女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

Bankaii Enterprise INC. WEB SITE

2013-09-27 | ライブ・コンサート

伴海エンタープライズのホームページをリニューアルしました。

というか、内容がずーっとフリーズしてまして申し訳ございません。

心入れ替えて、upしましたので、どうぞご覧ください。

長い間「伴海日記」がホームページ代わりをしていたこともあり、

なかなか両方に手が行き届かず、やはりプロに頼まないとダメか!?と

諦めかけていたのですが、人の助けも借りつつ、半泣きでなんとかここまでアップ。

これからもっと充実させて行きますので、ご意見ご希望お知らせください。

ご質問、チケットご予約、お見積もり、何なりとお寄せください。

仕事関係は、「Bankaii Enterorise INC. WEB SITE」でお知らせして行きますとともに、

猫と花と酒と酒と酒...のことしか書いてないじゃないか!と思われる「伴海日記」は、

徐々にスタイルを変えて行く予定です。

どうぞ両方ご覧になって、楽しんで頂けたら嬉しゅうございます。

Bankaii Enterprise INC. WEB SITE 」

 

 


初秋刀魚

2013-09-25 | 美味

「秋刀魚は目黒に限る」とお殿様はおっしゃったそうだが、

この秋、私の初秋刀魚は赤坂。気楽な居酒屋。

2時間たっぷりレッスンした後、女友達と二人で熱燗。

おじさま達で埋まって行く店内。紅二点の我々は、臆せずゆっくり、魚とお酒を楽しんだ。

釣り人であった父の影響で、私は魚が好きだが、焼き魚を食べるのは苦手だ。

子供の頃から、結構な大人になっても、魚の身を父がほぐしてくれていたからだ。

焼き上がって目の前にやって来た秋刀魚ちゃんを、しばし眺めながら酒を飲む。

最初の箸が入れられない。見かねて親友がキレイに身をほぐしてくれた。ありがと。

秋だねぇ。秋が切ないのは、この美しき季節が短いからだ。

衣替え。歌も衣替えだな。

季節を、楽しもう。

 


女郎花

2013-09-23 | 

オミナエシ・・・え?「女郎花」って書くの?知らなかったなぁ。

秋晴れの昨日と違って、雲行きあやしい今日は、父、そしてじじばばのお墓参り。

実家から近い霊園は、私の所からも「つくばEX」で行けばすぐ。

お盆に「暑いからこれでで我慢してね」と差して来た造花が、

台風にもめげずに綺麗に残ってた。ちょっとびっくり。

お参りの後、車に乗ろうとすると母が、「あら珍しい。オミナエシ」

「え?どれどれ?」母の指差す方を見ると黄色い可憐な花。

これがオミナエシかぁ。。。知らなかった。さらに、漢字で「女郎花」とは。

へぇ。知りませんでした。一つお勉強になりました。

綺麗だなぁ。ありがとう。

 


曼珠沙華(ひがんばな)

2013-09-22 | 

ごんしゃん ごんしゃん どこへゆく
赤いお墓の ひがんばな
きょうも手折(たお)りに 来たわいな


北原白秋の詩が浮かぶ。山田耕筰作曲の「曼珠沙華」(ひがんばな)

紅い花を見つめながら、ごんしゃん、ごんしゃん、頭の中で鳴る。

栃木へお墓参り。

お寺の裏のお墓のそば、木立の中に真っ赤に燃える花。

 

ごんしゃん ごんしゃん 何本(なんぼん)
地には七本(しちほん) 血のように
ちょうど あの児(こ)の 年(とし)のかず

ごんしゃん ごんしゃん 気をつけな
ひとつ摘んでも 日は真昼
ひとつ後から また開く

ごんしゃん ごんしゃん なし泣くろ
いつまで取っても ひがんばな
(こわ)や 赤しや まだ七つ

 

この歌を習って、歌ったのはいつの日か。

歌いきれないよ。好きな歌だけど。

山田耕筰は天才だと思う。白秋も。

 

大きなイチョウの木を見上げると、銀杏がまるで葡萄の房のよう。

たわわ。秋なんだなぁ。

 


銀座蛙たち初出演

2013-09-20 | ライブ・コンサート

2013/09/19 銀座「蛙たち」

初出演。フレッシュな緊張バリバリで「蛙たち」へ。

ゲストは大御所、堀内環さん。

尊敬申し上げております。ずいぶん前に六本木のピギャールでご一緒した。

素敵な紳士。甘い声と大人の優しさ。包容力のある歌。

私は駆け出し新人歌手のように、見守っていた。

勉強。全て勉強になる。他の皆さんの歌声も、全て。

「緊張なんてしないでしょう?」とおっしゃる方も多いけど、

バレてる人にはバレてる。あがり症なんですよ。実際。

堀内先生がおっしゃった。

「何十年も歌っていますが、毎回その店に入る時は新人のつもりです。

 過去のことはいいんですよ。今の生き様を見せて歌えばいいんです」

ありがたきお言葉。私はまだまだ。

懐かしい方や、ちょっとお久しぶりの方。

私が緊張気味なのを察して、お客様沢山いらしてくれた。

皆様のおかげでなんとか。無事?初出演が果たせました。

これから。これからですね。どうぞお見守りください。

いつも、ありがとうございます。

今日も出逢いとご縁に、感謝。

 

 

庭の黄薔薇。可愛い。

たったひとつ咲いてた。

たったひとつなのに、笑ってる。

 


