トランプは、2017年ユダヤ教徒に改宗している。ユダヤ教の聖書は、旧約聖書であって、それは人々のライフスタイルを死の弾圧で規制するものになっている。
https://toyokeizai.net/articles/-/173824
ユダヤ教の聖典は旧約聖書で、そのトーラー五書(律法)に、恐怖の戒律が描かれている。
創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記がそれで、ユダヤ教徒は、これを女子12歳、男子13歳までにラビの前で一部を暗誦して認可をもらわない限り「成人」と認められない。
これをバルミツバ(ユダヤ成人儀礼)と呼ぶ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%AF%E3%83%BC
このうち、レビ記などに、人間関係の戒律が厳格に述べられているが、それを初めて目にした人の大半は、その内容に恐怖するほどグロテスクな殺人教唆の羅列である。
https://www.wordproject.org/bibles/jp/03/20.htm#0
ちなみに、新約聖書には、姦淫した女性を石打ちで処刑(申命記22)するなど、旧約聖書の戒律を守る人のことを「マムシの子ら」と呼んで、パリサイ人(ユダヤ人)たちを市場から排除するキリストの姿が描かれている。
旧約聖書の殺人司令にびっくりした人たちの感想は、「神はどれだけ人を殺したら満腹するのか?」とか、「旧約聖書の神とはルシファー(サタン)なのか?」と感じる人が少なくない。
こんな記述を幼い頃から暗誦しながら育つユダヤ教徒が、どのような人間性になるのか想像に難くない。
だが、このトーラー五書を絶対的に信奉している人たちは、ユダヤ教徒だけでなく、プロテスタント福音派やモルモン教、エホバなど何億人もいるのだ。
アメリカの保守派やキリスト教原理主義、共和党支持の行政官・裁判官の多くが、この旧約聖書の戒律を無条件に信奉しているといわれる。
トランプも、もちろんその一人で、アメリカ女性の妊娠に関する自決権を排除し、胎児を飲酒などで流産させたなら終身刑のような規制が加えられるようになった。
流産して刑務所に入れられる女性たち アメリカ BBC 2021年11月23日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-59345201
アングル:中絶の権利認めない米最高裁判断、立役者はトランプ氏 ロイター編集 2022年6月26日
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN2O60LT/
トランプが、二期目就任以降、アメリカ社会から排除しているもの。
① トランスジェンダー
「米国は二度とWOKEにならない」トランプ氏施政方針演説、「女子競技から男性は排除」2025/3/5
https://www.sankei.com/article/20250305-CLKU52DUUZD33L3XD64OASVL3E/
トランプ氏、黒人の米軍制服組トップを解任 多様性推進が理由か 毎日新聞 2025/2/22
https://mainichi.jp/articles/20250222/k00/00m/030/062000c
米軍、トランスジェンダーの兵士を実質排除へ=国防総省メモ 2025年2月27日
https://jp.reuters.com/world/us/X7AID2UGKJN37HZ3AETBZIX4IQ-2025-02-27/
② ホームレス
ワシントンの路上生活者排除を トランプ氏「見苦しい」2025.03.06
https://www.nippon.com/ja/news/kd1270194016880919398/
③ 紙ストロー プラスチックに戻せ
トランプ氏が大統領令で紙ストロー排除、専門家からも「部分的」に賛同の声 2025.02.24
https://www.cnn.co.jp/usa/35229708.html
④ トランプを支持しない通信社、記者
トランプ政権、AP通信を記者会見から排除 トランプ政権 2025年2月14日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN141OK0U5A210C2000000/
トランプ大統領取材のメンバーは「ホワイトハウスが決める」、記者会は報道の独立性損なうと抗議 2025/02/26
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250226-OYT1T50036/
⑤ マイノリティ
2025.02.04 トランプ大統領の政策が引き起こす倫理崩壊とマイノリティ排除
https://snews.fromation.co.jp/archives/100384
⑥ トランプを監視する機関
トランプ大統領の監視機関排除の申し出が最高裁によって却下された理由、その緊急性には何が隠されているのか? 2025年02月23日
https://jp.benzinga.com/news/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AE%E7%9B%A3%E8%A6%96%E6%A9%9F%E9%96%A2%E6%8E%92%E9%99%A4%E3%81%AE%E7%94%B3%E3%81%97%E5%87%BA%E3%81%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81/
⑦ 移民
史上最大の強制送還? どうなる移民大国アメリカ 2025年1月16日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250116/k10014695031000.html
⑧ 無能な官僚?
