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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日の夕方、母親から
「お隣さんから牡蠣を沢山いただいたから、カキフライにするけど食べに来るか?」と電話が掛かってきた。

断る理由がどこにも見当たらないので、仕事が終わってからいそいそと実家へ帰った。


やっぱり揚げたてのカキフライは美味い。


で、ご飯を食べながら母親がこんなことを言い出だした。

母親「このオリンピックの間な、今まで真央ちゃんのスケートしかちゃんと見たことなかったんや。
それが、何日か前に初めてキム?なんや?キムヨナ?の演技見たんやけど、確かに金メダルやな。
上手。
こう、何て言うんやろ、迫力とか流れとかスピードとか...真央ちゃんと全然違うたわ。
あの点数の差は納得やな」

店主「ほほぅ」

母親「真央ちゃんも良かったけど、『さぁ!今から飛びますよ~!』って構えてから飛ぶから見てるこっちが緊張するけど、キム?なんや?キムヨナ?は全体的にスムーズやったしな」

店主「なるほど」

母親「真央ちゃんももっともっと頑張らんとアカンな」



1億総フィギュア解説者


五輪の銀メダリストにも容赦なく上から目線(笑)

それにキム・ヨナちゃんの名前くらいしっかり覚えてて欲しい。


まぁ、フィギュアだけではなく、モーグルやエアリアル、ハーフパイプなど演技構成が点数に加味される競技の金メダリストの滑りには迫力があるし、見る者を圧倒する力がある。

比較的静かなカーリングでさえ、金メダルを獲ったスウェーデンチームには凄い迫力があったように思えたし。


今朝の『とくダネ!』で小倉さんも言ってたけど、アイスホッケーに日本が出てないのは寂しい限り。

金メダルを賭けた地元カナダとアメリカの男子決勝戦、店主がカナダ人なら全身の毛穴全開で興奮しただろう。

そんな経験してみたい。

過去にあったかな?

あぁ、そういえば去年のWBCでイチローが決勝タイムリー打った時は毛穴全開だったなぁ。


今年の6月、南アフリカでの大会は毛穴全開になるでしょうか?
宜しく頼みます。


では、修理品のご紹介。
まずはこちら↓
 SEIKO ランドマスターAGS Ref.5M45-6A00

東大阪市在住のT様所有。
分解掃除、基盤交換、キャパシタ交換、パッキン交換、防水検査を行いました。

そしてもう一本。
こちら↓
 SEIKO ドルチェAGS Ref.3M21-0A20

上のランドマスターと同じT様所有。
分解掃除、キャパシタ交換、パッキン交換、防水検査しました。

2本のAGSをお持ちいただきました。

AGSとは...
(Automatic Generating System)の略で、ローターの回転運動エネルギーを電気に変えて駆動するクォーツシステムのことです。
2月28日に紹介したオメガのシーマスターと同じ機構です。

世界初のシステムが商品化されたのは1988年1月。
ドイツにて先行発売され、同年4月には日本でも発売が開始されます。
発売当時は“オートクオーツ”と呼ばれていました。

セイコーが10年来温めてきた“自動巻き発電”という発想は、1982年に開発プロジェクト として動き出し、1985年にはセイコーエプソンの技術陣によって開発が加速し、翌年のバーゼルフェアに参考出品されて、1988年に“オートクオーツ”の名称で正式発表となります。
ムーブメントの小型化・高効率化を推進し、1992年に“AGS(オート・ジェネレーティング・システム)”、1997年に“キネティック”と名称を変えながら、他の追随を許さぬセイコー独自の駆動システムとして、時計界にキネティック旋風を巻き起こしてきました。

正しくハイブリッドでエコな腕時計。
減税対象商品になってもおかしくないと思います。

T様大事にお使い下さいませ。


4年後のソチ五輪ではカーリングの解説者になれそうな腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
今回でかなり詳しくなりました。
ということで、明日はお休みです。

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