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八ヶ岳の麓 ログハウスの宿 Tombouctou 徒然記

八ヶ岳の麓、標高1,300mの富士見高原にあるログハウスの宿のオーナー雑記帳
地域情報、ガーデニング、グルメ、お出かけ

入笠山にスノーシューでお出かけ

2016-03-15 22:25:34 | 旅行

今年2回目の本格的な積雪となりました。1月18日に60cmほどの積雪があった後、降っても数センチで直ぐ融けような雪しか降っていませんでした。

昨日の積雪で20cmぐらいは積もりました。

天気も良いので、入笠山にスノーシューで登ることにしました。

 

 

荷物を車に積んでお出かけです。

 

スノーシューはパノラマスキー場で借ります。スノーシュとストックで2,000円です。靴も借りると2,500円です。靴はトレッキングシューズに防水スプレーして使いました。

昼過ぎに出かけたので、14時過ぎにパノラマスキー場のゴンドラの山頂駅に到着しました。山頂駅から入笠湿原を経由して入笠山に向かいます。

 

入笠湿原のすずらんの群生している斜面をスノーシュで歩きます。皆さん午前中に登った様で、誰も登る人はいません。

 

  

 

 林の中へ進みます。午前中の跡があるのでその跡をトレースしていきます。

 

 15時30分に入笠山の山頂(標高1955m)に到着。ゴンドラを降りてから1時間30分で山頂です。

正面は八ケ岳です。今日は八ケ岳の阿弥陀岳で雪崩で死亡事故があったようです。合掌。

 

 

 スキー場の名前にもなっているパノラマ状態です。こちらは富士山です。

 

 

 富士山の隣には、南アルプスが見えます。 今日は北アルプス方面は雲で見えませんでした。

 

山頂に着いたのが15時30分でしたので、ゴンドラの最終に乗り遅れない様に直ぐに下山を始めました。上りは岩場を迂回したルートでしたが勾配が急です。下りはそのルートは止めて岩場のルートにしました。勾配が緩いので安全です。

ゴンドラ山頂駅に向かう途中の入笠湿原の案内板を見たら、ゴンドラの最終は16時30分でした。17時だと思っていたので慌てました。あと17分しかありません。ゴンドラに乗れなかったら3kmのダウンヒルコースを歩く羽目になるかもしれません。最後はかなり急ぎ足で歩き、16時27分に到着。

 

最後の急ぎ足が疲れた。ゴンドラの中では汗が冷えて寒くなりました。

 

 帰りは ゆーとろん で汗を流して帰りました。この温泉は小さいけれどもかけ流しです。硫黄系の泉質です。

 

 


天気が良いので横谷渓谷の氷瀑を見に行きました

2015-02-17 00:16:16 | 旅行

今日は天気が良いので久しぶりにドライブがてらのお散歩に行くことにしました。

 鉢巻道路から富士山も良く見えました

 

何処にしようかと思案しましたが、この時期ならではの横谷渓谷の氷瀑に行くことにしました。氷瀑は横谷渓谷の渓流や断崖に出来る氷の自然造形です。

 

横谷渓谷に行く途中、蓼科山~北横岳

 

宿から車で30分ほどで横谷渓谷の入り口に到着です。 

 

 

横谷渓谷の入り口付近の道は踏み固められています。

 

氷瀑が一番よく見えるのは屏風岩付近です。

 

 

 

 

 

歩き始めて20分ほどで屏風岩に着きます。

 

数メートルから10メートルぐらいの氷柱が崖から垂れ下がっています

 

渓谷の川には雪が折り重なるように積っていました

 

渓流の水飛沫が岩に凍りついています

 

 

 

 

 

屏風岩の付近では圧雪されている部分が狭くなっていますが、持参したスパッツを使わないで済みました。

 

 

渓谷の入り口にある乙女の滝、滝つぼからの水飛沫が凍っています

 

乙女の滝

 

約1時間程の雪中の散歩を楽しみました。今日は天気が良く、昼間は横谷渓谷でも+1度ぐらいはあった気がします。

時計を見ると午後2時近くになっていました。みつ蔵や黙坊などの蕎麦屋はそろそろ閉まる時間です。諦めて、車山方面にドライブしました。白樺湖を過ぎたあたりから路面には雪が残っていました。

 

車山付近からの八ケ岳の眺め

 

車山付近の雪原、今日は空が青かったです。

未だ昼飯を食べていなかったので、エコバレー近くの利休庵に行くことにしました。ここは夕方まで通しで営業しているので午後遅くても蕎麦が食べられます。

 

 麦わら屋根には1mぐらいの積雪、この辺はやはり雪が多いです。

 

 今日は黒天ぷらそばにしました。天ぷら粉に蕎麦が使われているので黒っぽいです。ボリュームがある天ぷらで少し胃に堪えました。

ここのかき揚げは巨大です。以前に食べた時にはその日の夕食が食べられませんでした。

 

 

帰宅途中、八ケ岳の阿弥陀岳が綺麗でした。しかし、先週には大学生2名が遭難死しました、合掌。

 

遠くには北アルプスの山並みが見えました。

 


初めてスノーシューをしました

2015-01-29 21:05:53 | 旅行

昨日は入笠山を散歩しましたが、今日はスノーシュにトライしてみました。

初心者なので平地を歩くことにしました。清里観光協会でスノーシューを1,500円で貸してくれることを思い出し、初心者でも簡単な清泉寮のスノーシューコースを歩くことにしました。

