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車検整備のCS向上対策ー2.特性に対応した提案

2013年02月13日 | CS全般


おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、車検整備のCS向上対策ー2.特性に対応した提案。

車検は「早い」「確実」「安い」の三拍子そろっていることが大事だ。
しかし、そればかりを追求していては、誰にでも同じ車検となってしまう。

三拍子そろっていることは、ある意味当たり前のことで、客はそれ以外の事を
心の奥底で思っている。

それが、貴方にピッタリの車検、ということだ。
つまり、お客の特性である、用途、走行距離数、年式、代替サイクル、乗り方、維持管理の知識、
家族構成などから、最適な整備提案をすることだ。

そう「オーダーメード車検」を作ることだ。
走りに拘っているのであれば、ワンランク上のパーツや油脂を薦める。
そうでない場合は、次回点検又は車検まで、メンテナンスフリーの車検を提案する。

こうしたお客の特性を最大限考慮して、貴方にピッタリの車検整備を行うことだ。
何も、安いだけが受入られるのではない。

安さとは、同じ整備内容だったら、他店よりも「安い」が良いだけであって、
単純に金額の低さを望んでいるわけではない。

特性に応じた整備内容であれば、結果それは「安い車検」になるのだ。
この点を、はき違えている担当者が多くいる。

特性を掴むには、日頃のクルマの損耗度や代替の期間などの情報を収集すること。
そのためには、フロントや営業マンに趣旨をしっかりと理解させ、日常のコンタクトなどから
情報収集を積極的に行わせることだ。

情報の数が、ベストマッチの提案内容を作る素になる。
客一人一人の特性をしっかりと把握する。これが今一番求められていることだ。


By 株式会社ティオ

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