「無能な官僚全て排除」 トランプ氏、政府縮小へ 2/23(日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f07c37556b22a9a948d47010ccbfc2c5bed5fb
⑨ 対外援助機関
トランプ米政権、対外援助の政府機関を標的に マスク氏は「閉鎖する」2月4日
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f07c37556b22a9a948d47010ccbfc2c5bed5fb
⑩ 多様性・公平性・包摂性(DEI)関係担当者
トランプ政権、「DEI」徹底排除へ-担当職員は22日から有給休暇 2025年1月22日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-22/SQH8RWT1UM0W00
******************************************************
まだまだたくさんあるが、ネット上で目についたものだけ挙げた。トランプは人権や民主主義が大嫌いで、自分の閉鎖した価値観による独裁社会を目指していることがはっきりしてきた。
その価値観というのが、共和党支持団体である福音派やユダヤ教徒の価値観であるとともに、トランプ自身が自分のSNSで公開したガザのビジョンで示された。
それは全世界を仰天させる、信じがたい拝金主義だった。
https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6189697.html
日本でも、1980年代のバブル絶頂期に、不動産で一山当てた新興成金が、自分を誇示するために全国のあちこちに大仏を建設することが流行した。
だが、その大仏は今や外装が風化して、解体費用もないまま老朽危険物になってしまっている。拝観する者もいないので、どこも施錠されている。
トランプの発想も、成金の拝金主義そのままで、数十メートルはあろうかという黄金のトランプ像を、イスラエルが無差別に殺害したガザの数十万人の遺体が含まれた瓦礫を、そのままブルドーザでならして、そこに建立させるビジョンだ。
よくも、ここまで死者を冒涜できるものだと、世界中が絶句しているだろう。
トランプは1987年、ロシアを訪れた際に、当時のKGB(国家保安局)が接触してロシアのスパイになっている。その後、トランプが行った不動産事業で、おそらく数百億円規模の資金援助をロシアから受けているが、トランプが破産した時に、パームビーチの家を約4000万ドルで買い、短期間でロシア人に1億ドルで売った。
これは2008年のリーマンショックの最中に行われた取引で、当時、不動産価格が低迷していたのに、「改装したから高く売れた」と弁明し、ロシア人から6000万ドル=約100億円の金を受け取っている。
つまり、トランプはプーチン政権から多額の資金を受け取ったスパイとしてアメリカで政治活動を行ってきたのだ。
そして、トランプは今、ロシアのスパイであることを公然と隠さないようになった。
ロシアFSBによる、アメリカ国内通信ネットワークへの侵入セキュリティの廃止命令を出したのだ。
トランプ政権が「ロシアによるサイバー攻撃を容認」 衝撃の180度方針転換で「プーチンはもう米国内部に入り込んでいる」 3/4(火)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd1adf9ad7026c4a1891f97970a2e6dd6dd5dc18
https://courrier.jp/cj/393428/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=393428&utm_content=politics
3月7日段階で、世界中から「トランプはロシアのスパイ」という糾弾に対して、突然、とってつけたような無意味なロシアに対する制裁を発表した。
トランプ大統領 ロシアに大規模経済制裁や関税の導入を検討 3/8(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e357e36fd7a48f91a922255f425badfe9f292a
さすがに、トランプも調子に乗りすぎていたことを自覚したようだが、こんな口先だけの制裁に何の効果もなく、いまだにロシアに対する通信セキュリティを撤廃する方針は撤回していない。
〈トランプとロシア関係の深層〉プーチンはなぜトランプに目をつけ接近したのか…二人が近づくきっかけとなった「謎の男」の正体とトランプタワーでの「謀議」 2/21(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/548db4e11db9c20129a50bfc6da51de475e0379b
英ガーディアン誌は、トランプがKGBに買収されたのは、1987年であることを、かなり前に報道している。すでに38年も前からトランプはプーチンに買収されてきたのだ。
だから二度の大統領選挙も、ロシアの不正介入によって当選したと噂されている。
2016年アメリカ合衆国大統領選挙におけるロシアの干渉
https://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%B9%B2%E6%B8%89
米大統領選介入が成功した理由:2016年、ロシアはトランプ勝利と「分断」も狙った 春名幹男 2024年3月14日
https://www.fsight.jp/articles/-/50477
焦点:トランプ氏勝利でも衰えない「不正選挙」の主張 ロイター2024年12月3日
https://jp.reuters.com/world/us/PB3AGI2F65NENPRKQ3DXO2KEDI-2024-12-03/
【米大統領選2024】 ロシアが介入試みていると米政府 制裁やビザ制限などの対抗策を発表 BBC
https://www.bbc.com/japanese/articles/cm2ng74l3mjo
私は、今回のアメリカ大統領選挙で、女性の妊娠自決権を否定するトランプの旧守的姿勢に対して、怒ったアメリカの女性たちの大半が、ハリスを支持したはずなのに、トランプが圧勝した理由が分からず、おそらく日本のムサシ同様、ネット回線のハッキングによる不正選挙が行われたと感じた。
その後のトランプの独裁ぶり、民主主義の否定を見ていると、どうみても不正選挙を行ったに違いないと思い、アメリカの対ロシア、サイバーセキュリティの解除を指令した報道を見て、確信した。
そんなことをすれば、アメリカ中のネット上のサイバー資産がロシアに乗っ取られてしまうからで、絶対にありえない指令だと思った。
アメリカ国家は、今まさに乗っ取られている!
米国防長官、ロシアに対するサイバー作戦を停止 米報道 BBC 3月4日
https://www.bbc.com/japanese/articles/cvg195y0115o