清里に向かう途中、八ヶ岳が綺麗でした。富士見から見るのとは雰囲気が違います。

 

昼過ぎに宿を出発して、30分ほどで清里駅前の観光協会に着きました。そこでスノーシューを1,500円でレンタルして清泉寮のファームショップ前に駐車しました。

 

清泉寮ファームショップの駐車場でスノーシューに履き替えました。

 

簡単に履けました。靴はハーフカットのトレッキングシューズ、その上にゴアテックスのスパッツを付けました。

 

ファームショップ前からスタート、牧草地脇の小道を歩きます。

 

表示も有るので分かりやすいです。以前にもこのコースは靴で歩いているので道は良く分かっているので心配ありません。

 

牧草地の向こうには富士山が見えました。手前は茅ケ岳です。

 

この小道にはいろいろな野鳥や鹿などの動物が現れます。

 

チョット林の中に入ると獣道です。鹿の通り道ですね。スノーシューなので雪が深くても大丈夫です。

 

清泉寮のヤマネミュージアムの前まで来ました。現在、冬眠中のヤマネが観察できるそうです。今日は時間がないのでパスしました。

 

 

1時間ほど歩き回ってファームショップまで戻ってきました。少し遅いランチにしました。

スノーシューも大分慣れたので、次回はバックカントリーにでも出かけたいものです。

 

ファームショップでは新メニューの山賊焼きのランチとオーガニックドリックバーをオーダーしました。〆て1,350円でした。

山賊焼きは松本から塩尻あたりでよく見る料理で鶏肉をニンニク醤油に付け込んでから揚げにしたものです。

オーガニックドリックバーには清泉寮のジャージー牛のミルクもあります。ここではいつもジャージー牛のホットミルクで入れたミルクティーを頂くことにしています。ジャージー牛のミルクは濃厚で美味しいです。清泉寮名物のソフトクリームの原料です。

 

ファームショップでランチをした理由の一つは、ここのレシートをスノーシューを返す時に観光協会に提示すると1,000円がキャッシュバックされるからです。他のお店でも協賛しているところのレシートでキャッシュバックがOKだそうです。協賛店のリストは観光協会にあります。

 

結果、本日の出費は以下でした。

スノーシューのレンタル  1,500円

ファームショップのランチ 1,350円

キャッシュバック     -1,000円

合計  1,850円でした。

今日はダブルEの楽しい一日でした(エコロジカル、エコノミー)。

 

 

 

 


雪の入笠湿原をお散歩

2015-01-29 11:24:16 | 旅行

今日の朝は今シーズンで一番の冷え込みで、氷点下13度ぐらいまで下がりました。昨夜は晴天で星が大変綺麗で放射冷却が起こっていました。

昨日も天気が良かったので、久しぶりに散歩に出かけることにしました。どこに行こうか考えた結果、宿のテラスから見えるパノラマスキー場のゴンドラに乗って歩いてみることにしました。

 

 

宿のテラスからパノラマスキー場を望む(1週間前の写真です。昨日は少し山頂に雲がかかっていました。)

 

車で20分ほどでパノラマスキー場に到着です。

 パノラマの下の方の子供向けゲレンデ、最近は子供向けにも力を入れている様です。小学生のスキースクールが行われていました。

 

 

 

 

ゴンドラに乗って山頂駅に向かいます。殆ど待たずに乗れます。40年ぐらい前はどこのスキー場でも1時間ぐらい待った記憶があります。

 

 

 

八ヶ岳も山頂は雪雲の様です。写真の八ヶ岳の麓が宿の場所です(白い雪が見えなくなる標高です)。

 

 

 

 

 ゴンドラから降りて入笠山ハイキングコースの看板の場所から歩きはじめました。

 

 

富士山も林の間から顔を出しました。 

 

 

 

ハイキングコースの林道の林の隙間から諏訪湖や霧ヶ峰が見えました。遠くに雲に隠れや北アルプスが見えます。

 

 

 

 

 ハイキングコースは人のトレースが有るので迷う心配はありません。ミドルカットのトレッキングシューズで問題なかったです。

 

 

 

 

 

 樅の木に雪が付いていますが、片方だけに霜の様に成長しています。風の影響でしょうか?

 

 

 

 

 暫らく林の中を歩くと入笠湿原の入り口に着きます。冬季は雪で覆われているためどこでも歩くことが出来ます。

 

 

 

湿原をスノーシュで歩いている方がいました。

 

 入笠湿原から入笠山山頂までは50分(グリーンシーズン)。グリーンシーズンでしたら小学生でも登れます。

 

 

 

 

 入笠湿原から入笠山の登山口にあるマナスル山荘に向かいました。

 

 

入笠山のお花畑、スノシューで入笠山に登る方が10人ぐらい見えました。山頂は雲にかけれています。風も強そうです。ここの気温は-10度ぐらいです。

 

 

 

 久しぶりの散歩で少し疲れたのでマナスル山荘でお茶にしました。

 

今日はここまでにして帰ることにしました。天気が良い中で雪の上を散歩するのは大変気持良かったです。富士見町のスキー場は晴天率が大変高く、晴れの日が多いのでトレッキングやスノーシュには最適です。

今度はスノシューで入笠山にトライしたいです。

調べたら、パノラマでスノーシュ体験ができます。

1、パノラマスキー場のモンベルの体験コース 8,000円 (日曜日限定)

2、パノラマスキー場でGAOスノーシュ体験 2,500円+ゴンドラ料金

 

 

 

 ゴンドラの山頂駅から望む甲斐駒ケ岳

 

 

 

 

 

 帰り方、スキー場の人工降雪機が見えました。近寄って見てみました。

先端に細かな水を噴射するノズルが沢山ありました。最近の人工雪はパウダースノーで大変良質です。40年程前に首都圏に唯一有った狭山の人工スキー場はかき氷のような雪(氷)で転ぶとビショビショになった記憶があります。大変の進歩です。どんな仕組みなのでしょう? 過冷却の水と空気などの気体を圧縮して、一気に噴射して断熱膨張で温度を下げるのでしょうか(冷蔵庫のコンプレッサーのような機構?)?

