甥が中学を卒業した。小学校の卒業式から3年。早いな。
ぽちゃぽちゃした男の子は、スラリと長身180センチの青年に成長した。
身体だけじゃない。心も成長したようだ。
第一志望の高校にも受かり、希望に輝いている。
小さい頃は、運動会の列の中から逃げ出しちゃうような子だったけれど、
傷つきながらも何かを掴んで、今ではしっかりと前を向いて歩いているね。
私は母親にはなれないけれど、親馬鹿ならぬ、伯母馬鹿で、
これからもあなたを見守っています。
卒業証書授与式。
卒業生の作品の扇が、壁にかかっています。
ご父兄の皆様は式が終わったらお持ち帰りください。
裏には生徒の手紙が書いてあります。。。と言われて、
ふと見ると目の前に甥の作品があった。
これだけの数の中で、偶然座ったのが甥の扇の前だったなんて。
こりゃぁ良い兆しだね。
読んで涙が出た。家族への手紙。感謝の言葉と共に、
喜んでもらえる様頑張る。恩返しがしたい。
そんな言葉が並んでいた。
おばあちゃんもさぞうれし泣きするだろう。
おめでとう。頑張ったね。
卒業生の合唱に泣いたよ。みんな、おめでとう!
いつかはこの日が来ると思っていた
悲しいことだけど今は泣かないで
ともに過ごした時を思い出して
なつかしい日々を楽しかった日々を
心のキャンパスに描こう 「はばたこう明日へ」(詞曲:松井孝夫)より