せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

アミガサユリとクリスマスローズ

2011-03-29 | 日記
 
どちらも下向き加減に咲いている。花弁に模様がついているもの似ている。しかしよく見ると雄しべの数も葉の形も違う。左がユリ科アミガサユリで右はキンポウゲ科クリスマスローズ。

アミガサユリ

ユリ科の多年草。茎の先のほうの葉は細くて曲がり、葉のわきから釣鐘形の花を下向きに咲かせる
黄緑色の花弁が6弁で、花の中は紫色の網目模様がある。別名バイモ(貝母)。

クリスマスローズ

キンポウゲ科の多年草。花弁に見えるのは萼片。花弁は退化して蜜腺状になっている。花の後ろには苞葉がある。

シモクレン

2011-03-29 | 日記

今年は寒いせいか桜もまだ咲かないし県立公園を歩いてもまだ冷え冷えする。気分もいまいちなぜかすっきりしない。今の職場は今まで働いたところとはちょっと違う。同僚が少ない。ほとんどいないといってもいい。議論することもないしじっくり考えることも必要ない。ないことの多い職場だ。ルーチンの仕事をこなして一日が終わる。制約時間は割と長いからちょっと窮屈な感じもするし退屈でもある。まだ一月しかたっていないから仕方がないかな?そのうちに慣れて創造的なことができるようになるのかもしれない。その時のための充電期間だと考えよう。

モクレン科シモクレンが遠くからも鮮やかに見えた。


ハクモクレンはもう満開で少し遅れてシモクレンが咲き始めている。

 
ハクモクレンと違って花は半開きでいることが多い。花弁の外は赤紫色で内側は白。

アオギリとコゲラとマヒワ

2011-03-29 | 日記

枝に小さな星をたくさんつけている樹木があった。

アオギリ科アオギリの果実は種子をつつむ果皮が5個放射状についているため、果実がすべて落ちると残った柄の部分が星型に見える。


コゲラ  キツツキ目キツツキ科
 
 
アオギリの枝に鳥がせわしなく登っていく。背と翼には白い横縞がある。キツツキ科コゲラ。全長約15cmで日本のキツツキのなかで最小。とても可愛い。 飛び立つ時にギィと鳴く。


マヒワ  スズメ目アトリ科
 
 
数十匹の群れをなして飛んできて近くの樹木にとまって毛づくろいしている。スズメの群れかと思ったけれども腹が黄色いから違う。ネットで調べるとアトリ科マヒワのようだ。冬鳥として全国に渡来するらしい。

フサアカシア

2011-03-29 | 日記

市役所から海にかけての埋め立て地は広い公園になっている。通勤途中に立ち寄ってみると広場の隅に黄色い毛皮をまとったような巨大な樹木が否が応でも目に入る。一部枝が折れているが木のほとんどがその花で覆い尽くされている。


一部葉の展開も見られるもののほとんどがその黄色い房状の花。マメ科フサアカシア。一般にはミモザと呼ぶ。街路樹や児童公園で見かけるものはもっと小さい。これだけ大きくて怪物のような姿は名木百選に選ばれてもいいかもしれないなあ。


下から見上げると飲み込まれそう。


花弁は無く花全体が雄しべの集まりでどこに雌しべはあるのだろう?よく見ると確かに葯のない白い花柱が雄しべに交じっているのがわかる。


樹皮。幹は太くて幅50cmくらいありそう。

焦燥

2011-03-29 | 日記
実は職場では浮いている感じがしている。まだまだ仕事も自分の内面も本調子がでない。一番困っているのは集中力が低下していること、何をしていても少しうわの空というか、これが大事なことだという気がしないこと。本来の自分を取り戻したいのに焦るばかり。

5月病というのがある。4月に入学した学生が受験から解放されたのに目標を失って学生生活に適応できず5月頃に倦怠感、うつ状態におちいることをいう。今まさにこれと似た状態にあるのではないかとふと思う。対応策としては気分転換をしストレスをためないよう心がけるのが良いらしい。沖縄の離島に行って砂浜で昼寝でもしたいなあ。学生時代、宮古島に行ってバイクで島じゅうを巡ったことを思い出す。ちょうど3月の今頃の季節だった。南国の日差しと温い風とトックリヤシの面白い形はまだ忘れていない。


キジ

先週野原で偶然つがいのキジに出会った。フキノトウがたくさんあった場所にはフキの葉に変わっていた。その真ん中に雌キジが座っていた。キジの雌を初めてじっくり見ることができた。黄褐色で地味な体色で派手な雄とは大違い。

 
これから繁殖期がはじまると懐かしいキジの声が聞こえてくるだろう。キジは日本の国鳥なのだから大事に保護したい。

 
雄はじっとしていないので写真はピンボケ。雄はあちこちをゆっくり何か探しながら歩いていた。近づいてみたら少しずつ藪と畑のほうに遠ざかっていき、いつの間にか雌もいなくなっていた。フキノトウはもう花が咲いていた。