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整備作業時間の短縮はキャディーの工夫で!

2009年10月01日 | 生産・作業全般


おはようございます。株式会社ティオ、motown21主宰の山本です。
今回は、整備作業の時間短縮についてのご提案である。

整備作業時間を短縮する要素は、 
 1.作業の標準化 
 2.エアツールの活用 
 3.適正なレイアウト
 4.整備技術力
 5.工具の展開
の5つある。

作業の標準化は、作業手順をもっとも合理的(工程が最少・最短)な流れにすることである。エアツールの活用は、整備作業の8割は「脱着作業」である。この脱着作業時にいかに多くエアツールを使うかだ。特に、エアラチェットの活用が重要である。

適正なレイアウトとは、共用工具、省力機器、計測機器、エア取り出し口、電源コンセントなどが合理的に配置展開されていること。移動距離や作業工程が少なくするためのレイアウトだ。

技術力とは、準備段取り、先読みした作業、判定能力である。 そして、最後は工具の展開である。工具の展開とは、キャディーに「なにを」「いくつ」「どのように」配置するかだ。

ティオは、キャディーは、工具の収納庫ではなく、作業台であり工具の展開台車と理解している。 こうした考え方に基づいて、ティオの指導のもとそれぞれに工夫しているケースを紹介する。

手作りで製作したものもあるので、参考にしていただきたい。
なお、写真の転載・複製は一切禁止する。使用希望の方は、下記へ連絡頂きたい。


  【両サイドに収納があるタイプとないタイプのキャディ】


【手作りキャディ】   【工具を種類別にBOXに仕分けしたキャディ】
 


 【BPメカニック用の手作りキャディ】


※写真の無断使用を禁止します。

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