女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

フランシーヌの場合

2012-03-30 | ライブ・コンサート

Salon de Bankaii 2012 その壱

~フランシーヌの場合は~ ピアノ:川口信子

@銀座シャンソニエ鳩ぽっぽ

 

皆様、本当にお忙しい中、ありがとうございました。

年度末の週末の、まことに忙しいこの日を、

選んでしまった自分を反省しつつ、

席が埋まらないのでは、という不安の中、

ふたを開けたら、盛況。。皆様に、感謝の気持ちで一杯です。

お忙しくて、半分も聴けないと言うのに駆けつけてくださった皆様。

ほんとにほんとに、ありがとうございました。

 

春の歌を中心に、第2部ではタイトルの

「フランシーヌの場合」皆様も一緒に歌ってくださいました。

プログラムの裏に歌詞を書いておいたのだけど、

実際に皆様が歌ってくださると、感慨深いものがありました。

胸がきゅんとしました。

 

2番の歌詞の、

「本当のことを言ったら、おりこうになれない」

これが私には “ツボ” なんですよね。

皆さんは、どう思われたでしょうか。

 

何年ぶりかのお客様もいらして、賑やかな夜となりました。

久しぶりに深夜、タクシーが出払ってて往生しました。

それだけ、イベントの多い日だったのですよね。

こんな日にライブするなんて。。。今後気をつけます。

でもね、フランシーヌの場合。

「三月三十日の・・・」なわけで。。。

 

綺麗なお花。百合の香りが部屋に広がります。

ありがとうございました!

 

 

photo:Kimu-chan

 

 

信子ちゃん。

photo:Mr.Baba

 

 

 

 

 


べた甘猫

2012-03-28 | 

べたべたです。

帰宅すると、しばらくは離れません。

おい、そんなことでどうする。

旅に出られないじゃん。

とかいって、意外と平気なのよね猫は。

私もそうだな。

たいがいのことは平気よ。

 


寿三郎さん舞う

2012-03-25 | ライブ・コンサート

人形町の「ジュサブロー館」が改装に入った。

4月からは新しく、人形教室となる。

館内奥にあったミニシアター「目玉座」

長年ライブを繰り広げて来たあの空間はもう無い。

銀座の「鳩ぽっぽ」を使って久々のライブ。

私は今回は裏方で入った。

照明を当てていると、時々キラッと光るお人形の目や、

オーラに包まれている寿三郎さんの舞いに、

思わずどきっとする。

歌は川崎員奥さん。

ハスキーヴォイスが、哀しくも熱い歌を、

寿三郎さんの人形と一緒に語っている。

この美しい薔薇を一つずつ抜いて、

『薔薇色の人生』の間奏でお客様に差し上げていた。

みなさん嬉しそうだった。いいなぁ。

「ただ歌うだけじゃ駄目よ」 

ごもっともです。

お二人には、いつも刺激をいただく。

ありがとうございました。

 

 

このお人形は動かない(舞いには使わない)お人形です。

 

 

 

 

 

 

 


木瓜可愛いや

2012-03-22 | 

買い物へ行く道すがら、

木瓜(ぼけ)を見つけて思わず立ちどまる。

なんて赤い。可愛い花よ。

道急ぐ者を立ち止まらせる、にくい花。

花言葉は「先駆者」

そして「平凡」

ふうむ。なかなか深い。

両方好きな言葉だ。 

 

 

 

 

 

 

 

 


君が手折りし桃の花

2012-03-20 | 音楽

“きみがたおりしもものはな”

なんとも言えず好きなフレーズ。

蘇州夜曲の一節。

19日に歌ったあと、いただいたお花束に桃が。

春の花の香りが、心身をとろけさせる。

ありがとう。聴いてくれて。

ありがとう。お花を。

ありがとう。咲いてくれて。

ありがとう。命。

 

 

そして、こちらも素敵。

オレンジ色の花は元気が出るね。

ミモザも大好き。

ありがとう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カシワ・デ・シャンソンvol.10 ~春よ恋~

2012-03-19 | ライブ・コンサート

おかげさまで「カシワ・デ・シャンソン」vol.10盛況でした。

今回も皆様に一緒に歌って頂き、私もパワー一杯いただきました。

ほんとにほんとに、ありがとうございました。

 

ユーストリームで配信してたのですが、連絡不足でごめんなさい。

 

まだ此処で聴けますよ。↓

 

浜砂伴海の「カシワ・デ・シャンソンVol.10~春よ恋」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハナの季節

2012-03-16 | 音楽

今週は、酒抜いております。

はぁ?そんなこと?たいしたことないじゃん。

と思われるかもしれませんが、「かなり」

たいしたことなのでございます。しかも今さら、

私気づいたんですけど、花粉症の症状が軽くなるのね。

私の場合は、酒で紛らわせていた。つもり。

(でも実際は悪化させていたのかも?)

