会議所主催で実施されている検定試験。

簿記検定や販売士検定等と同様の商工会議所主催の検定試験です。

人事労務担当や経営サイドのⅠ種、ライン管理職を対象としたⅡ種、自分自身をセルフマネジメントするⅢ種試験の3つのカテゴリーに分かれています。

私が受検したのがⅡ種。

ラインマネジャー向けの検定です。


今から3年前、私が所属する組織の人事部主催でメンタルヘルス教育の一環として管理者全員受講で実施した通信教育。

産業能率大学のメンタルヘルスマネジメント検定受検Ⅱ種対策コース。

大阪商工会議所編著のテキスト、過去問題、重要ポイント集、リポートで構成された通信教育コース。

無事、修了。

やっと時間が出来た今年、受検する運びとなりました。


試験会場に着くと、ロビーや試験会場でテキストを開く人々多数。

結構驚きました。

大阪商工会議所のプレスリリースによると過去最大の受検者数。

一万一千人を超えたとのこと。


企業を取り巻く環境変化の中で、組織の中で働く社員には、多大なプレッシャーがかかり、うつ病をはじめとする精神的な病気に罹患する人々が増大しています。

私の知人もうつ病にかかった友人がいるのですが、それはもう大変つらそうな状況でした。


ロビーでは、大企業の管理監督者のような方々が立ち話。

「勉強しなかったなあ」「会社の指示だからしょうがないなあ」・・・といった会話。

過半数の人々が、強制的、半強制的に受検されているような印象をうけました。


しかしながら、

ある意味、この「メンタルヘルスマネジメント」検定は、意味あるものだと考えています。

現実、企業内でメンタルで苦しむ人々が多々いるからです。


が、実際の検定試験の問題は、国語の問題、そして知っているか知らないかを試す知識問題が中心であり、クイズを解くような印象を受けました。

標準テキストに記述してあることから無理やり(!?)問題を作っているということもあり、問題文書がかなりヘン!?それがラインケアにどれだけ関係しているのかという観点からも大きく?・・・ちょっと疑問です。


ラインマネジャーを対象としているのであれば、部下が「いつもと違う」状況になった場合、具体的にどのような対応をするかが明快に答えられることがメインになると考えます。

しかしながら、これに関連した問題は二問程度。

細かい知識問題を問うよりも、管理監督者として何をしなければならないかをキチンと問うべきだと考えました。

現状の試験問題では、Ⅱ種試験に合格していたとしても、現場でのマネジメントは???だと思います。


試験問題は、偉い学者の先生方が作成されたものとは思いますが、メンタルヘルスの問題が起こっているのは、現場。

現場基点に本当にメンタルヘルスを健全なものとし、ワークライフバランスを実現するためには、現場視点が大事で知識レベルは二の次ということです。

偉い学者の先生方の作られる問題、ぜひご覧いただければと考えます。


さらに言うと、商工会議所の使命は、中小企業の振興

大企業対象の上から目線ではなく、原点に回帰し、中小、零細企業の従業員が救われる・・・そういう出題になればと考えました。

商工会議所や商工会も昭和の時代とは異なり、その存在意義が問われています。

会費を取り運営されている商工会議所、検定試験の問題コンテンツから、現在のその体質がよ~く見えてきました。


金儲けの検定試験ではなく、本当に中小企業の従業員のためになる施策を期待しています。

でなければ、次なる事業仕訳の対象になると思います。


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