女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

マイムの帰り

2013-02-27 | 徒然

かろうじて、「月に一回だけでも」と続けてるマイム。

レッスンというよりは、体をほぐして汗をかくのが気持ち良いのと、

稽古場の床や大きな鏡の、あの空間が好き。

そして何より、佐々木先生にお逢いするのが楽しみ。

時には先生の好きな「にごり酒」なんか飲んじゃったりして。

行くまでは億劫なのに、帰り道は心晴れ晴れ。

心身ともに整体かマッサージを受けた後みたい。

忙しいけど、時間作って行って良かったなぁ。

帰りの千代田線はガラガラ。

ああ、いいなぁこういうの。時間帯によってだろうけど。

引っ越し騒動でドタバタの中、ひとときの静寂。

頭の中整理して・・・大丈夫か私。

 

 

 


あの頃の私でもなくこれからの私でもなく

2013-02-23 | 徒然

今、片付けにハマってる。片付けというより「断捨離」だな。

2階から5階に引っ越す前に、とにかく物を減らすわよ。

まずは、桐箪笥の中身をぶわぁ~っと出して、片っ端から処分。

ゴミ袋70リットル1個、45リットル3個、服から雑貨からバンバン捨てた。

過去の自分に執着しないこと。未来の自分に勝手に期待しないこと。

「あの頃」着ていた服や、「これから」着るかもしれない服。

実際ここ数年これらの出番は無く、今の自分には必要ないと思われる。

あくまでも「今」の自分に、似合っているか、絶対必要か、ということに絞って行くと、

結構手放せるものなのだ。このルールで他のものもばっさばっさと行きたい。

かつては、海外に旅する前に必ず断捨離したものだが、この頃行ってないもんなぁ。

ものが溜まる訳だ。引っ越しは良いチャンス。ああ、物を捨てると体が軽くなるような気がするわ。

CDや書籍の棚は、すぐに空っぽに出来ると思うので後回し。

さてこれから難関に臨む。譜面、紙資料、写真。この険しい山を切り崩すぞー。

 

写真はカシワのお客様に頂いた千葉の苺。すっごく大きい。一つ食べると結構満足。甘くてジューシー。

お片づけの合間にちょこちょこつまみ食い。ご馳走様!

 

 

 


ありがとう&ごめんなさい(Merci 与野SHINE)

2013-02-21 | ライブ・コンサート

2013/02/20 Salon de Chanson @与野《カフェギャラリーSHINE》

手違いが有り「2/21」で告知してた与野シャインは「2/20」が正しいと、

間際にお客様から言われて知りました。こんなことってあるのねぇ。

私のスケジュールが20日空いてて良かったです。けれど、告知の訂正は完全ではなく、

やはり何人かのお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。

申し訳ございませんでした。ほんとうにごめんなさい。

けれど、急に変更したのにもかかわらず、駆けつけてくださった皆さん、

ありがとうございました。感謝感激です。

ピアノの山本康一さんは鳩ぽっぽで長年連れ添った(?)仲なので、

多少前日のカシワの余韻を残す私を「二日酔いだろ」とすぐに見破り(汗)、

けれど、先生のおかげで元気に、絶好調で歌えました。嬉しいなぁ。

店が跳ねてから、前から気になっていた「大阪王将」で餃子。

美味しかったぁー。今日は飲めないなんて誰が言ったんでしょう。

ビールも美味かった。お疲れ様っ!

今日も出逢いとご縁に感謝。ありがとう。

 

Photo:さっちゃん

 

 


雪とけて花咲いて(Merci カシワ)

2013-02-19 | ライブ・コンサート

2013/02/19 カシワ・デ・シャンソン Vol.13 @Studio WUU

雪まじりの寒い寒い日。会場は熱気に包まれた。

沢山のお客様。ほんとにほんとに、ありがとう。

皆様の、静かだけど熱い応援。温かい拍手。そして歌声。

沢山のエネルギーと愛を頂きました。そして勇気。これからも歌おうと思いました。

野田正純さんのピアノ。力強く明るい音が私を支えてくれました。ありがとう。

お客様はやっぱり女性が多かった!今まで13回皆勤賞の方も多い。

女性だから早くお帰りになりたいだろうと終演の時間を気にして切り上げたら、

「アンコール!」の声が。有り難い。有り難いです。精進しなくちゃ!

