久しぶりに松本に出かけました。
行き先は、松本民芸館と縄手通りや中町です。
9時半ごろに宿を出発して中央道と長野道を使って松本に向かいます。1時間ほどで松本市街に着きます。
諏訪湖SAに立ち寄り、スタバでコーヒー休憩です。
諏訪湖SAからの眺め。諏訪湖の凍結状況は? 今年は寒いので御神渡りが期待されています。
長野道の松本ICでおりて暫く走ると松本市街に入ります。松本民芸館は松本市街から美ヶ原方面に行く途中にあります。
松本民芸館は日本民藝館を創設した柳宗悦の民芸運動に共感した丸山太郎氏が集めたコレクションを展示しています。現在は松本市に寄贈されているそうです。建物の雰囲気も駒場にある日本民藝館に似ています。
松本民芸館の入り口の長屋門
広葉樹の庭も雰囲気があり、遠くに北アルプスが望めます。建物は土蔵造りです。
2階の展示室の天井の梁の太さに圧倒されます。
収蔵品は日本各地や世界各地から故・丸山氏が集めた民芸品が1000点ほど展示されています。信州のものもありますが、意外と少ないです。李朝時代の工芸品も多く展示されていました。
李朝時代の食事用具や甕などもあります。
アンチークの椅子とテーブルも使うためにおいてあります。民藝運動の『用の美』に通じるのものがあります。
丁度、東北地方の刺し子の特別展示もありました。
松本民芸館は駅から少し離れていることもあり、静でゆったりとした空間です。夏などはビーナスラインから美ヶ原経由で松本にぬける時に立ち寄るのも良さそうです。
次に、松本の縄手通りと中町に向かいました。
縄手通りの入口にある四柱神社、縁結びの神社だそうです。明治時代の創建です。
寒いので、鳩は日当たりの良い黒い屋根の上で日向ぼっこです。
中町は松本の古い商店街でナマコ壁の町並みが特徴です。民芸品や工芸品、雑貨などの可愛いお店が集まっています。
松本民芸館の創設者の故・丸山氏が店主だった『ちきりや工芸店』
松本の街をぶらぶら、駅ビルのスタバでのんびりお茶して一日を過ごしました。途中、ランチを食べましたが、予想外に大変美味しくて満足した一日でした。それにしても松本も寒かったです。