今日、どんな色を見ましたか?
ときどき、色
カメラ女子

カメラ教室やナチュラルな表情を捉える撮影会など活躍中のカメラ女子チーム「ふぉと*いろ」さんのところにカラー&イメージ講座に行ってきました。
押しているだけデジイチの私が、恐れ多くもカメラ女子向けですよ
写真世界のイメージを左右するのは色だけではありませんが、色のトーンが大きく影響するのは確か。みなさん基礎知識はお持ちなのですが基礎の基礎からおさらいしてもらうために絵の具で色を作るところからスタートです。色のトーンについて基本を確認したあと、色以外の「イメージを作り上げる要素」もチェックします。
その後、イメージを具体化していく作業、撮影小物をセットして撮って確認です
カメラを構えて撮り始めると急に言葉少なになってみなさん、真剣モードです。
ふぉと*いろのみなさま、ありがとうございました。ふぉと*いろさんの写真世界を広げるお手伝いができたらうれしいです。
Yさんに「心からありがとう」

Yさんは、所属している焼津商工会議所女性会の最年少会員です。地元信用金庫の女性で出世頭のエリートさん。私との共通点は7月生まれということくらい
そのYさんからお願いがありますと頼まれたのが昨年3月でした。女性会10周年記念行事の特別委員会に入ってほしいと。いや、本当に断りたかった!婚活チームのオシゴトだけで充分すぎるほどでしたから。
どうして断れなかったのかというと、Yさんが委員長だというからです。
えっYさんが!?
基本的に経営者もしくは経営者の家族が会員の女性会です。会議でも意見だけはどっさり出る、しかしその後の集約が…というなかなかにハードな集団ですいくら有能で快活なYさんといえど最年少であの皆様方を率いて記念行事とは…
Yさんは全然オロオロしていませんでしたよ、私が「それは大変なことだ」と勝手に思ったのです。そして、泣き落としみたいなことを一切言わないで誠実に話すYさんの様子がいいなぁと思ったのです。
↑祝賀会場の準備風景
Yさんという人、企画力も、決断力も、実践力、統率力もある本当に有能なリーダーでした。
それがどういうことかというと、「あっひらめいた」→「面白いよねーこれ」→「やれるよねー」という流れにすぐなっちゃう人なんです。あれよあれよという間にやることが増えていく
私も段々カンが冴えてきて「いしださーん」と「あのね」の間にある微妙な空気と笑い方で「あ、Yさんまた何かひらめいちゃったみたい」とピンとくるようになりました。
アイデア豊富な人はとかく実行する緻密さに欠けていたりしますが、Yさんはそれも持っているというかかなり几帳面でもあります。さすが金融業界人!でも大きなイベントを動かすには大胆な決断力と緻密な実行力と両方必要なんですね。そのことはYさんの仕事っぷりを見ていて実感できました。
あんなに全力を挙げてがんばっている人を目の前にしたら、誰だって引きずられてベストを尽くしたくなります。
それから夏が過ぎ秋が過ぎ、冬も終わりに差し掛かった今月8日。式典、講演会、祝賀会が無事に開催されました。
当日の私の大きなミッションは祝賀会前に撮影した出席者全員の写真をエンディングムービーに仕上げることでした。撮影チームの皆さんのすばらしい仕事の後を受け、ちょっとタイムリミット過ぎてしまいましたが滑り込みでセーフ。上映が始まると会場全体から手拍子が!これで涙腺があぶなくなり、Yさんの涙を見たらもう…
すべて終了した会場で写したツーショット二人とも泣いた後なのでちょっと鼻が赤いかも?
特に今年になってからは怒涛の日々だったので翌日は抜け殻でぼーーーっとしていました。ところがYさんは翌日もうスキーへ出発しているではありませんか!Yさん、やっぱりあなたは最年少
Yさんのおかげでかけがえのない経験ができました。私をメンバーに誘ってくれてありがとうございました
科学と美術

