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事例:車検入庫促進を強化する5.活動が見える管理

2012年04月20日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、事例:車検入庫促進を強化する5.活動が見える管理、です。

車検入庫促進で、絶対にあってはならないことは、
・タイミング遅れ
・活動漏れ
である。

これらを防ぐには、入庫促進活動が「見える」ことに他ならない。
見えるとは、どのお客に、どこまでの活動が、何時までに終わっているか、あとの活動が何か、
が分かることだ。

分かるとは、活動している本人以外が「見える」ことと言う意味だ。
ではどうするか?

それには、「壁管理」と言われる、活動の見える化が不可欠である。
難しい話しではない、活動の経過が、誰でもが、何時でも見えるようにすればいい。

一般的なのは「アタックチャート」を使うことだ。
この業販店もアタックチャートを使うように、指導した。

チャートには、アタック先の顧客情報を記入する。
できれば、車検到来期日順がいい。一発で活動遅れがないかが分かるからだ。

顧客情報に、DM発送、代替促進訪問、電話コールなどの活動の都度
何らかの記号と言うか印をつけていく。このことで、活動の経過が手に取るようにわかる。

別な整備工場では、顧客カードがあったので、BOX管理を行った。
これは、次の活動BOXに、カードを移動することで、どこまでの活動が終ったのか、
後の活動が何かが分かる仕組みだ。

チャートに、管理者が促進担当者から毎朝活動を聞き取り、印をつける。
活動遅れがあった場合は、いつ活動するかを担当者から自主申告させて、その期日を記入する。

この場合は、「電話します」とか「訪問します」で終わらせてはならない。
言わせるのは「何時電話します」とか「何時訪問します」という、具体的な活動日を言わせること。

こうしたことを進めていくのが「見える管理」なのだ。
ただ、活動が見えるようにするだけではなく、活動を見て次のアクションを決めさせていく。

ここに見える管理の神髄があるのだ。
このことを踏まえて、促進の見える管理を進めることだ。


問い合わせ先 株式会社ティオ


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