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巨大地震前兆としての群発地震

2024年01月25日 | これから何が起きるのか?

私が、大地震前兆としての群発地震に関心を持ったのは、1995年に起きた阪神大震災の前、にあった猪名川群発地震である。
 https://www.bojan.net/2011/04/08.html

 阪神大震災発生の二ヶ月前(1994年11月)からM4級を含めて100回以上起きた。また先立つ1994年7月~8月にも、近傍でM3級地震が数十回起きている。
 この群発地震は、震源地から40Kmも離れているので無関係と決めつける地震学者もいるのだが、かなり多くの研究者が、阪神大震災の前兆と認識している。

 「巨大地震の前兆として群発地震が起きる」という法則は、かなりたくさんの報告がある。
 https://www.dri.ne.jp/material/plan/stories/stories27/
 
群発地震ウィキペディア
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E7%99%BA%E5%9C%B0%E9%9C%87

 過去に、群発地震が巨大地震に結びついたものが上のリンクに報告されている。
 今回の能登半島巨大地震にも、非常に多くの群発地震が観測されている。

 1965年から1970年 - 長野県の松代群発地震(1965年から5年半にわたり71万回の群発地震が起きた、世界最大級の群発活動)
 この群発が前兆だったと考えられている大地震は、はっきりしないが、フォッサマグナそのものズバリであり、2004年10月23日 新潟県中越地震M6.8、2007年7月16日 新潟県中越沖地震)M6.8、2011年3月12日長野県北部地震M6.7 、2014年11月22日 長野県北部M6.7などとの関連が疑われている。

 長野県北部フォッサマグナでは、将来M8級地震の発生が危惧されている。
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f91d0b1eb1308a14677e31055734c7764001da4a

 他に、群発地震として有名なもの。
1975年から1976年 - 宮崎県霧島山周辺
1978年 - 函館周辺
1992年 - 西表島周辺
1998年 - 岐阜県飛騨地方
2017年 - 鹿児島湾
2020年4月から - 長野県中部・岐阜県飛騨
2020年12月頃から - 石川県能登地方(珠洲市直下)
 この能登群発地震は、明確に能登半島巨大地震M7.6の前兆群発と理解されている。

 箱根、伊豆半島から伊豆諸島(伊豆大島、式根島、三宅島など)周辺では、以下のように1800年代からの発生記録が残っている。近代的な観測網が整備された以降でも1978年以来、20数年間にわたって30回以上の群発地震活動が数えられている。

 伊豆諸島の群発地震は、南海トラフ=東海地震の前兆としての、ゼニス海嶺巨大岩盤の崩壊として考えるべきだと私は思う。
 1945年1月に三河地震M6.8が発生したが、これは東海地震としては規模が小さく、遠州灘付近に巨大な割り残りがあって、ゼニス海嶺崩壊をきっかけとしてM8級が発生すると予想するのが、1969年の石橋克彦説である。
 しかし、それから半世紀を経ても、遠州灘を震源とするM8級は起きていない。

 トカラ列島でも1968年から現在に至るまで大量の群発地震が起きている。
 この地域は屋久島の南で、7300年前に、西日本を壊滅させた地球史上最大級の鬼海カルデラ噴火を起こしていて、地震、噴火ともに、日本列島・日本国の命運を左右するほどのエネルギーを放出する可能性がある。
 もしかしたら南海トラフと連動して活動するかもしれない。

 東日本大震災の前、2010年頃も、北関東~東北全域で、頻繁に強い地震が続いた。地元の人は震度4程度なら慣れっこになっていたが、私が古川市で経験した地震は、震度4とはいっても、10分以上続くものであり、東北道も通行止めになり、強い恐怖を感じるものだった。

 同じ震度4でも、ずいぶん長く続く凄い地震だと感じていて、近い将来の東北巨大地震を予感させるものだった。
  能登の群発も同じだ。震度は小さくても、もの凄く長く続くのが特徴で、この揺れの長さは巨大地震前兆として押さえておくべき要素だと思う。