静岡科学館「るくる」、一度行ってみたいと思っていたんですよね。でもなんだか子供向け施設って感じで入りにくくて機会を作れずにいました。
でも、昨日から始まったのが「かがくの色あそび展」これは行くしかないでしょう。しかもこんなイベントまで発見!
静岡市美術館とのコラボ企画「日本の伝統色を探してみよう」
まず科学館で、日本人が使ってきた画材としての色を勉強してから、駅をはさんだ向こう側の静岡市美術館で開催中の「近江巡礼 祈りの至宝展」に移動、学芸員から作品の顔料の解説を聴きながら鑑賞、という魅力的な内容です。
冒頭の写真は、紫草で染色したもの。万葉集の「茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」の紫野は現在の滋賀県八日市市のあたりといわれているそうです。その本家、八日市市の紫草で染めた正統派(?)紫です。
↑紅花のブランド品山形県産「もがみべにばな」の染色見本 紅花の色素が黄と紅だということがよくわかります。
↑縄文時代から使われたといわれる赤色の顔料「辰砂」
現代の画家が各地の川で採取した石で作ったパステルですって!これは神奈川の相模川のもの。
左の奥に黒っぽく見えるのは「るくる」の職員さんたちで採取した大浜海岸の石。
人が彩色に使う色を手に入れるため、変わった色や濃い色の石を細かく砕いて顔料にした歴史を思わせてくれます。
染料にしても顔料にしてもこうして原材料を見ると、いかに色を手に入れるのが大変なことだったか、鮮やかな色がどんなに貴重だったか、改めて実感できます。
科学館「るくる」は撮影OKなんですよ
→
科学館でこんなふうに染料・顔料の基礎知識を教えていただいた後→美術館へ
渋い企画展…。でも今見てきたばかりの画材が使われている掛け軸や屏風を、専門家の解説付きで見ると面白いんです、これが!
科学館でも美術館でも、解説は特に子供向けにしているわけではなく、しかも美術館の展示内容は決して子供受けするものでもないのに、子供たちも意外に飽きずに参加していました。いつも最前列に陣取ってすごく集中している男の子もいたり。細かい理屈はわからなくても、色彩は人の気持ちをひきつけるのかなぁ。
とはいっても、今回の企画、もっと大人にもアピールしてたくさんの方に楽しんでもらったらいいのにと惜しい気がしました。同じ内容で27日(日)にも開催されるそうです。
来月は美術館でもコラボ企画として「色とは何か? ニュートンの色彩論から最新脳科学まで」というミュージアム・カフェ・トークのイベントがあるようです。
科学館と美術館のコラボ、とっても面白かった。これからも続けてほしい、期待します。
エルメスの手袋とスリッパの裏

駿府博物館で始まった「ジュディ・オング倩玉木版画の世界展」に行きました。
(倩はニンベンに青ですが変換できません)
ジュディ・オングさんがこんなに本格的な版画を作成していることも知りませんでした。本当に多才な方ですね。
日本家屋や寺社が描かれた作品が多く、サイズも大きいので迫力があります。当初の墨一色の版画から部分的に彩色した画に進化していって、その有彩色が効いています。カトレアやチューリップなどの花を題材にした作品よりも、大作の家屋や寺社の、緑や臙脂や弁柄などの暗めの赤をきかせた作品が私は好みでした。
特にポスター、チラシに使われている「銀閣瑞雪」は素晴らしい~!これも1174mm×1606mmの迫力サイズ。「瑞雪」は真っ白な雪をおめでたいものとしての美称という意味と、銀閣に降る雪は幸せだという意味と両方だと作者の解説がありました。銀閣にふりそそぐ雪は他のところに降る雪より幸せ。ああ、そうかもと思わせる美しさの画なんですよ。
すべて作者の文章で解説があって、それがまた面白いのです。「鳳凰迎祥」は平等院鳳凰堂を描いたものでこれも素晴らしいのですが、阿弥陀如来坐像のお顔を彫る際のエピソードが書かれていました。普段は手袋をして彫っている倩玉さん、このときだけは塩で清めた素手で彫ったそうです。
ふーん、軍手でもするのかなと思ったら、その手袋も展示してありました。エルメスの皮の手袋。芸能人は歯も手も命(?)普段から手指は大事にしているそうで、その普段使いの手袋がくたびれてきたら版画用にスライドするんですって。
すりきれて、元の色も形も定かでないくらい使いこまれた手袋を見ると、物を使い切るってこういうことかとも思わされます。
処女作の「椿」はごく小さな作品で凝ったものではないのですけど、すっきりした線が魅力です。なんとこの作品、バレンの代わりにスリッパの裏で刷り上げたんですって!!それくらい創作意欲が湧くままに道具なんてこだわらずに彫ったのでしょうね。描きたい、彫ってみよう、とわーっと気持ちが熱くなったのでしょうか。いいな、そういうの。
謹賀新年

穏やかな元旦をむかえました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
夜明け前 富士山もきれいなシルエット
海にせり出したベストポイント、さすがに風が強い。 すっぴんだから逆光でね
午後、また海辺に出かけました。
漁港の大漁旗がはためきます 海も澄んだ深い青
サプライズレッド&グリーン

