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整備工場・中販店のフレッシュマン教育ー1.フレッシュマン研修の目的

2011年03月22日 | 人事・労務全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備工場・中販店のフレッシュマン教育ー1のフレッシュマン研修の目的、です。

もう10日もすると「新人」が入社してくる。
希望と不安の両方を胸に、恐る恐る会社の門をくぐってくる。

朝礼時に、自己紹介などをした後に、入社手続きを済ませると、
フレッシュマン研修が始まる。

採用人数が少ない会社だと、研修をしないで、いきなり職場に配属させ、実地で研修
を行っていく会社もある。

しかし、できることなら研修が先に合って、ある程度の実務知識と、働く上でのマナー
などを身に着けて、職場に配属させた方が、実務の習得も早いし、その分先輩の
負担も少なくなる。

そこで、新入社員にどのような研修をしたらいいのか、4回に分けてまとめてみたい。
研修の目的は、素人を半人前に育てることと、不安を勇気に変えることだ。

研修で即戦力を望みたいところだが、2日間程度では無理だ。どうしても即戦力を望むなら
月単位での研修が必要である。整備工場や中販店ではとても無理な話だろう。

で、整備工場や中販店で2~3日間程度の研修では、半人前になるように指導することになる。
素人を半人前に育てるのも、相当に大変ではあるが、ここはひと踏ん張りして頑張るところだ。

半人前の定義だが、入色々あると思うが、私は、電話の「取次ぎ」が一人でできるようにすること、
と考えている。

電話の取次ぎが正確にできるようになれば、仕事の流れも自然と理解できるし、誰が何を担当
しているかも掴めるようになる。これはとても大事なことである。
このことを通じて、実務のコツが徐々に理解できるようになるのだ。

したがって、研修も座学よりも実習の時間を多くなるようにプログラムを作ることだ。特に、
ロールプレイングを多用し、体得させるようにすることである。

新人の多くが不安を持つのは、周りが見えないことが最大の原因である。これも、電話の取次ぎ内容が
理解出来れば、縦横の関係や仕事の担当どが見えるようになり、不安が「勇気」に変わる。

正しい電話取り次ぎができる新人を研修で指導していただきたい。


株式会社ティオ
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