 

 

 

 

 

 

 


ポール・ラッシュ祭・八ヶ岳カンティフェア

2014-10-20 21:13:06 | 旅行

清里の清泉寮で開催されたポール・ラッシュ祭に今年も行ってきました。

日曜日の午後にドライブがてらに出かけました。

宿の前の鉢巻通りも桜やモミジの紅葉が始まっています。今年は例年より早く色付きましたが、紅葉の進行がゆっくりの様です。

 

 宿の前の鉢巻道路も桜の紅葉が進んでいます。今月下旬から来月上旬がピークになりそうです。

 

 

 近所のヨドバシカメラ研修所のゴルフのショートコース付近も紅葉が始まっています。ここにはテニスコートパターゴルフのコースもあり一般の方も利用できます。

 

 

八ヶ岳も少しずつ色が変わってきています。

 

 

会場の付近は車が渋滞していました。私は北杜市市営駐車場に車を停めて20分ほど散歩を兼ねて歩きました。

 

 

 

会場には沢山の人とお店が出ていました。正面は八ヶ岳です。

 

 

富士見町の美味しいケーキ屋さん・キャトルセゾンも出店していました。

 

 

豚肉モモのローストも美味しそう

 

 

取れたての大根や白菜も売っています。

 

先日、ランチしたイタリアン、モリモト。鹿肉のミートソースのペンネを頂きました。コクのあるソースでした。

 

 

手作りのクラフトのお店も沢山出店していました。

 

ポール・ラッシュの出身地のケンタッキー州からも毎年クラフトのお店が出ています。

 

 

 

ステージでは演奏や踊りなどが行われます。

 

 沢山食べてお腹が一杯になったので清泉寮のアイスクリーム売り場の前のベンチで日向ぼっこ。今日は靄で正面に見えるはずの富士山が見えませんでした。

 

 


紅葉ドライブ 御射鹿池~横谷渓谷

2014-10-16 11:21:10 | 旅行

昨日は朝方は陽が出ていたのですが、そのうちに雲がかかってきました。出かけようか迷ましたが天気がもちそうなので午後から紅葉ドライブに出かけました。

白駒池は終わっているだろうし、あまり時間も無いので御射鹿池(ミシャカイケ)から横谷渓谷を周ってみることにしました。

 

宿から御射鹿池までは車でエコーライン、湯みち街道経由で40分ほどです。御射鹿池はシャープの吉永小百合のCMで有名になりましたが、東山魁夷の絵「緑響く」のモデルとなった場所でもあります。

池に到着すると平日の小雨の中でも10人以上の写真愛好家がカメラを構えていました。写真撮影ツアーらしき観光バスも停車していました。最近は中高年の写真愛好家が目立ちます。

 

小雨の中、霧で幻想的な雰囲気でした

 

 

少し霧が晴れてきました

 

 

 湯みち街道の道端には奥蓼科へ湯治に行く人たちの安全と感謝を込めた観音様が沢山残っています。

 

 

 御射鹿池の少し先に明治温泉があります。明治温泉の脇は横谷渓谷トレッキングの上流側の入り口です。

 

 

 

 

明治温泉に下っていく途中の道端に柳原白蓮の歌碑が有りました。立て看板が新しくなっていたのはNHKの「花子とアン」の影響でしょう。白蓮は晩年に蓼科に別荘を建てて避暑に来たそうです。

 

 明治温泉に下る坂道の途中、霧の中から横谷渓谷の渓流が見えてきました。

 

 

横谷渓谷、おしどり隠しの滝の周辺、向こう岸に渡るための橋が取り外してありました。台風で増水したためでしょうか?

 

明治温泉付近の渓谷、紅葉が綺麗です。

 

 

足元が濡れて危ないので山道に入らずに、車で横谷観音に向かいました。王滝は霧の中でした。

 横谷観音の前の紅葉が綺麗でした。

 

夕方は気温が6度ぐらいまで低下して寒い一日でした。朝方は3度ぐらいまで冷え込みました。紅葉は横谷渓谷あたりの標高が今週末に見頃になりそうです。

 


飯盛山にハイキング

2014-10-03 21:00:02 | 旅行

お手軽に登れる飯盛山にハイキングに出かけました。

飯盛山は野辺山にある標高1643mの花やパノラマが楽しめる山です。宿から車で40分ほどで到着です。

登るルートは幾つかありますが、一番お手軽のは平沢峠の無料駐車場に車を停めて登る方法です。駐車場から1時間弱で頂上に着きます。今回はここから登ることにしました。

 

 平沢峠の無料駐車場、公衆トイレもあるので便利です。既に数台の車が止まっていました。幼稚園ぐらいのお子様二人をお連れしたご夫婦も歩く準備をしていました。正面に見える八ヶ岳は雲に隠れていました。

 

 

最初は少し傾斜がある登山道です。

 

 

眼下に野辺山の国立天文台の宇宙電波観測所が見えます。ハイキングと組み合わせて見学するのも良いですね。

 

 飯盛山はお花も沢山見ることが出来ます。今回はマツムシソウやリンドウが沢山咲いていました。

 

 トリカブト

 

 

 ヤマラッキョウ(山辣韮、学名:Allium thunbergii)、

 

最近庭に植えた球根のアリウム・丹頂(Allium sphaerocephalum)に良く似ています。

 

アリウムはネギ属で鹿に食べられるのでいつの間にか無くなります。 

 

 

ウスユキソウの仲間? 

