先日、バラの苗を買いに大泉に行った時、カレーで有名なアフガンで昼食を食べました。今まで何回もお店の前を通っていますが、一度も入ったことがありませんでした。入ったことが無い理由は、最初の頃は場所が分からなかった。なぜって、外からは中の様子が見えなくレストランとは思わず通り過ぎていた。2番目の理由は有名で行列が出来るらしいので・・・面倒くさい。3番目は値段が高いらしい・・・。今回はバラ苗のお店に12時30分ごろに着いたのですが、お店は13時からオープンとのこと、時間つぶしを兼ねて食べてみることに致しました。
平日でしたが駐車場に車やバイクが数台駐車していました。入ってみると、1階は混雑時の待合室に使うようでメニューがおいてありました。誰も待っていなかったので2階に上がると、渋い木製のテーブルに案内されました。お客様は観光客風の方が殆どで、ほぼ満席状態でした。
色々なカレーがありましたが、好きなチキンカレーを辛さC(とても辛い)でオーダーしました。値段は1,300円です。暫くして、こげ茶色のスープのカレーが運ばれてきました。食べるとスパイスの香りがしますが、予想したほどではなく所謂、欧風カレーです。辛さも、それ程辛くはないです。チキンは腿肉ではなく胸肉のようで、あっさりしています。キチンはそれ程煮込まれていないので、後からベースのカレーに入れているようです。充分に美味しですが、私が想像していたカレーではなかったです。お店の名前がアフガンなのでアジア的なスパイスが利いた味を想像していました。帰り際、1階で犬のアフガン・ハウンドの写真が貼ってあるのに気がつきました。名前の由来は犬かもしれません。お店の人の対応も親切で、店内の飾りも個性的ですので欧風カレーの好きな方には良いと思います。
ところで、よく欧風カレーといいますが、ヨーロッパで欧風カレーを見たことがありません。調べてみると、日本で言う欧風カレーは無いようです。ただし、カレー風味のソースをかけた肉料理はあるようです。
所謂、欧風カレーとインド風カレーの違いは? カレーは、インドからイギリスに伝わった時にシチューの様な煮込み料理になってしまい、スパイスの香りが煮込んだためにぬけてしまったのではないかと思います。以前、諏訪のインドレストラン、ナマステで食べたとき、お店の人がここのカレーは作り置きしないで、その都度作ると言っていたのを思い出しました。野菜の水分とスパイスだけで作ると練りカラシのような硬さの北インド風カレーになります。スパイシーで食べた後、体がすっきりして元気が出てきます。また、ナマステに行きたくなりました。諏訪のナマステはアフガンと同じぐらいの値段です。ただ、本店の蓼科ナマステは行ったことがありませんが、アフガンの1.5倍の値段です。蓼科は別荘族が客層のお店ですね。