市役所から海にかけての埋め立て地は広い公園になっている。通勤途中に立ち寄ってみると広場の隅に黄色い毛皮をまとったような巨大な樹木が否が応でも目に入る。一部枝が折れているが木のほとんどがその花で覆い尽くされている。
一部葉の展開も見られるもののほとんどがその黄色い房状の花。マメ科フサアカシア。一般にはミモザと呼ぶ。街路樹や児童公園で見かけるものはもっと小さい。これだけ大きくて怪物のような姿は名木百選に選ばれてもいいかもしれないなあ。
下から見上げると飲み込まれそう。
花弁は無く花全体が雄しべの集まりでどこに雌しべはあるのだろう?よく見ると確かに葯のない白い花柱が雄しべに交じっているのがわかる。
樹皮。幹は太くて幅50cmくらいありそう。