 また、空間にラドンが放出されるためなのか、風景が黄色っぽく見えるのも前兆として覚えておくべきだと思う。
 高い山に登ると、数日前から震源地方面の空が赤くなっている。
 2008年の4000ガルを記録した岩手内陸地震M7.3の数日前に、友人と会津駒ヶ岳に上っていたのだが、山頂から見る岩手方面が赤く染まって見えていた。

 1998年頃から始まった飛騨地方の群発地震は、中津川市の我が家にも影響があり、揺れを感じることができる。
震源地は、焼岳周辺であり、マグマ活動が関係しているが、高山・安曇野周辺に巨大地震を引き起こす疑いもある。

 巨大地震の発生前に、震源地周辺で群発地震が発生する法則は間違いなさそうだが、もしこれが確実性の高い法則であるなら、これから巨大地震が発生する場所をある程度特定できることになる。

 長野県フォッサマグナは、全国でももっとも危険で、巨大地震の確実性の高い地域だろう。能登半島と同じことが起きる可能性があり、巨大地震来襲を覚悟した生活設計が必要だ。
 中越方面とも連動しているので、世界最大の柏崎原発など絶対に再稼働させてはならない。もし稼働させたなら、再び無数の小林麻央が生まれることになる。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6097142.html

 トカラの群発活動は、世界最大級のもので、この地域の人口が少ないといっても、過去1万年で地球最大噴火を起こした鬼海カルデラ噴火再開の可能性は、いつでも十分にある。
 昨日今日でも、諏訪之瀬島で噴火が続いている。巨大噴火の影響は1200キロ離れた関東にまで及ぶのである。

  関東、東北は、東日本震災以降も、衰えることなく地震活動が頻繁に続いているので、間違いなくM8~9が近い将来発生するだろう。
 関東大震災は70~100年スパンで繰り返されることになっているが、すでに100年間を経て、完全に臨界状態になっている。

 今中国人富裕層が東京のタワマンを買いあさっているが、残念ながらタワマンが無事に生き残るとは私には思えない。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6057417.html

 むしろ、山岳森林の多い過疎地方に脱出すべきだと思う。地方の農家を耐震補強して大家族で共同体を作って住む。もしインフラが途絶しても、周辺の水源で原始的な生活を確保できるようにすべきだと繰り返し書いてきた。

 南海トラフ=東海地震については、ゼニス海嶺巨大岩盤地帯が「固着帯」として割れの進行を止めているといわれるので、ゼニスの真上にある神津島・式根島・新島などで群発地震がどのような経過をたどっているのか注意深く観察して、やがて必ず来る巨大崩壊=東海地震・南海トラフ地震に備えるべきだ。
 もの凄い大津波が予想されているので、私なら山岳地帯の高所に居住する。

 奥飛騨群発地震(焼岳付近)は、温泉マグマ地帯なので、温泉情報の高温化に注目すべきだ。1984年の長野県西部地震M6.8では、当時、私は御嶽山撮影のため毎週通っていたのだが、濁河温泉の岳の湯によく宿泊していて、地震発生前に、泉温が極度に暑くなって湯船に入れなくなったと聞いた。

 大地震発生前に、地殻の圧力が高まるため、周辺の泉温が急上昇するといわれる。
 こんな情報を得たなら、その周辺で大地震が起きることを疑った方がよい。
 東日本大震災の前、我が家の井戸の水位が極端に下がって困ったことを思い出した。
 関東東北の大地震の数ヶ月前に、岐阜県の井戸水頭圧が低下するというのは、聞いたことがないのだが、これは実際に私が経験したことなので、注意を喚起したい。

 大震災以降、現在まで井戸の水位の低下は一度も確認していない。しかし、水質が頻繁に変化しているので、地殻変動と何か関係があるかもしれない。

 なお最後だが、1月25日今朝、再び我が家で、テレビ電波の異常現象が出た。
 最近では12月29日(四日後に能登地震)、1月9日(翌日、能登でM6)、1月18日(四日後にウイグルでM7.1)が起きた。
 したがって、今朝の前兆は、1月29日頃に現れる可能性がある。

 清瀬コスモスさんのガンマ線データでは、一昨日にマイナス21という大地震前兆の疑いのあるデータが出ている。
  https://tokaiama.bbs.fc2.com/
 信じるも信じないも、あなた次第です……m(_ _)m