Merci 成田

2013-09-17 | ライブ・コンサート

2013/09/16 成田「玲光苑」敬老会 浜砂伴海コンサート

台風の中、成田へ。かねてからの慰問の計画がやっと実現した。

この日記でも幾度か登場した「浜砂ハナエさん」が、こちらにお世話になっていた。

大好きな大好きなハナエさん。お見舞いに行ったとき、

「早く良くなって。退院したら玲光苑に歌いに来るから」というと、

うんうん、と頷いていた。けれど約束果たせず、彼女は天国に召された。

 

激しい雨風の中、傘は意味無し。全身雨合羽...釣り人のような格好で出て行く。

皆さんが「敬老会」を楽しみにしていらっしゃるとお聞きし、

私はもちろん行きたかったし、成田まで辿り着くことに疑いもせず電車に乗る。が、

次の駅でストップ。延々待つがだめ。京成動いてることを祈りつつ、タクシーで金町。

おお!動いてる。ブラボー京成!! が途中、小岩でストップ。もはやこれまでか。

と思いきやまた動き始め、やっとこさ成田到着。

ハナエさんのご家族が迎えに来てくれた。急いで合羽を脱いで化粧して車で玲光苑へ。

なんと、予定時刻通りにコンサート開始。やったー!

皆さん本当にに喜んでくださった。私も心から嬉しかった。

ハナエさんもそばで聴いていてくれたにちがいない。

職員の方からも、お婆さま達からも、ハナエさんのお話いっぱい。

ハナエさんがどんなに優しくて人気者だったことか。

シャンソンや日本の歌の中に、ハナエさんが好きだったという

「九段の母」を歌う。ハナエさんに捧げる歌。

そして「赤とんぼ」「里の秋」「ふるさと」など、

皆さんと一緒に歌った。大きな声。ありがとう!

ハナエさんのお友達からお花頂く。「九段の母」を聴きながら泣いてくださった。

ありがとう。ありがとう。

御礼を言いたいのは私の方です。

 

会が終わる頃、雨も上がって、風も止まった。

ハナエさんのご家族とウチアゲ。ビール美味い。大きなカマ美味い。

そしてハナエさんのお家に泊まって、皆で思い出話。

心優しいひと達。涙が出ちゃう。

翌日、台風一過の青空。ハナエさんのお墓参り。

真っ青な空にジェット機がキラリ。

鼻をくすぐる秋風の匂い。ああ。来て良かった。

成田山の鰻をご馳走になって、また来るね。また来てよ。

あの嵐が夢の様。

成田の皆さん。本当にありがとう。

今日も出逢いとご縁に、心から感謝。

まるで私達のため?「宮崎」産の鰻。

 


心はいつも旅芸人

2013-09-13 | ライブ・コンサート

昨日横浜、今日は与野。

横浜「デュモン」何だか盛り上がっちゃいました。

静かめの曲を歌ってるのに、うおぉ~。パチパチパチパチ・・・みたいな。

お客様のテンション高かった。店が跳ねてから、ワインなど。

うー。飲み過ぎた。けれど翌日は元気に今度は与野「シャイン」

今日はたぶん飲まずに。なんてうそ。ビール美味い。

お客様が気前良くおごってくださるから、ついつい。ついつい。

ああ。だめだめ。こんなことじゃ「旅芸人」は務まんないわ。

へ?いつから旅芸人に...?

心はいつも旅芸人。命とお酒と歌えることに感謝。

 

写真はデュモンでいつも一緒の安達由美ちゃん。

ワインでご機嫌さん。

 

長袖

2013-09-10 | 

「半袖」という今井美樹の歌がある。

いい歌だ。泣きそうになる。

何故かその歌を思い浮かべながら、書いている。

長袖を着た。

他の季節の終わりには感じないが、

何故夏の終わりは淋しいのだろう。

さよなら、暑い日。さよなら、熱い眼差し。

秋へ。秋へ。心は次へ。

 

蓮は今日も、すっくと咲いている。綺麗で、ありがとう。

 

 

 


Bankaii 歌声サロン

2013-09-07 | ライブ・コンサート

2013/09/06 Bankaii Music Salon @綾瀬

ここでは「歌声サロン」として半ば見切り発車。

けれど沢山の方にいらして頂き、感謝感激。

内容手順、色々見直しして、次回また楽しい時間をお届けしたいと思います。

歌で心も体も健康に。音楽で笑顔と元気を。本気で思っています。

またお逢いしましょう。ありがとうございました。

(来月は、10/11です)


月の沙漠

2013-09-04 | 音楽

綾瀬(9/6)の、Bankaii Music salon「歌声サロン」

抒情歌をいっぱい歌いたくて、あれこれ歌集をめくっていた。

秋の歌を中心に選んでいたが、どうしても気になる歌。

題名を見た時からあのメロディーがぐるぐるルフラン。

「月の沙漠」

本の文字によると、へぇ。「砂」じゃないんだ。

皆で歌うのにちょっと哀しげかな。音が。

でも私子供のときからこの歌、好きなんだよな。

あれこれ思うが、やはりリストに加える。

 

そしてそのあと、浅草でミーティング。

何げなく人の後について行くと、「房総料理」と書いてある。

すしや通りから食通街に入ってさらに小さい路地を入る。

普通入らないよなぁ。。でも入る。

魚美味し。房総の酒美味し。女将「私、御宿なんですよ」

えっ!?私の頭に今もルフランしてるあの歌が大きくなる。

「月の沙漠!」

「そうそう。そこに写真ありますよ」

うわ。シンクロ。

御宿のあの「月の沙漠」の駱駝の像の写真がそこに。

うーむ。嬉しいじゃないか。

酒すすみ。頭の中は月の沙漠。

子供のときに感性って決まっちゃってるのだと思う。

同じだもの。今も。

「月の沙漠」きらきらゆらゆら。綺麗で、幻想的。

怖くて美しい、永遠のメルヘンなのである。