 

 

リンドウ

 

 

 マツムシソウとリンドウ

 

 

 

 マツムシソウ、山頂に近い日当たりの良い場所に群生していました。

 

 

 ワレモコウ

 

 

 カワラナデシコ

 

 

飯盛山の山頂が見えてきました。お椀を伏せた形で、名前の由来です。 

 

 

 飯盛山は清里駅からも野辺山駅からも歩いて行けます。

 

 

飯盛山の山頂 

 

 

 遠くに富士山も見えます。

 

 

帰りは幅広な草原のような場所を下りました。後で分かったのですが、閉鎖した野辺山スキー場のゲレンデ跡でした。

 

 

紅葉も始まっていました。 

 

 

マユミの実も沢山ありました 

 

 


上高地をお散歩

2014-09-30 21:54:02 | 旅行

先週の平日、天気が良い日が続いたので今年2回目の上高地に出かけました。

宿を8時30分に出発して諏訪南ICから中央高速に入りました。途中、諏訪湖SAのスタバでコーヒータイムをとり、松本IC経由で沢渡まで2時間ほどです。

沢渡からはタクシーか路線バス上高地に入ります。今回は4名だったのでタクシーにしました。片道4,200円です。3名までですと往復バスチケットの方が料金が安くなります。

平日は観光バスも上高地まで入れますので、大正池から河童橋の間は人出が多いそうです。そこで、今回もバスターミナルまで行き、そこから上流の徳沢まで往復することにしました。

 

 途中、大正池で写真を撮れるようにタクシーの運転手さんが止めてくれました。大正池から穂高岳方面。

 

 大正池から焼岳を望む

 

バスターミナルに着くと観光バスが沢山停車していました。 前回と同様に中国語のお客様が目立ちました。長野県でも外国人観光客数が昨年は過去最高だったそうです。

 

 

この時期は平日は観光バスツアーの人も多く、河童橋では皆さん記念撮影です。

 

 

河童橋から梓川の左岸を歩いて明神まで進みます。左岸の方が少し距離が短くて山も少し見えます。右岸は水辺の景色が綺麗で板張りの歩道が多いです。

 

右岸から明神岳を望む、紅葉が少し始まっています。

 

 

サラシナショウマ

 

明神橋から明神岳(穂高岳)を望む

 

 

上高地に来るといつも立ち寄る嘉門次小屋、今回も岩魚の塩焼きを食べました。炭火で30分以上焼く岩魚は骨まで軟らかく食べれます。

 

 

 

明神池も少し色付きは始めました。

 

明神の嘉門次小屋で昼ごはんと休息をとった後、徳沢に向かいました。明神から上の方に行く人は、装備や服装から登山のお客様が目立ちます。

 

 

 

 山肌に黄色の部分が目立ってきました。

 

 

 大亀の木 

 

 

ミヤマカンボク(明神館前)

 

 

 

 トリカブト

 

 

 マムシ草の実

 

 

梓川の上流方面、秋らしい雲です。

 

 

 

 

 

 歩きながら上を眺めれば黄色と赤の紅葉(明神→徳沢)

 

明神から1時間ほどで徳沢に到着です。

 

 徳沢園からの眺め

 

徳沢で暫らく休憩して来た道を下りました。

 

 明神館前のコリンゴ(コナシ)の実を食べる猿

 

 

明神から河童橋までの帰りは行きと反対側の右岸を歩きました。

今回は11時から17時過ぎまでバスターミナルから徳沢まで休み休み歩きました。天気も良く清々しい上高地の一日を楽しみました。来週ぐらいからは紅葉も本格化して大変込み合いそうです。

上高地の帰り、波田の日帰り温泉で汗を流しました。小さな地元の人向けの温泉で肌がツルツルになりました。

その後、以前入って気にいった松本のレストランで夕食を食べて帰ることにしました。

 

 


馬篭と妻籠のウォーキング

2014-09-05 22:21:17 | 旅行

すやで甘いものを食べた後、馬篭と妻籠に向かいました。今回は二つの宿場町の間を歩くことが主な目的です。

 

中津川に近い馬篭に向いました。車を駐車場に入れて先ずは馬篭をぶらり歩きです。

 

 前にも見たことがある水車小屋、中には新しく小型発電機が接続されて電気を作っていました。

 

小さな発電機が稼働していました。

 

 

馬篭でも萩が満開です。

 

馬篭の街を下から上に歩いて、休んでいると妻籠行のマイクロバスが来ました。丁度良かったのでマイクロに乗って妻籠に行き、妻籠から歩いて帰ることにしました。

マイクロバスで20分ほどで到着です。途中、乗りながら峠の勾配が結構あることに気が付き、内心少し不安になってきました。

 

妻籠の街並み、馬篭より古い家が多いような気がします。

 

妻籠の街並み歩きを簡単に済ませ、歩いて帰る算段と万が一途中でギブアップした場合に未だマイクロバスがあるのか確認しました。幸い、ギブアップした途中でも最終バスに間に合いそうだったので、歩いて帰る決心がつきました。

