おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、ティオの「CS五訓」-4.CSは理念化してこそ本物になる、です。
CSは、CSスコアーを付けない限り数値などの「定量」で表すことが難し。
だから、CSの結果が「売上」という関連付けが出来にくい。
こうしたことが原因で、CSは「キャンペーン」になりがちだ。
今月は「挨拶向上月間」とかで、スローガンを掲げて、取り組むことになる。
月間が終了すると、挨拶は元の状態に戻ってしまう。
こうしたことの繰り返しで、少しずつレベルアップはされていくが、
時間の経過とともに、意識も行動も薄れてしまう。
そうならないためには、CSをキャンペーンにしてはならないのだ。
理念化しなくてはならない。
車検台数や車販台数の目標を掲げるが、CSの目標が掲げられているだろうか?
社是や経営理念に「顧客第一主義」などといった言葉を見かけるが、実際の仕事はどうだろうか?
担当者や会社の都合が優先されてないだろうか?
あるいは、台数が優先されていないだろうか?
理念化とは、仕事一つ一つが、お客さまにとって必要だろうか?役に立っているだろうか?
あるいは、喜んでいただいているだろうか?といった視点で行われることだ。
理念をコトバンクなどの辞書で見てみると、
理念: ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。
と、ある。
理念化とは、台数実績は、CSの結果と捉えること。
つまり、仕事はCSが一番大事だという「価値観」と「目標意識」を持つことが理念化である。
だから、実績反省会で台数目標達成率について、云々する前にCS状況について、
議論し新しい課題を見出していく。
この活動を通じて、社員がCSを理念化してこそ、CSが本物になる。
By 株式会社ティオ