前回に引き続き「公務員」についてのお話です。
【公務員試験ってどんなもの?】
国家公務員Ⅰ種とⅡ種で説明します。
[1]筆記試験(1次試験)
・教養試験
A)知能分野・・・数的処理(数学系)、文章理解(英語・国語系)
B)知識分野・・・社会科学(政治経済・時事問題系)、人文科学(歴史・地理・思想・文学系)、自然科学(理科・数学系)
・専門試験(文系の場合)
A)法律系科目(憲法・民法・行政法等)
B)経済系科目(経済原論・財政学・経済事情等)
C)行政系科目(政治学・行政学等)
・教養記述試験
作文試験(社会の問題について)
「筆記試験」は「教養試験」と「専門試験」、それから「教養記述試験」というものがあります。
「教養試験」は大学受験みたいな教科科目と問題です。もちろん数はめちゃくちゃ多いですね。
「専門試験」の方は文系の場合は、法律・経済・行政科目といって、こういうのは大学でしか勉強しない内容なので、いま聞いてもチンプンカンプンでしょう?
「教養記述試験」は、社会科目の作文だと思ってください。こんな社会問題があるから、こうするといいとか、こう見ると解決の糸口が見えるとか、そういうことを書きます。
[2]面接(2次試験)・・・1次の合格者を対象に実施されます。
「1次試験」をクリアすると、2次で「面接」があります。
これは人物重視ですから、志望動機、たとえばどんな理想があるのかとか、ほかにも学生時代に力をいれていたことなどを訊かれます。
最終合格が発表されると「採用候補者名簿」に名前が記載されます。
あとは自分が希望する“各省庁や機関”を訪問して、「採用試験」を受けることになります。
もう試験ばっかりですね。
これが国家Ⅰ種とⅡ種の採用までの簡単な流れです。
それ以外の公務員は2次試験を合格するとそのまま内定になります。
では、こうやって公務員を真剣に考えている人は、今の学校生活の過ごし方や勉強方法から工夫しておくととても有利なんです!
「教養試験」の内容は、ほとんどが高校までの勉強で答えられる範囲です。
つまり、“センター試験レベル”の勉強をしっかりすることが、そのまま「公務員試験」の勉強に直結しているということになります。
「専門試験」は、大学に入ってからの勉強の内容が中心ですから、大学で頑張って勉強すればいいのです。(文系と理系では問題は異なります)
ですから、大学別の合格者数の順位を見ると、当然のように上位ランクの大学の合格者が多いんですね!
●『国家公務員Ⅰ種』大学別合格者ランキング(平成20年度調べ)
1位・東京大学
2位・京都大学
3位・早稲田大学
4位・東北大学
5位・慶應義塾大学
6位・北海道大学
7位・大阪大学
8位・九州大学
9位・東京工業大学
10位・東京理科大学
つまり、大学受験同様の難関であるということが言えます。
ということは、今から少しでも上位の大学を目指すことが、「公務員」への一番の近道なんですね!
だから、公務員を目指そうと考えている人は、今からしっかり勉強をがんばっていきましょう!!(^O^)/
☆ドラゴン
【公務員試験ってどんなもの?】
国家公務員Ⅰ種とⅡ種で説明します。
[1]筆記試験(1次試験)
・教養試験
A)知能分野・・・数的処理(数学系)、文章理解(英語・国語系)
B)知識分野・・・社会科学(政治経済・時事問題系)、人文科学(歴史・地理・思想・文学系)、自然科学(理科・数学系)
・専門試験(文系の場合)
A)法律系科目(憲法・民法・行政法等)
B)経済系科目(経済原論・財政学・経済事情等)
C)行政系科目(政治学・行政学等)
・教養記述試験
作文試験(社会の問題について)
「筆記試験」は「教養試験」と「専門試験」、それから「教養記述試験」というものがあります。
「教養試験」は大学受験みたいな教科科目と問題です。もちろん数はめちゃくちゃ多いですね。
「専門試験」の方は文系の場合は、法律・経済・行政科目といって、こういうのは大学でしか勉強しない内容なので、いま聞いてもチンプンカンプンでしょう?
「教養記述試験」は、社会科目の作文だと思ってください。こんな社会問題があるから、こうするといいとか、こう見ると解決の糸口が見えるとか、そういうことを書きます。
[2]面接(2次試験)・・・1次の合格者を対象に実施されます。
「1次試験」をクリアすると、2次で「面接」があります。
これは人物重視ですから、志望動機、たとえばどんな理想があるのかとか、ほかにも学生時代に力をいれていたことなどを訊かれます。
最終合格が発表されると「採用候補者名簿」に名前が記載されます。
あとは自分が希望する“各省庁や機関”を訪問して、「採用試験」を受けることになります。
もう試験ばっかりですね。
これが国家Ⅰ種とⅡ種の採用までの簡単な流れです。
それ以外の公務員は2次試験を合格するとそのまま内定になります。
では、こうやって公務員を真剣に考えている人は、今の学校生活の過ごし方や勉強方法から工夫しておくととても有利なんです!
「教養試験」の内容は、ほとんどが高校までの勉強で答えられる範囲です。
つまり、“センター試験レベル”の勉強をしっかりすることが、そのまま「公務員試験」の勉強に直結しているということになります。
「専門試験」は、大学に入ってからの勉強の内容が中心ですから、大学で頑張って勉強すればいいのです。(文系と理系では問題は異なります)
ですから、大学別の合格者数の順位を見ると、当然のように上位ランクの大学の合格者が多いんですね!
●『国家公務員Ⅰ種』大学別合格者ランキング(平成20年度調べ)
1位・東京大学
2位・京都大学
3位・早稲田大学
4位・東北大学
5位・慶應義塾大学
6位・北海道大学
7位・大阪大学
8位・九州大学
9位・東京工業大学
10位・東京理科大学
つまり、大学受験同様の難関であるということが言えます。
ということは、今から少しでも上位の大学を目指すことが、「公務員」への一番の近道なんですね!
だから、公務員を目指そうと考えている人は、今からしっかり勉強をがんばっていきましょう!!(^O^)/
☆ドラゴン