観光案内所では2時間半から3時間と言われたので、何とか6時前には馬篭まで着けそうです。あとは雨が降らないことを祈るのみです。

 

妻籠から馬篭までは旧中仙道の馬篭峠を7.7km歩きます。高低差は妻籠からは400m程登り、その後200m程下ります。高低差を考えたら馬篭から妻籠に向って歩いたほうが楽だったことに気が付きましたが後の祭りです。

峠道を歩き初めて直ぐに、馬篭から歩いて来た年輩の女性に会いました。挨拶してどれぐらい時間かかりましたかと尋ねると、2時間半とのことでした。やはり、こちらからは3時間かかりそうです。また、少し不安になってきました。

 

 旧中仙道、ところどころ石畳になっています。

 

道沿いには所々で渓流が流れていました。川底には新しい砂が堆積しており今年の夏の大雨の影響と思われます。

 

 

所々には熊避けの鐘が設置されており、鳴らして歩きます。

 

 

やっと馬篭峠に近づきました。妻籠から5.5kmの登り道でした。これから2.2kmの下り道です。

 

馬篭峠の頂上です。

 

 

なんとかゴールが見えてきて、周囲の花を見る余裕が出来てきました、数種類のアジサイが咲いていました。

 

 

集落の近くでは細葉鉄砲百合(高砂百合)が咲いていました。夏から秋に咲く百合です。

 

 

馬篭峠を下ると視界が開けて中津川の町が見えてきます。馬篭のある旧山口村は2005年に長野県から岐阜県の中津川市に合併しています。県を越えた合併は珍しいですが、地理的にも経済的にも中津川に近かったのでしょう。

 

 

 馬篭に戻ると、既に町の人通りは無く静かな佇まいを見せていました。妻籠から馬篭まで山道を歩いて2時間少しで到着しました。案外早く着くことが出来ました。

今日は結構頑張ったと自己満足しました。これから、夕食と温泉に立ち寄って帰ります。

 

 

 


梅雨の合間の上高地トレッキング

2014-06-11 09:57:31 | 旅行

昨日、梅雨の合間に上高地にトレッキングに出かけました。

天気予報では、午前中は曇りで一時晴れ、午後は雨が降り出すとのことでした。雨具を用意して出発しました。

宿を7時45分に出発して、諏訪南ICから松本ICまで高速を使い、沢渡に9時15分ぐらいに着きました。渋滞もなく1時間30分のドライブでした。沢渡(さわんど)の駐車場に車を止めてタクシーで上高地に向かいました。今回は4名なのでバスでもタクシーでも料金はあまり変わりません。 上高地バスターミナルまで4,200円です。

 

タクシーの乗り場で運転手さんが向かいの山の崖にカモシカがいると教えてくれました。遠いので豆粒ぐらいにしか見えませんが、動いているので動物と分かります。

  

 写真を撮って家で拡大してみたら確かにカモシカでした。

 

 

 上高地のバスターミナル、団体バスツアーの中国語のお客様が目立ちました。

 

 

 

バスターミナルにはズミ(コナシ)が咲いていました。

 

今回はバスターミナルから梓川の上流方面を明神から徳沢までゆっくり歩くことにしました。時間にして4時間~5時間、休憩も入れて6時間程度の予定です。

 

 河童橋からは山の裾野しか見えません。雨が心配ですが、午前中は何とかなりそうです。

 

 

河童橋から明神に向けて歩きます。予想ほど雨に濡れていませんでした。

  

 

 ツマトリソウ(サクラソウ科)、ニリンソウに花が似ています。

 

 

 

レンゲツツジ、痙攣毒があるそうです。蕾が蓮華の形から命名。

 

 

 カラマツソウ

 

 

 

 天気の方も少しずつ雲が上がっていきました。

 

 

 

 

 

 

ズダヤクシュ(喘息薬種、学名:Tiarella polyphylla、ユキノシタ科)、長野県などでは喘息の薬として用いられたのが由来。ズダとは喘息の方言だそうですが真偽は不明です。この花、先日宿に植えたティアレアに似ていますね。学名(Tiarella)を見て近縁種であることが分かりました。

 


クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草、学名:Paris verticillata )は、ユリ科ツクバネソウ属の多年草。衝羽根とは羽子板の羽根の事、花の形が似ていることから命名。


 

 

 

オオタチツボスミレ? イブキスミレ(伊吹菫)?

 

 

ラショウモンカズラ(羅生門葛、シソ科)



 名前不明な花

 

 

 

猿も人間を恐れていません。未だ襲うことは無いようですが、餌をあげたり食べ残しを道端に捨てたりするのは厳禁です。タクシーの運転手さんは、石を投げて追い払った方が良いと言っていました。チョット可哀そうですが人間と野生動物の両方に良いのかもしれません。

 

 

 

ツバメオモト (燕万年青、ユリ科)

 

 

 明神の嘉門次小屋で昼食・休憩

 

 

 

 囲炉裏で焼いた塩焼き岩魚と蕎麦を食べました。囲炉裏で焼いた岩魚は骨まで食べれます。

 

 

 

クリンソウも未だ咲いていました。

 

 

 お昼の明神橋あたり、雲が少し晴れてきました。天気がもつと良いのですが。明神から更に上流の徳沢に向かいます。

 

 

 

 エゾムラサキ(蝦夷紫、ムラサキ科ワスレナグサ属)、ワスレナグサと良く似ています。下は群生しています。

 

