癒しの庭Ⅲ

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春を呼ぶ八戸えんぶり

2015年02月19日 | ガーデニング

 

 

みちのくの冬の風物詩

八戸えんぶりを楽しんできました。

ずうっと以前から見てみたいと思っていた

北国に春を呼ぶ伝統の祭り

八戸えんぶりです。

今回は文化財保護協会と郷土史学習会の研修旅行で

八戸公会堂で堪能してきました。 

 



八戸えんぶりは

約800年の伝統があり

国の重要無形民俗文化財に指定されている

八戸地方を代表する民俗芸能です。


 


土をならす「えぶり」という農具を持って踊ったのが由来だそうです。

舞は稲作の一連の流れを表しているのだとか・・・

馬の頭をかたどった

色鮮やかな「烏帽子(えぼし)」をかぶった踊り手が

豊作を願って

頭を大きく振って勇壮に舞う姿に

自然と共に暮らす人々の力強さを感じました。

 


 

公会堂で行われたえんぶり組は4組で

松の舞や

七福神にふんして鯛を釣り上げるユーモラスな舞いなど

小学生や中学生、地域のみなさんが演じ

八戸の明るい未来を感じました

 



子どもたちのかわいらしい祝福芸は

見事なものでした

3、4才位の小さな子どもたちも

あどけない様子で

上手に舞っている姿にびっくり~感激~


整然と並んで

1時間ぐらいも動かないで

 仲間の舞をじっと見つめている態度にも

 感心してしまいました

 

子どもたちが

自分たちの役割をしっかりと理解している様子が

じーんと伝わってきました。

伝統の民俗芸能は

後継者不足に悩んでいるところが多いと言われますが

学校と地域が一緒になって

しっかりと子どもたちへと受け継がれている

八戸えんぶり行事

素晴らしい


 

 

 

 

みちのくの冬の風物詩が終わると

春のたよりが聞こえ始めます

明日は雨水ですね。



 

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