せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

マンサク、カワヅザクラ、サンシュユ

2011-03-04 | 日記
今日は朝から久しぶりで大学近くの県立公園を散策。まだまだ風は冷たい。水の枯れた噴水を見下ろす一番高いところにあるパルテノン神殿風の建物のところから市の中心部が一望できる。政令指定都市の割には高層ビルは見当たらない。最も高いビルは最近できたマンションのようだ。空気は澄んでいて海は見えるし遠くまで青空が続いているもののさすがに富士山までは見えなかった。


マンサク

パルテノン神殿風の場所から反対側の茂みに目をやると逆光に反射するように明るい黄色に輝く低木が見えた。マンサク科マンサクが満開。

 
4枚の花弁は細長くねじれたように咲いているので一風変わった感じがする。

 
木全体に小さな金色の房をつけたように見えておもしろい。右は冬芽。


カワヅザクラ

3月の初旬には必ず見られるカワヅザクラとサンシュユを目指して歩いていくと、遠くからカワヅザクラの濃いピンクが見えてきた。すぐ横にはシュゼンジカンザクラがあったがまだ咲いていない。


青空と桜は最高の組み合わせ。

 
ソメイヨシノとは違った風情。しかもこんなに寒い時に咲くなんて。寒さのせいか今日はほとんど歩いていいる人がいない。


サンシュユ

ミズキ科サンシュユが少し離れたところで咲きかけている。これもまた黄色い花火か星が飛び散ったような形の花でかわいい。

 
樹皮ははがれる性質があるようだ。


マンサク、カワヅザクラ、サンシュユのどれも3月の青空に映えて素晴らしい。去年も一昨年も見たはずなのに毎年見るたびにとても新鮮で感動的。生き物だからいつも同じ顔はしていない。