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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今朝、いつも通り9時20分くらいに仕事場に出勤してきてハタと気付いた。


今朝8時30分から消防訓練があった。

完全に記憶から消えていた。


日時:8月20日(月)8:30~9:15(予定)

場所:1階共用部

内容:1階共用部を火元とする「消火・避難誘導訓練」及び「水消火器訓練」


仕事場に着いてから何かザワザワと胸騒ぎがするので、何だろうと思いながら店に入り、スケジュールが書き込まれたホワイトボードを見て愕然とした。

『20(月)消防訓練 8:20~』

と間違いなく書き込まれている。


1時間近く遅刻してしまった...

本当にやったのかどうかも分からない程、1階共用部には全く訓練の痕跡がなかった。


大変申し訳ございません。

マリアナ海溝より深く反省致します。


来週月曜日の清掃活動は必ず参加致します。

今からおでこにマジックで『27日清掃活動』と書いておこうかと。


書くというと、連日報道されているスーパーボランティアの尾畠さんが自宅でのインタビューを受けているのを見ていた時だった。

尾畠さんは気付いたことを、思ったことをすぐメモに残し、壁に貼るのを習慣づけているそうで。

その沢山のメモ紙の中で

「かけた情けは水に流せ 受けた恩は石に刻め」

と書かれているのをレポーターから紹介された。


持った湯飲みをバッタと落とし、小膝叩いてニッコリ笑い、落とす涙は小脇に抱え、ちぎっては投げちぎっては投げ...

何と素晴らしい格言。

ネットで検索したらどうやら尾畠さんが考えた言葉ではなく、作者は不明らしい。

“刻石流水”という4字熟語があるそうで、元々は、仏教経典にあった『懸情流水 受恩刻石(情を懸けしは、水に流し、恩を受けしは、石に刻むべし)』から来ている言葉だとも書いてあった。


よし!決めた!


【なるようにしかならん】

今日までこれが座右の銘だったが、これからは

インタビュアー「吉田さんの座右の銘なんかお聞かせいただければ嬉しいんですが」

店主「座右の銘ですか? そうですねぇ...幼い頃から【刻石流水】ですね」

と答えることにします(笑)


「子供は上へ上へと昇りたがる」

「刻石流水」

色んな事を尾畠さんから教わります。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

ROLEX デイトジャスト Ref.69173 自動巻き

東大阪市在住のM様所有。
分解掃除、ゼンマイ交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

婦人用コンビのデイトジャストです。
シャンパンゴールドにバーインデックスのベーシックな文字盤。
固有番号から1985年~86年に製造されたモデルと判明しました。
ゼンマイがヘタっていたので交換を要しました。
M様大事にお使いくださいませ。


【恩をあだ名で返す】もいいかなと思ったりする腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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