 

 

 

もう少しで頂上も見えそうですが。

 

 

 シャクナゲ、もう散りかけでした。

 

  

イワカガミ(岩鏡)、岩場に良くみられて鏡のような光沢ある葉から命名。

 

 

ヤマシャクヤク、環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

 

 

サンカヨウ(山荷葉)、実は甘く食用になるそうです。

 

 

 

 

徳沢のキャンプ営巣地のウワミズザクラ

 

  

 ウワミズザクラの花、花弁は散っています。桜とは思えない花の咲き方です。

 

 

ハシリドコロ(走野老、Scopolia japonica)、有毒植物で食べると走り回るように錯乱すること、根がトコロに似ているため命名。地上から芽が出る時にフキノトウと似ているため間違って食中毒を起こすことがあるそうです。

 

 

 ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)、名前の如く薬草だそうです。半寄生植物なので栽培は困難だそうです。私の宿のある富士見高原でも良く見かけます。

 

 帰りに雨が少し降り出したのでビジターセンタで雨宿りと休憩をしました。休んでいる間に雨も上がりました。

 

 帰り際の河童橋、雨が上がって少し雲が切れてきました。

 

河童橋から更に大正池まで歩いてから帰ろうと思いバスセンターまで行くと、雨がまた降りだしました。少し待ってみましたが雨が本降りになってきたので今日はこれで帰ることにしました。休息時間も入れて6時間ほどの上高地トレッキングでした。

梅雨の合間の上高地でしたが、結局雨具は一度も使うことなく濡れもしませんでした。ラキーな一日でした。

帰りに平湯に立ち寄って温泉で体を温めて帰路につきました。

 

 

 


白駒池までドライブ

2014-06-02 23:27:15 | 旅行

天気が良い日が続いているのでお散歩に行きたくなりました。

今日は白駒池までドライブして池の周辺をお散歩しました。宿からメルヘン街道経由で50分ほどで到着です。

 

メルヘン街道の見晴らし台で南アルプス方向、甲斐駒と北岳が霞んで見えました。

 

白駒池は標高2,100m以上の湖としては日本最大の湖だそうです。秋の紅葉は見事です。

 

国道299号線沿いの駐車場から歩いて約15分程度で白駒池まで行けます。ツガ、トウヒ、シラビソの原生林に囲まれ、地表は苔むしています。

 

 

今年は雪が多かったので、未だ湖に行く遊歩道には雪が残っていました。

 

湖の周りの遊歩道も雪で埋もれていました。

 

 

 

雪解け水が湖に注いでいました。

 

 

お散歩してお腹が空いたのでビーナスラインのみつ蔵で蕎麦でも食べようかと思いましたが、既に2時を過ぎていました。既にランチタイムが終わりお店が閉まっていそうなので、少し寄り道して姫木平のエコーバレースキー場の傍の利休庵に行くことにしました。

 

 

 利休庵は古民家風の藁ぶき屋根のお店です。

 

 

 限定45食と書いてあった十割蕎麦、一枚追加しようと注文しましたが売り切れでした。最後の十割蕎麦。

 

 

 

名物の特大のかき揚げ付のざる蕎麦。かなり腹にたまります。

 

 

 

 これまた名物の韃靼蕎麦、色は黄色っぽいです。

 

どれも値段も高くなく、美味しいお蕎麦でした。

 

 

 


高遠の桜

2014-04-11 22:51:51 | 旅行

久しぶりに高遠の桜を見に出かけました。宿からは茅野、杖突峠経由で車で1時間から1時間半ほどです。中央道、伊那IC経由でも行けますが、杖突峠経由の方が伊那谷の雰囲気を感じられます。

平日だったこともあり、高遠城址公園の入り口まで車で入れました。土日や桜のピーク時は周辺の駐車所に停めてからシャトルバスで行くことになります。

咲き始めとのことでしたが、場所によっては咲いている所もありました。

 

公園正面の入り口辺りは咲き始めです。

 

問屋門付近は2分咲き。

 

 

 

 

公園の南側はかなり咲いていました。

 

高遠の桜はタカトウコヒガンザクラという独特の品種で、少し赤みがかかった色合いです。1500本以上あるそうで、天下第一の桜と称されています。今日は平日の咲き初めでしたが、団体客で大賑わいでした。今回は中国語のお客様が目立っていました。

 

 公園内には垂れ桜も少しあります。

 

 

公園内から中央アルプスも望めます。

 

 

 

 こちらは南アルプスです。

 

高遠の桜の見ごろは来週のようです。

 

 

 


40年前の青春の思いでの旅 シルクロード、 アフガニスタン・バーミヤンからバンデ・アミールへ

2014-03-26 18:27:23 | 旅行

バーミヤンではチャイハナの土間で寝袋を敷いて寝たような記憶があります。こんな田舎にもコカコーラはあります。当時、共産圏以外の国ではかなりの奥地でもコーラーは販売されていた記憶があります。

 

 

バーミヤンのチャイハナで楽器を弾く人、楽器はタンブールだと思います。

 

 

 バーミヤン近郊の小さなモスクとお墓?

