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定期点検DMをラブレターに変えるー1.DMからラブレターへ

2013年03月04日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、定期点検DMをラブレターに変えるー1.DMからラブレターへ、です。

整備サービス業界は、年度末の3月は車検台数が多く、かなり忙しく猫の手も借りたいぐらいだろう。
忙しいからと言って、定期点検の入庫促進が疎かになっていないだろうか?

定期点検の台数を増やせば、比例的に車検台数の入庫率(回帰率)は高まる。
定期点検は、整備売上を稼ぐ商品と同時に、車検や自社代替に良い波及効果をもたらす商品でもある。

整備業界が毎年掲げる「定期点検の普及促進」に少しでも貢献するためにも、
自社の点検台数を増やす努力は、継続させていくことが絶対に必要なことだ。

では、
どうしたら点検台数を増やすことができるか?
簡単なことで簡単ではないが、飽きずに促進活動を続けることに尽きる。

とはいっても従来の方法を継続して行うのではなく、少し方法を工夫することだ。
その一つが「点検DM」である。

点検DMを発送することがスタートになるが、その前に点検DMの
内容を変えることが必要だろう。

今までのように「法律で義務付けられてている・・・・・・」など脅迫的な文面や
毎回同じ文面では、飽きられてしまうし読まれることなく、シュレッダー行きになる。

毎回同じ文面、同じイラストというのは、お客を「量」としての扱いをすることになる。
だから、発送する側は何も不思議と思わずに、出し続けている。

お客を「個客」としていくことで、文面はもっと個別的になるはずである。
フォーマットは一緒でも、書かれている内容は、お客一人一人違っている必要がある。

こうした個別的な点検案内を「点検ラブレター」という。
お客さまの安心・安全・経済性を願って、点検内容を変えていく。
こうしたこちらの想いをしたためた内容だからこそ、ラブレターになるのだ。

発送も従来のように、決められた月日が来たら、纏めてポストに投函するようなことはしない。
TEL
コール(ダブコール)のことを考えて、一週間分に小分けして投函する。

ラブレターにするには、手間暇がかかる。
掛けた分、お客からの反応は増すはずである。

義務のような意識と作業で点検案内を出すことを、明日から止めて
新しい内容の案内、つまり点検ラブレターを発送することだ。


By 株式会社ティオ


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