バーミヤンではチャイハナの土間で寝袋を敷いて寝たような記憶があります。こんな田舎にもコカコーラはあります。当時、共産圏以外の国ではかなりの奥地でもコーラーは販売されていた記憶があります。
バーミヤンのチャイハナで楽器を弾く人、楽器はタンブールだと思います。
バーミヤン近郊の小さなモスクとお墓?
バーミヤンから更に奥地にあるバンデ・アミールに向かいました。バンデ・アミールはバーミヤンから75km西、海抜3000mぐらいの場所です。
バーミヤンからバンデ・アミール行のバス、羊は屋根の上に乗せます。
砂漠の中から水が流れてきます。馬が見えました。放牧されているのでしょうか
水は砂漠の中に忽然と現れた湖から流れ出してきています。これが、バンデ・アミールの湖です、全部で湖が5個あるそうですが、その時は知りませんでした。
バンデ・アミールは聖地だそうですが、宿泊する建物はありませんでした。しかし、テントが設置してあり持参の寝袋を敷いて寝ました。しかし、8月というのに夜は大変冷え込んで寒かったことを覚えています。私が持って行った寝袋は化繊の安物ですが、夏なので問題ないと思っていました。その当時、羽毛の寝袋は大変高価で買えなかったです。他のテントでは欧米人らしき旅行者が羽毛の寝袋に裸でもぐりこんでいるのを見て羨ましく思いました。
バンデ・アミールの水はエメラルドブルーで透明度が高かったです。
欧米の旅行者が裸で水に飛び込んで泳いでいました。私は水底に吸い込まれそうで怖かったので泳ぎませんでした。水は冷たそうでした。
バンデ・アミールでは馬を借りて砂漠の中を散歩しました。馬に乗ったのは初めてですが、少し慣れれば何とか乗ることが出来ました。砂漠なのでどこに行っても平気で、ちゃんと馬が元の所に戻ってきてくれました。後になって、お尻が大変痛かったです。
現在は内戦のため地雷原になってしまって、大変危険な場所になっているそうです。勿論、現在は外務省からは渡航禁止区域に指定されているようです。
バンデ・アミールからカブールに戻り、その後パキスタンに向かいました。
カブールの雑踏
カブールから隣国のパキスタンにはアレキサンダー大王も通ったカイバル峠を通って行きます。
カイバル峠を越えてパキスタンのペシャワールに到着しました。ペシャエワールに着くと空気が湿っぽく感じました。カイバル峠を境に乾燥地帯とはお別れでした。