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営業活動の5S-4.顧客情報を「清潔」にする

2013年03月14日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、営業活動の5S-4.顧客情報を「清潔」にする、です。

清潔とは、今までの「3S」をキッチリ回していくことで、あるべき姿を維持することだ。
整理や整頓、清掃のルールに基づいて、やり遂げていくことと言える。

5Sで重要な活動が「整頓」だ。
整頓は、営業活動における顧客情報の「あるべき姿」を、具体的に示したものだからだ。

このあるべき姿をキープできている「状態」が整頓なのだ。
従って、清潔の前の3Sであるそれぞれの「活動」が中途半端だと、あるべき姿という「状態」にはならない。

崩れたいる状態を発見し、どこに問題があるか、何が課題かを突き止めて、対策を講じていく。
このことを「清潔」というのだ。

顧客情報のことで言えば、削除する顧客データを定期的に行われているか?
収集する顧客情報が収集できているか?
収集した顧客情報がメンテナンス出来ているか?

こうしたことをチェックし、そして必要に応じて「改善」していく。
改善の結果、3Sが計画通り回っているかを確認する。

あるべき姿がキープできているかを確認するには、顧客データの増減表を作るといい。
毎月顧客件数(台数でもいい)がいくつ増えて、いくつ減へり、月末の件数が幾つかを把握する。

たった一枚の表で、3Sが回っているか確認できる。
当然だが、増えた理由が何か、減った理由が何かまで把握できる表にすること。

また、増減表は営業マン別に作ることだ。
それによって、誰が3Sが回っているかが確認できるし、個別に対策を立てることができる。

ややもすると実績に目が行きがちだが、その実績の源泉が「顧客データ」である。
顧客データが、いい加減だと実績も期待できない。

そうならないためにも、顧客増減表を作って、定期的に確認するいことだ。


By 株式会社ティオ


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