何故かステージの時だけ治る鼻。

こりゃ気の持ちようなのかなと、

あまり真面目に向き合ってなかったのだけど、

ライブ前の禁酒のつもりだったのが、

思いのほか鼻に良いので驚いている。

 

仲良しのある男の歌い手さんは、

かなりのヘビースモーカー(だった)。

煙草やめたら喉の調子がすごく良いんだって。だけど

吸えないストレスで甘いものに走って太っちゃったから、

お腹が出て息を吸い辛くて、結局歌が歌い辛いんだって。

「煙草吸ったらどうですかぁ?」

思わず言ってしまったよ。

 私は煙草は苦手だけど、酒は人生に欠かせないと思ってる。

けど、この季節は休憩しても良いかなぁと思った。

 

何故ソロライブ前に禁酒かと言うと、エネルギー蓄えるため。

若い頃はアルコール=栄養剤みたいなものだった。

けど今は、疲れるもんね!

あ・と・は・

ライブ当日に飲まなきゃほんとにお利口さんなんだけどな。

うふふ。打ち上げが楽しみだ~。

 

 

 


はばたこう明日へ

2012-03-14 | 音楽

甥が中学を卒業した。小学校の卒業式から3年。早いな。

ぽちゃぽちゃした男の子は、スラリと長身180センチの青年に成長した。

身体だけじゃない。心も成長したようだ。

第一志望の高校にも受かり、希望に輝いている。

小さい頃は、運動会の列の中から逃げ出しちゃうような子だったけれど、

傷つきながらも何かを掴んで、今ではしっかりと前を向いて歩いているね。

私は母親にはなれないけれど、親馬鹿ならぬ、伯母馬鹿で、

これからもあなたを見守っています。

 

卒業証書授与式。 

卒業生の作品の扇が、壁にかかっています。

ご父兄の皆様は式が終わったらお持ち帰りください。

裏には生徒の手紙が書いてあります。。。と言われて、

ふと見ると目の前に甥の作品があった。

これだけの数の中で、偶然座ったのが甥の扇の前だったなんて。

こりゃぁ良い兆しだね。

読んで涙が出た。家族への手紙。感謝の言葉と共に、

喜んでもらえる様頑張る。恩返しがしたい。

そんな言葉が並んでいた。

おばあちゃんもさぞうれし泣きするだろう。

 

おめでとう。頑張ったね。

卒業生の合唱に泣いたよ。みんな、おめでとう!

いつかはこの日が来ると思っていた

悲しいことだけど今は泣かないで

ともに過ごした時を思い出して

なつかしい日々を楽しかった日々を

心のキャンパスに描こう      「はばたこう明日へ」(詞曲:松井孝夫)より

 

 

 

 

 

 

 


皇国の母

2012-03-12 | 音楽

(ハナエさんの日記より)

私の人生。21才の4月親の勧めにて嫁に行く。

5年目の10月に息子が生まれ、

2才にならないハイハイの頃、赤紙が来て

その時は喜んでやり、送りださなければならなかった。

みんな帰り夜になって

子を抱きしめながらぞんぶんに泣いた。

あとは一生懸命に銃後の守り。

私ばかりではない。国中がそんなだった。

つらい事も多かった。

昭和19年に戦死のこうほう。

 
 

歓呼の声やハタの波

後はたのむのあの声よ

これが最後の戦地の便り

今日も遠くでラッパの音

思えばあの日は雨だった

坊やは背なですやすやと

旗を枕にねむっていたが

ほほにゃなみだが光ってた

東洋平和のためならば

なんで泣きます国のため

散ったあなたのかたみの坊や

きっと立派にそだてます

 

 

ハナエさんの日記が発見され、一頁をコピーしてくださった。

これはその一部である。後半の詩は何だろうと調べてみると、

「皇国(みくに)の母」という歌の歌詞であった。

ハナエさん自身の歌と思って、聞き、口ずさんだことだろう。

歌声が聞こえてくるようだ。

いただいて来た百合が香っている。

ふっとその香りを感じるたびに、ハナエさんを思う。

 

 

 

 

美しき花は千の風に

2012-03-10 | 音楽

3月7日早朝。浜砂ハナエさん逝く。

9日お通夜。10日告別式。そして納骨も。

ハナエさん一家と一緒に過ごす。

優しい、温かいひと達。

一緒に泣き、一緒に笑い、一緒に飲んだ。

棺の中のハナエさんは、花々に埋もれて、

ひときわ大きな美しい花だった。

薄化粧。淡い色の口紅が、

肌の綺麗なハナエさんをさらに若々しく見せていた。

お花を差し上げるとき、やっぱりべっぴんさんだと思った。

「べっぴんさんねぇ」と声をかけたら、

お家の方がすすり泣いた。

ハナエさんの顔を見ながら、歌を歌った。

「千の風になって」が好きだったと聞き歌ったが、

上手く歌えなかった。

悔しさが残った。

 

ハナエさん、天国でうちの父に逢いましたか?

米良の、銀鏡の懐かしい話を、たっぷり、

ゆっくりしてくださいね。

父と同郷、同じ浜砂という名前がご縁だった。

ハナエさんと、

ハナエさんのご家族と出逢えたことに感謝。

ハナエさんの優しいお人柄が、周りの人を皆優しくする。

私もそうありたいと思います。

ありがとう。

全て宝物です。