ライブに来れないからと送って頂いたお花。いい香り!素敵なアレンジ。

ステージの上に飾ってお花と共に歌いました。心は一緒に居ました。ありがとう。

そして今回いらっしゃれなかったピアノの先生にも歌声届いたと思う。

皆さんで「花は咲く」を歌った。涙してる方もいらした。

東北の皆さんを、また大事な人を、それぞれが想いながら歌ってくださったのだと思う。

ありがとうございました。

今日も出逢いとご縁に心から感謝。Merci beaucoup !!!

皆様の幸せを祈っています。

 

 

 

 

 


花は咲く

2013-02-17 | 音楽

大切な人。ピアノの先生のお見舞いに行く。

カシワ・デ・シャンソンを目前に、体調悪く私の歌を聴きに来れない、

「逢いたいわ」の電話の声を聞き、突然ではあるがお宅に伺った。

先生の大好きなフリージアは売り切れで、お好きな黄色い花の小さなブーケ。

先生はイタリアで買ったという、黄色い花瓶に挿してくださった。花と同じ色だった。

ピアノの部屋へ入り、私は「花は咲く」を歌って差し上げようと思っていたら、

譜面台に乗っていたのはまさにその楽譜。先生はゆっくり弾き始めた。

去年のいつだったか、お手紙と一緒に「花は咲く」の楽譜が入っていた。

「いつか一緒に歌ってね」と書いてあったのが、今日やっと実現したのだ。

私のカシワでのライブを、いつも楽しみに欠かすことなく聞いてくださる先生が、

いらっしゃらないと思うと寂しくて、歌いながら、なぜだろう、

いろんなことが思い出されて、涙がこみ上げてくる。

歌い終わると「これで私、ライブに行けなくても大丈夫だわ」と先生。

私も大丈夫です。お顔が見れて良かった。

どうぞ、ゆっくり静養して元気になってください。

また来ます。また歌います。

 

「花は咲く」2/19、歌います。祈り込めて。

源調はコーラス用。きっと皆さん口ずさむには高いはず。

私のライブではぐっと落ち着いたキィになってます。

どうぞ、一緒に歌ってくださいね。

花は、花は、花は咲く・・・

 

 

 

 


決めました

2013-02-15 | 徒然

  

決めました。引っ越します。場所は・・・なんと同じマンション内。

今度は5階。今まで通り日当り良好。&こちらはスカイツリーも見えるのだ。

東京タワーが見えるところに住みたかったけど(笑)

私にはやっぱりスカイツリーでしょう。

下町シャンソンの女王(自己申告)にふさわしく、

緑が多くスカイツリーを眺められる場所、に落ち着きました。

しかも夢で「5階」と見て(決めて)いたの。呼ばれたわね。

今回引っ越しのきっかけについては省くけど、まぁいろいろ有った訳だ。

で、他を探したけど、こんなに良い場所は無かった。

猫を飼えて、駅から歩けて、日当り良好で、思い切り歌える(二重サッシで防音ばっちり)。

それになんといっても離れがたいのは、ここんちの庭の素晴らしさ。

大家さんが良い人。このお庭は大家さんの作品。大作だ。

その大家さん。ウチの移動を聞きつけていろいろ良くしてくれた。

管理会社とか不動産屋そっちのけで。有り難い。

私ね、いつもお庭を眺めて楽しんでいたの。大家さんにもありがとうって言ってたの。

大家さん、それが嬉しかったんだって。

うーむ。常日頃のお付き合いがものを言ったなぁ。

という訳で、ひと月かけてゆっくり引っ越します。

歌もしっかり歌います。

 

春夏の庭には花が一杯。特に蓮が綺麗で好き。鉢が一杯あるの。

秋は紅葉。冬は雪の日の風情も素敵。

そしてもうすぐ桜が咲く。。。素晴らしいでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 


白コンプレックス

2013-02-13 | 徒然

母が白のドレスを縫ってくれた。今回雪の歌も多いから、ちょうどいいかな。

白い衣装は、自分では買わないなぁ昔から。白ほど複雑な色はないと思う。

大学の時「合唱」の授業が必修科目で、演奏会用の白ドレスは絶対作らなくちゃならなかった。

一度本番中ドレスの下にジーンズを履きっぱなしと気づいてビックリしたことがあった。

シャンソンの仕事でも、「クリスマスは白」と決まっていた時があって、しぶしぶ買った。

ディナーショウの時も、白で統一する曲があり、誂えた。

私にとって白は強制される色なのである。

嫌いな色じゃないけど、手に取って、欲しいとは思わない色。

心に闇を抱える人は、白い服が好きと聞いたことがある。

ああ、私ってよっぽど心に闇がないんだわぁ。と思ったけど、いやそれより、

強制される色でありながら、一人で着た時の自己主張の強さがどうも。。

花嫁さんの色でありながら、複雑。何色にも染まるふりして、絶対的な強さあり。

一番華やかな色なのかもしれないね。着こなす自信がありません。

けど。着ますわよ。気合いですよ。そう、白を着るには気合いが居るのよ。

カシワデシャンソンは来週2/19「氷雪とかす愛の歌」お楽しみに。

 

