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メカニックの整備技能のバラつきを正すー5.育成計画を立て実行する

2013年02月08日 | 人事・労務全般

 

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、メカニックの整備技能のバラつきを正すー5.育成計画を立て実行する、です。

メカニックの整備技能のバラつきを正す最後は、正すための教育の実施だ。
教育と言っても、闇雲に実施しても効果は期待したほど上がらい。

掛けた教育時間や費用に見合う効果を上げるには、「教育計画」ありき。
計画の内容は、
1.誰を
2.
どの技能について
3.何時までに
4.どのレバるに上げるために
5.何を
6.だれが、指導するかを計画することだ。

計画内容は、本人に知らせ理解納得することが何よりも重要だ。
その際に、技能をマスターすることで、どのようなメカニックになるのかを、明確に示すことだ。

ただ単に、不足している技能を習得するための教育ではなく。
教育が終了した時点で、どんな効果がありどのような事がこれからできるようになるのか、
こうしたことをしっかりと伝え、終了時点の姿をイメージさせることだ。

その上で、教育を実施する。
教育は、自己啓発を補完する中心として、「OJT」が中心となる。

必要に応じて、外部セミナーなどに参加させることも必要だ。
外の世界を覗かせて、視野を広げることも教育の一環である。

整備技能というと、修理技術的なことがイメージされるが、接客技能やコミュニケーション技能
なども「技能」のうちなので、これらも含めて計画を立てるようにする。

最近は、立会い車検の際に、車両状態を説明する役割がメカニックに移ってきている。
セールスメカニックなどと言われる時代だ。

こうした役割の多能化を見据えた、教育計画が必要になってきている。
修理技術だけでは、一人前と言えない。


By 株式会社ティオ


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