「日時指定ができなかったので突然ですが今日の午前中に宅急便が着きます」というメールが届いて2時間後のこと。ピンポーンはーい。
受け取ったダンボールがこれでした。
やや、これはもしかして…わくわくしながら開けてみると
この色は!あれね、あれでしょ
包装をはがしてみると…
もう期待はMAXあれなのはわかったけど、どんなあれなのぉ?
ワクワクわくわく OPEN!
きゃーっ感激
トマトーーー!これ、全部種類が違うんですよ。アメーラ、ピッコラカナリア、小鈴、ベリー、グリーンゼブラ、イエローミミ、ブラックチェリー、マイクロトマト。素敵です。そう、このトマトたちで鼻息が荒くなっちゃうくらい私はトマト好き
中でも私の視線が釘づけになったのがグリーンゼブラです。この色で熟している種類のトマトなんですって。グリーンゼブラだけが別の箱にもはいっていました!産地を見たらなんと4種類が静岡県産で、珍しいグリーンゼブラもそうでした。どこで作っているのかしら。明日のクリスマスメニューに決定です。
トマトジュースは炭酸ガス入りとのこと。どんな味わいでしょぉ。
それにしても、私のトマト好き、話したことあったかしら。それを覚えていてくれたことがうれしくてうれしくて。
トマトレッドなサプライズプレゼント、かわいいサンタさんありがとうございました。
追記:グリーンゼブラはスライスして塩コショウで軽く焼いてからチーズをのせてオーブントースターで焼き目をつけました。出来上がりは写真のことなどすっかり忘れてました
苦味がなくてジューシーなピーマンのようです。酸味がまたいいすっぱさでさっぱりしています。生のままでも薄くスライスするとサラダでOKです
四季がつまっている

作者名がお二人だったので合作なのでしょうか。「一枚の絵の中に、四季が全てつまっています。」とコメントが添えられていました。色がストレートに伝わらないのがくやしいです。
『愛護ギャラリー展 知的障害のある人達がつくった絵画・陶芸・工芸』に行きました。撮影可となっている作品だけ撮りました。個人の作品もあり施設のみなさんの力を合わせた大作もあり相当の数で、これでもほんの一部ですがご紹介しますね。
東部の施設はさすがに富士山をモチーフにしたものが多いです。
↑点描画です
↑刺繍の赤富士
↑これは綿棒! ↑これはダンボール
ここでクイズです。小さなタイルを敷き詰めたように見えるこの絵の材料は何でしょう?5000個のブロック作成に一年という時間をかけた大作です。
↑じんべい鮫を描きたかったそうです
↑これだけの作品を仕上げる集中力とエネルギーがすごい
↑ポストカードにしたらかわいいでしょうね
↑「アメリカ薬局の男の子」というタイトルがわかるようなわからないような(笑)
陽気さが、好き。
さて、クイズのこたえは。
牛乳パックですってすごくないですか?
グランシップで、最終日の明日は9:00~12:00です。
個性が輝きました

焼津市大村公民館主催「あなたの個性が輝くカラー講座 ~年末年始のおしゃれをランクアップ~」講座でした。コントラストの個性
顔のラインの個性
雰囲気の個性
の3つのテーマで知っているようで知らないこともある自分のビジュアルの個性を発見していく内容です。タイプ別おすすめカラーコーディネートや塗り絵タイム、自分の顔と向き合ったり、お世辞抜き印象チェックバトル(?)、盛りだくさんなメニューをご用意しました。盛りすぎたかしら。
お伝えしたかったのは、それぞれの輝く個性は意外と自分では気づいてないということ、個性を生かすコーディネートがいろいろあること、寒いシーズンも明るい色を着てほしいことです。
「他人から見た自分というものも聞けて新しい発見でした」
「少し明るめの色を選びたいな」
「1時間半があっという間でした」
「これから自信を持ってコーディネートができるのでとてもうれしいです」
「教えていただいたコーディネートに挑戦してみたい」
「他人から見た自分の印象はとても興味深いものでした」
「新たな発見です。今までは着たことがない色を買ってみようと思った」
などなど、うれしい感想をいただきました。ありがとうございました。
今日は赤かピンクを着て出席というお願いをしていました。全員ご覧のとおり明るい陽射したっぷりの部屋が更にぽかぽかする暖色系女子会です。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。年末年始、お洒落の機会も多いので個性キラキラに輝いちゃってください
大村公民館ご担当のM様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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