自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

自動車整備業、車両販売業のCS経営のためのコンサルティング、現場改善指導、制度設計、社員教育、各種セミナー・講演

入庫促進を強化するー4.入庫促進は顧客管理が不可欠

2012年08月02日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、入庫促進を強化するー4.入庫促進は顧客管理が不可欠、です。

入庫促進は、不特定多数のユーザーに働きかけることではない。
一部分そうした意味もあるが、大半は管理客へのアクションだ。

ということは、品揃えした商品に該当する「管理客」を抽出するところから、
入庫促進が始まる。

管理客を抽出するには、顧客や車両情報から、検索キーワードを設定することになる。
これが顧客管理である。

点検や車検時に、エンジンオイル交換した顧客に対し、1か月後に「オイル交換」の
案内が届いたら、客は呆れてしまうだろう。

あるいは、「ナメめているのか」と、強い不満と言うか、悪感情を持つはずだ。
そうならないように、該当する客だけを抽出しなければらなない。

そこで、点検や車検時に損耗状態や劣化状態を踏まえて、月間平均走行距離から
交換や調整、あるいは補充、点検のタイミングを計り、実施月を決め、それを「後日整備」
として管理していくのだ。

業務用のパソコンには、「後日整備管理ソフト」が、標準かオプションのどちらかで
用意されれている。そのソフトを利用して、予定実施月に該当の車両を入力する。

そして、該当月の1か月前になったら、検索を掛けて該当の車両を抽出し、案内DMの発送、
その後のTELコール等の促進活動を展開していく。

入庫促進を確実に、しかも効果的に行うには、顧客管理無くしては
出来ないのだ。

業務用のパソコンを使わなくても、できる方法もある。
それは、点検または車検時に、該当する商品のDMを作成し、実施月の
状差しに入れておくのだ。

後は、同じように到来1か月前になったら促進活動を展開をすればいい。
アナログチックであるが、確実な入庫促進ができる。

この方法で「エンジンオイル交換」で、成果を上げた認証工場がある。
人が行う方法ゆえに、商品を増やすことは、中々大変だが的を絞れば、効果を期待できる。

オイル交換のDMを、交換しようかなー、と思っている時にDMを受け取れば
顧客は、嬉しいのと同時に感心するはずだ。

こうしたことが、ファン創りになり結果として「囲い込み」になる。


問い合わせ先 株式会社ティオ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする