おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備工場・中販店のフレッシュマン教育ー2の働くことの基本、です。
電話の取次ぎができるようにするためには、どのようなことを教える必要があるだろうか。
先ずは、組織人としての基本を習得させる必要がある。
学校生活から会社生活にとガラリと変わる。
これは、大変なことだ。頭で理解できても体が馴染むまで、それなりの時間と経験が
必要になる。
そこで、新社会人に教える第一番は、「働く」意義だ。
私もかつてそうであったが、働くことイコール金銭、であった。
しかし、これは、切がない。上を見たら天井がないからだ。
確かに、金銭的なこともあるだろうが、それ以上に「自己実現」のために、
働くことを教えてほしい。
自己実現などと言うと、小難しい話になってしまうが、要は、人生の目標のために
働くということを、理解せてほしい。最初に報酬ありきではないということだ。
私は、働くことを「社会とかかわりを持って自己実現をさせる」と、表現している。
働くことそのものは、「知力・労力」を提供し、それに見合う報酬を得ることである。
自分が持つ能力と報酬は等価交換の関係なのだ。
社会とかかわりを持つとは、社会規範を守り、正直に働き、色々な人と交わっていくことである。
だから、好き嫌いではなく、誰からでも学ぶ姿勢を持って、接して欲しい。
自己実現とは、成長目標を持ち、人生を楽しむことだ。苦労もあるが、そのことも含めて人生は、
楽しむためにあるのだ。
そのためには、得た報酬に満足せず、与えられた仕事は精一杯努力し、結論を出すまでやり抜くことである。
何かにぶつかったら、嫌だなーと後ずさりするのではなく、経験ができる、ラッキーと前向きにとらえことだ。
そして、自己に投資をしてほしい。
パチンコも投資のうちであるが、文化的な事や習い事など、読書など知層になるようなことに、お金を使ってほしい。
会社と家の往復で明け暮れる生活ではなく、趣味や地域の仲間と触れ合って、視野を広げてほしい。
そして、多くの仲間を外に作ってほしい。
次に、
・会社とは
・仕事とは
・社員とは
・職場とは
・目標とは
・計画とは
・お客さまとは
といった、基礎的なことを教え、社会人・組織人としての心構えを正しく持たせること。
その上で、ビジネスマナーである、挨拶マナー、電話マナー、メールマナー、接客マナー、
名刺マナー、職場マナーなどの最低限必要なマナーを体得させること。
余談が、マナーとは「作法」のこと、エチケットは「気配り」のことだそうだ。
デート中に携帯電話を使わないのは、エチケット。優先席で電源を切るのはマナーとなる。
マナーは、ルールに近いイメージがある。エチケットは、相手への思い遣りと言ったところだ。
いきなり、整備作業のやり方や、営業トークを教えても、働く基本ができていなかったら、
知識が空回りしてしまう。働く基礎ができているからこそ、整備作業のやり方が生かさせるし、
営業トークがキラートークになるのだ。
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