おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、事例:車検入庫促進を強化する4.連係プレー、です。
この業販店は、新車販売、中古車販売を行っている。
当然、車両営業マンがいる。
そこで、代替を見据えた車検入庫促進の強化が必要になる。
でもって、車検到来リストを7カ月前に作ることにした。
6.5か月前に営業マン全員と、フロント担当者が集まり、「吟味会議」を行う。
内容は、取引をする客かどうかの判断から始まって、取引内容を決めることだ。
決まったら、営業マンが「代替促進」をスタートさせる。
この活動を、お客が「俺は車検だよ」と明確になるまで、フォロー営業を展開する。
代替をしなければ車検だろうから、基本的にリストアップされた個客には、代替促進を
してもいいと思う。
車検到来が進んで、3か月前になったら車検DMを郵送する。
この時点で基本的にサービス部門、つまりフロントの担当に切り替わる。
車検促進客として営業マンから、引き継ぎを受けることになる。
引き継ぎの際には、どのような営業活動であったか、お客の反応はどうであったかなど
営業活動状況を聞くこと。
車検DM郵送後は、フロントにおいて促進のための電話コールも適時行っていく。
この電話コールは、必ず行うことだ。場合によっては、営業マンに訪問をしてもらうことも必要だ。
こうしてどちらかに決まるまで、営業マンとフロントが情報等をキャッチボールして、
必ず取引ができるようにしていくことだ。
車検と決まっても、フロントは「代替」の可能性を「0」にしてはならない。
車検見積金額によっては、代替の可能性が高くなることもしばしばである。
基本料金にもよるが整備代が5万円以上で、2回以上の車検の場合は、
フロントから「代替のお奨め」をしてみることだ。
お奨めする場合は、下取りもしくは買取金額の相場を知っておくと、
商談がスムースに進む場合が多い。
フロントは、車検見積の場合は、平均代替年数、前に乗っていた車種、支払方法、
趣味、家族構成、流通相場、支払完済期日などを調べておくことだ。
顧客カードがあると、こうした時にとても便利である。
コンピュータ全盛の時代だが、アナログ的な「カード」も結構重宝する。
いずれにしても、営業マンとフロントが連携して、他社取引を防ぐことに
全力で当たることだ。そのためにも相互の連携プレーが必要になるので、ルールを設けること。
問い合わせ先 株式会社ティオ
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