 

 

 

 


小鳥はとっても歌が好き

2013-02-11 | 美風景

夕方。外は鳥達の大合唱であった。

「五線譜」にも似た電線。賑やかに彼らは何を歌うのか。

“小鳥はとっても歌が好き~・・・” というノンキなものではない。

見ての通りの連打音のような。

これを騒音という人も居られるが、ずっと見ていて飽きない。

聞いてて飽きない。ずっと見上げていた。

私は変なおばさんになりかねないのに気づき、

iPhoneでそそくさと写真を撮って帰って来た。

あの一つ一つの玉(音符)には、命が宿っているのだなぁ。

同じだなぁ。

 

 

「小鳥の歌」

与田準一作詞・芥川也寸志作曲


小鳥はとっても 歌が好き
母さん呼ぶのも 歌で呼ぶ
ピピピピピ
チチチチチ ピチクリピイ

小鳥はとっても 歌が好き
父さん呼ぶのも 歌で呼ぶ
ピピピピピ
チチチチチ ピチクリピイ

 

 

 


やどかりの歌

2013-02-09 | 徒然

そわそわ。うずうず。引っ越したい。

現在の私の最大関心ごとは、引っ越しである。

そわそわそわそわ。うずうずうずうず。

2月になり、本当にほんとの「新年」になった。

呼ばれてる。夢のお告げ。はっきり言えないけど、

「移動」することになると思う。

そう大きくはないけれど・・・

春めいて来た。楽しいことが待っていそう。

よいしょ。うんしょ。

やどかりは歩き続ける。

やどかりは歌い続ける。

 

 


白い想い出

2013-02-07 | 音楽

東京地方「雪」の予報が大外れして、悲喜こもごも。

天気予報には振り回される。営業妨害だと嘆く人もいる。

空模様にかかわらず、私は最初から家に居ようと決めてた日。

今月新曲で歌おうと思う曲を整理。

カシワでのテーマは 、2/19が “雨水”(うすい)の頃であることから、

冬・雪・雪解け・陽射し・春・・・「雪氷とかす愛の歌」とした。


ふと浮かんだこの歌は、ずーっと前「鳩ぽっぽ」で

山田晴久さんが歌ったのを一度だけ聴いたことがある。

しっとりとした大人の男の、声で、歌であった。

有名なのは、ジョーン・シェパード(千正夫さんの奥さん)、

ダ・カーポや、クラッシック歌手も歌ってるみたい。

ダーク・ダックスが歌って、1963年にレコード大賞とったそう。

しかしYouTubeで偶然に見つけた、スサーナの白い想い出。

私はこの雪など似合わなそうな異国の人の歌唱に、

泣きそうになっちゃったんだよ。

スサーナの暗さを含んだ声、哀しみを含んだ声は重すぎず、

でも深くて、果てしなく滑らかなのである。

日本語だからとか、外国語だからとかではなく、

声に含まれる表現というものは無限なのだと知らされる。

彼女の歌はこちら:《スサーナ「白い想い出」》

 

「思い出」なのか「想い出」なのか。

「少しだけど」なのか「すこしだけれど」なのか。

「黒い心」なのか「暗い心」なのか。

歌う人によって違うのだけれど・・・山唯さん。名曲です。

 

 

 

「白い想い出」   作詞・作曲 山崎唯

 

雪が降ってきた ほんの少しだけど

私の胸の中に 積りそうな雪だった

幸せをなくした 暗い心の中に

冷たくさびしい 白い手がしのびよる


雪が溶けてきた ほんの少しだけど

私の胸の中に 残りそうな雪だった

灰色の雲が 私に教えてくれた

明るい陽ざしが すぐそこに来ていると

灰色の雲が 私に教えてくれた

明るい陽ざしが すぐそこに来ていると

すぐそこに来ていると