長い長い11月が終わった。「ミラボー橋」の詩(アポリネール)は、
哀しみのあとに喜びが有ると歌っているが、私の霜月は喜びのあとに哀しみが有った。
いやずっと、喜びと哀しみは混沌と同居していて、兄弟の様なものだと思う。
最愛猫のBIBIが天国へ旅立った。11/13私の誕生日を、そして記念日を、祝ってくれたのだろう。
夜中にゴロゴロと手のひらの上で喉を鳴らし、私にはそれが最高の誕生日プレゼントだった。
翌朝私達の見守る中、静かに逝った。17才だった。毛も艶やかで眠ってるみたい。
もうこの手には抱けないのね。
家にはお祝いで頂いた薔薇の花がいくらでもあった。回りに沢山敷き詰め、象って絵を描いた。
私達にいろんなこと教えてくれて、かすがいになってくれた。
いつもBIBIに守られていると感じていた。これからもきっと守ってくれるね。
愛してるよBIBI。うちの子になってくれてありがとう。