 

 

バーミヤンから更に奥地にあるバンデ・アミールに向かいました。バンデ・アミールはバーミヤンから75km西、海抜3000mぐらいの場所です。

 

 バーミヤンからバンデ・アミール行のバス、羊は屋根の上に乗せます。

 

 

砂漠の中から水が流れてきます。馬が見えました。放牧されているのでしょうか

 

水は砂漠の中に忽然と現れた湖から流れ出してきています。これが、バンデ・アミールの湖です、全部で湖が5個あるそうですが、その時は知りませんでした。 

バンデ・アミールは聖地だそうですが、宿泊する建物はありませんでした。しかし、テントが設置してあり持参の寝袋を敷いて寝ました。しかし、8月というのに夜は大変冷え込んで寒かったことを覚えています。私が持って行った寝袋は化繊の安物ですが、夏なので問題ないと思っていました。その当時、羽毛の寝袋は大変高価で買えなかったです。他のテントでは欧米人らしき旅行者が羽毛の寝袋に裸でもぐりこんでいるのを見て羨ましく思いました。

 

バンデ・アミールの水はエメラルドブルーで透明度が高かったです。

 

 

欧米の旅行者が裸で水に飛び込んで泳いでいました。私は水底に吸い込まれそうで怖かったので泳ぎませんでした。水は冷たそうでした。 

 

 

 

 バンデ・アミールでは馬を借りて砂漠の中を散歩しました。馬に乗ったのは初めてですが、少し慣れれば何とか乗ることが出来ました。砂漠なのでどこに行っても平気で、ちゃんと馬が元の所に戻ってきてくれました。後になって、お尻が大変痛かったです。

現在は内戦のため地雷原になってしまって、大変危険な場所になっているそうです。勿論、現在は外務省からは渡航禁止区域に指定されているようです。

 

 

 

 

バンデ・アミールからカブールに戻り、その後パキスタンに向かいました。

 カブールの雑踏

 

カブールから隣国のパキスタンにはアレキサンダー大王も通ったカイバル峠を通って行きます。

 

 

カイバル峠を越えてパキスタンのペシャワールに到着しました。ペシャエワールに着くと空気が湿っぽく感じました。カイバル峠を境に乾燥地帯とはお別れでした。

 

 


40年前の青春の思いでの旅 シルクロード、 アフガニスタン・カブール~バーミヤン

2014-03-19 17:37:12 | 旅行

シルクロードの旅に関する記事を久しぶりに更新することにしました。前回はアフガニスタンのカブールに着いたところで終わっていたので、今日はカブールからバーミヤン盆地までの記事を書くことにします。なにぶん40年以上前の事なので少しずつ思い出しながら書くことにします。

カブールでの宿はいつもの如く安宿です。木で作ったベッド枠に縄が張ってあるベッドです。ベッドに寝袋を敷いて寝ます。カブール中心地にはホテルもありますが、それほど立派なものではありません。私がカブールに行った2年前には日本の皇太子夫妻(今上天皇)が訪問しているそうです。

 

首都のカブールでもノンビリと羊が歩いています。

 

カブールを訪問したのは1973年8月中旬です。この年の春、クーデターが起こり王政が廃止されました。私が横浜を出発する時には国境が開いているのか閉鎖されているのかハッキリとは分かりませんでしたが、何とかアフガニスタンに入れました。首都のカブールには戦車も見えましたが、内乱という状態ではなく、一般の人はシャー(国王)が替わったぐらいに思っていたようです。実際、クーデターの首謀者は国王の従兄弟でした。この時から6年後の1979年にソビエトのアフガン侵攻が始まり、今の激しい内戦状態につながっています。

 

カブールの中心地区の一角、比較的高いビルもありました。

 

 

カブールの公園の泉では絨毯を洗っていました。良い絨毯は水で良く洗い、その上を人が歩いていきます。何回も洗って目が詰まったものが良いそうです。良い絨毯は使い込むほど良くなるようです。

 

私もカブールで手織りの絨毯を買いました。安宿の近くの絨毯屋に行き、チャイ(お茶)を飲みながら値段の交渉です。1日目は絨毯屋の店主の言った値段の十分の一ぐらいからスタートです。1時間ぐらいチャイをご馳走になりながら高い、高いと言って交渉しました。店主もチャイを何杯も勧めながら少しずつ安くしてくれました。1日目は交渉が不成立です。次の日も同じお店に行くと、店主が喜んでチャイを勧めながら応対してくれました。何回か値段を言い合って交渉していくと、そのうちに店主があまり相手になってくれなくなりました。その辺が、買い時です。結局、2日目に買いました。大きさは1.5mx0.9mぐらいでリュックの上に背負って日本まで持ち帰りました。その当時、この辺で日本に送っても届かないことがあると言われました。

 

 

上の写真はカブールで買ったトルクメンの手織りの絨毯です。トルクメンの絨毯の模様は伝統的なものです。八角形の形が太陽で、その間の模様が麦だそうです。今は宿のテーブルの下に敷いてあります。この絨毯を見て、トルクメンの物だと分かったお客様がお二人いらっしゃいました。中央アジア関係の貿易の仕事をされていた方でした。

 

 チャイハナ。銅製のサモワールでお湯を沸かしてお茶を出してくれます。喫茶店です。

 

カブールでたまたま一緒の宿になった日本人の旅行者とバーミヤンに行くことにしました。バーミヤンまでの定期的なバスなどの交通機関が無かったので、ジープとトラックを乗り継いで行きました。

カブールから北に向かい、チャーリーカールまではジープをチャーターしました。チャーリーカールからバーミヤンまではトラックの荷台に乗せてもらうことになりました。勿論、お金を支払います。タダでは乗せてくれません。全て交渉です。

 

 

トラックやバスもかなり使い込んだものです。トラックはみんなデコレーションがしてあります。

 

