おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、就業規則を活かす-3.先ずは雇用側が遵守すべき、です。
就業規則と聞くと、何だか社員だけが守るべき事柄が詰まっているものと、
早合点してしまう。
確かに社員が率先して遵守することは、当然だが、その前に会社が遵守しなければ
らないのが就業規則なのだ。
つまり、相互が同じバランスで遵守してこそ、就業規則になるのだ。
私は、どちらかと言えば、先ずは会社が遵守してこそ、就業規則が生きたものになると、思っている。
ナゼか?
得てして、ルールを破るは会社が多いいからだ。
上場企業では、そうしたことが少ないとは思うが、整備工場や中販店などでは、
会社=経営者が法律、的な部分が強い。
これが、ルールを無視して、勝手に解釈して運用することになる。
そうすると、会社が破るのであれば、我々もと、社員もルールを破ることに抵抗がなくなってくる。
結果、秩序が乱れ、倫理観が薄れて、「出来心」といったような
不正が蔓延するようになるのだ。
会社が厳格な遵守の姿勢を見せることで、社員もその方向に流れ、秩序が
維持される。
そろそろお中元の季節で、会社に中元の品が届けられる。
こうした品を、経営者が自宅に持ち帰り、個人のモノにしてしまう。
夫婦二人で経営していた当時であれば、それも良しだが、ある程度社員が
いる会社になれば、会社で使ったりすることが、本来の姿である。
こうした、公私混同の姿勢が、就業規則のルールを曲げたり、破ったりする原因
になる。とにかく、経営者などの「長」が付くものは、公私混同をしてはならない。
これを胆に銘じておくことだ。
逆に言えば、公私混同しないよために就業規則が
あると言ってもいい。
問い合わせ先 株式会社ティオ
最新の画像[もっと見る]
- H24年度整備白書の詳細ー5.意外と少ないディーラーのECU診断有料化率! 11年前
- H24年度整備白書の詳細ー4.工場新規の伸びが鈍化傾向! 11年前
- H24年度整備白書の詳細ー3.整備要員の獲得が困難に! 11年前
- H24年度整備白書の詳細ー2.ディーラーの点検カバー率が初の90%台に! 11年前
- H24年度整備白書の詳細ー1.整備売上減少は、台数減少の影響が大! 11年前
- 指定整備コンプライアンスー2.小さなミスを軽視しない 11年前
- 指定整備コンプライアンスー1.情報を共有する 11年前
- 営業活動の5S-5.顧客情報を「躾」る 11年前
- 営業活動の5S-4.顧客情報を「清潔」にする 11年前
- 営業活動の5S-2.顧客情報を「整頓」する 11年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます