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定期点検DMをラブレターに変えるー2.車検の延長案内であること

2013年03月05日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、定期点検DMをラブレターに変えるー2.車検の延長案内であること、です。

点検ラブレターで重要なのは、点検が独立して存在するような文面はやめることだ。
車検の延長として「定期点検」が位置づけられていることを、理解させるような一言が欲しい。

その一言が、調子がいいから必要ないとか、お金がない、時間が無いといった拒否反応を、
減らすことになる。

例えば「車検整備内容を踏まえて・・・・」とか、「車検整備とその後の維持管理を踏まえて・・・・」
といった一言を入れることだ。

だから、車検の納車の際に、「車検整備が終了しました」という説明で終わらせるのではなく、
それに続けて「〇〇部位の損耗状態は3で、半分程度となっています」なとどいった、損耗状態を
数値に置き換えた説明にすることだ。

できれば、図入りの状態表を手渡すといい。
この際、一通りの説明後必ず「何かご質問、または不明なことございますか?」と、質問すること。

質問は、お客さまに内容について、考えらせることになる。
考えさせるということは、記憶に残すことにつながり、点検のお誘いがスムースになる。

で、最後に「各部の損耗状態の変化と、他の部位の調子の程度の点検として、1年後の
定期点検で確認させてください。次回点検は〇月ですので宜し鵜お願いいたします」と、付け加えること。

これによって、点検の位置づけがより「重要性を増す」ことになる。
つまり、数値の変化を確認するために「定期点検」が必要という訴えができる。

だから、調子がいいからノーサンキュー、という断りが出来ないことになる。
調子が良くても、点検が必要だということだ。

当然、工場は数値の変化が予想通りなのか、それ以上・以下なのかを点検する
義務があるということを、忘れてはならない。


By 株式会社ティオ


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