 

 

 チャーターしたジープ、現地の子供と一緒だった日本人旅行者。

 

バーミヤンに向かう途中のチャイハナ。一番左が私、真ん中の二名が一緒にバーミヤンに行った日本人旅行者。右が店主。日本人旅行者の一人はイランに留学していて現地の言葉が少し分かったので助かりました。

 

バーミヤンに向かう道、途中に海抜3000mのシバル峠を越えます。トラックの荷台にガタガタ揺られ、とても写真を撮れる様な状態ではありませんでした。断崖を進んで行くような場所もありました。まさに西遊記の世界です。 

 

 

バーミヤンに向かう途中、屋外の学校?の子供。紙が貴重なのか黒板のようなものを使って字を習っているようでした。

 

 

上も下も遊牧民のテント、多分クチ族と思われます。

 

 バーミヤンはモンゴル系のハザラ族が多いのですが、遊牧民のクチ族はヨーロッパ系の顔立ちです。なんとなくイランのカシュガイ族と似て見えました。

 

 こちらもバーミヤン付近の遊牧民

 

 

いよいよバーミヤンに着きました。バーミヤンはヒンズークシ山脈の山中の渓谷で海抜は2800mほどの渓谷のオワシスです。今は観光客用のホテルが有るようですが、その当時はチャイハナに付属したような簡易な宿しかなかった様に記憶しています。滞在しているのも遺跡の調査隊や欧米のヒッピーなどでした。

 

 バーミヤンの巨大な仏像。顔は偶像崇拝禁止のイスラム教徒が削ったものです。この仏像もタリバンが2001年に爆破してしまいました。

 

 

 もう一つの仏像遺跡の修復工事も進められていましたが、これらも後にタリバンが爆破してしまいました。

 

仏像の周辺には沢山の洞窟があります。この穴から見えるバーミヤンの町。

 

バーミヤンにはモンゴル系のハザラ族が多く住んでいます。彼らはモンゴルがバーミヤンを征服した時の末裔だそうです。チンギス・ハンがバーミヤンを攻撃した時に彼の孫が戦死し、怒ったチンギス・ハンがバーミヤンを壊滅的に破壊して皆殺しにしたそうです。その時の遺跡が残っていて、シャリ・ゴルゴラ(亡霊の町)と呼ばれています。その当時、人骨も出ることもあると聞きました。

 

 シャリ・ゴルゴラの丘(亡霊の丘)。地元の人は近づかないと言われていました。

 

 

シャリ・ゴルゴラは要塞のようです。 この丘も、内戦で地雷原になってしまったそうです。



シャリ・ゴルゴラの丘に登ってみました。バーミヤンの渓谷が一望できます。向こうに見えるヒンズークシの山には万年雪が見えます。ヒンズークシ山脈はアフガンの真ん中に横たわる7000m級の山もある山塊です。



下の写真は丘の上から見たバーミヤン。緑のオワシスであるのが良くわかります。





今日は、これくらいにします。続きはまた後日に。


 

 


松本にお出かけ

2014-01-24 19:29:58 | 旅行

久しぶりに松本に出かけました。

行き先は、松本民芸館と縄手通りや中町です。

9時半ごろに宿を出発して中央道と長野道を使って松本に向かいます。1時間ほどで松本市街に着きます。

諏訪湖SAに立ち寄り、スタバでコーヒー休憩です。

 

諏訪湖SAからの眺め。諏訪湖の凍結状況は? 今年は寒いので御神渡りが期待されています。

 

長野道の松本ICでおりて暫く走ると松本市街に入ります。松本民芸館は松本市街から美ヶ原方面に行く途中にあります。

松本民芸館は日本民藝館を創設した柳宗悦の民芸運動に共感した丸山太郎氏が集めたコレクションを展示しています。現在は松本市に寄贈されているそうです。建物の雰囲気も駒場にある日本民藝館に似ています。

 

 松本民芸館の入り口の長屋門

 

 

広葉樹の庭も雰囲気があり、遠くに北アルプスが望めます。建物は土蔵造りです。

 

2階の展示室の天井の梁の太さに圧倒されます。

 

 

収蔵品は日本各地や世界各地から故・丸山氏が集めた民芸品が1000点ほど展示されています。信州のものもありますが、意外と少ないです。李朝時代の工芸品も多く展示されていました。

 

 

 

李朝時代の食事用具や甕などもあります。

 

 

アンチークの椅子とテーブルも使うためにおいてあります。民藝運動の『用の美』に通じるのものがあります。

 

 

丁度、東北地方の刺し子の特別展示もありました。

 

 松本民芸館は駅から少し離れていることもあり、静でゆったりとした空間です。夏などはビーナスラインから美ヶ原経由で松本にぬける時に立ち寄るのも良さそうです。

 

次に、松本の縄手通りと中町に向かいました。

縄手通りの入口にある四柱神社、縁結びの神社だそうです。明治時代の創建です。

寒いので、鳩は日当たりの良い黒い屋根の上で日向ぼっこです。

 

 

中町は松本の古い商店街でナマコ壁の町並みが特徴です。民芸品や工芸品、雑貨などの可愛いお店が集まっています。

 

 

松本民芸館の創設者の故・丸山氏が店主だった『ちきりや工芸店』

 

松本の街をぶらぶら、駅ビルのスタバでのんびりお茶して一日を過ごしました。途中、ランチを食べましたが、予想外に大変美味しくて満足した一日でした。それにしても松本も寒かったです。