徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

どんな教科にも応用できるノート術【2】

2012-09-08 13:51:04 | 日記
前回に続き、Eテレ(NHK教育)「テストの花道」から『授業が身につくノートの取り方』の後編です。


ノートは一生懸命取っているけど、そもそも授業のスピードが速くて、ノートが上手く取れないという人も多いですね。

そこで、ノートが上達する“3つの種”があるんです。


[1]聞く種「接続詞」


先生の話の中で接続詞に注目してください。

すると、話の流れが予測できます。 


「つまり」→言い換え、結果

「まず、次に」→順番

「たとえば」→例

「しかし」→逆説

「さて」→話題転換


また、何度も繰り返して話すところ、身ぶり手ぶりと合わせて強調するところは“重要ポイント”です!!



[2]書く種「省略」


先生の話すスピードについていけないと思ったら、短時間で早く書くための工夫をしましょう!


(例1)画数の多い漢字はひらがなやカタカナに変える。(卑弥呼→ヒミコ)

(例2)時間がかかる言葉は文字数を減らす。(徳川家康→家康)

(例3)記号を取り入れる。(→、=、+)

(注意点)知識のあやふやなものはしっかり書く。自分なりのルールを決めて省略すること。



[3]楽する種「簡単予習法」


これは、授業の前に“教科書”を読んでおくことです。


長時間の予習するのではなく、空いた時間に数分程度、教科書を読むだけで授業の理解度は変わってきます。

例えば、映画を見る前に、事前にストーリーをある程度把握しておくと、映画を見るポイントが分かりやすくなるのと同じですね!

予習は、自分が「知らない・分からない」部分を確認しておくことです。


・社会→3分程度でもいいので予習をすると、集中して聞く部分が分かるなど、メリハリをつけて授業が聞ける。

・古文、漢文→前回の授業をチェックしておくと、どこが大事なポイントで話がどこまで進んでいるか分かった上で聞けるので、スムーズに授業に入ることができる。
(連続ドラマの最初に前回までのあらすじがあるのと同じ)

・暗記系の科目→情報量が多いので、予習していないと授業中に書く量が増える。予習していれば、あとで教科書を見て書けばいいので楽になる。


ということになります。


そのほか、先輩方の勉強法としてこういうものもありました。

[予習]
教科書を読み、年表や主要人物を中心に全体的な流れを確認する。わからない語句をチェックして事前に調べておく。


[とにかくメモ]
見直した時の事を考え、授業中はとにかくメモに徹する。


[板書とメモの関連づけ]
矢印や吹き出しをつけて、関連付けをすることで、授業の流れが再現しやすい。


[英語でマーキング]
漢字が多い教科は目立つので、復習で見つけやすい。(because、but、cf.p12など)


[ビジュアル記憶]
歴史や地理の授業では、地図の存在は不可欠なので、白地図を用意しておき、授業中に書いて右のページにあとで貼り付ける。


[因果関係]
なぜそれが起きたのかという因果関係を書くことで、覚えやすくなる。


[口語体で書く]
授業中に感じたままにノートに書くことで、見直した時に授業の臨場感が再現できる。



こういった工夫により、自分だけの“オリジナルノート”ができます。

これが皆さんの強い武器になりますよ!

参考にして、実行してみてくださいね!


受験勉強を乗り越えた先輩たちは、自分なりの工夫をたくさんしています。

誰かに教えてもらったことでも、自分に合う・合わないはあります。


自分に合う勉強のやり方を工夫する、発見する、試行錯誤していくことで、自分に合う勉強法が見つかります。

自分で考えて、実行して、分析して、改善していく。

これが勉強でも仕事でも大切なんですね!!(^O^)/



※『テストの花道』は、NHK・Eテレで放送中です。
【放送時間】
・月曜 19:25-19:55
・土曜 10:00-11:00(実践編)

ぜひ、見てくださいね!!


☆ドラゴン