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人事労務管理の目的

2010年10月27日 | 人事・労務全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、人事労務管理の目的、です。

経営の四要素は、すべてに人が絡む。
人が人を使い、物を使い、お金を使い、そして情報を使う。つまり、人の優劣が経営を進化させるかを決める。

「人は石垣、人は城、人は堀」は、「風林火山」 で有名な武田信玄の甲陽軍鑑(武田信玄の戦略・戦術を記した軍学書)の中にある勝利の礎 「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」 からの言葉で、信玄の国を作る考え方と言われている。 

戦の勝敗を決する決め手は、深い堀や堅固な城ではなく、人の力である。これは、まさに経営に通じることである。社員が持っている能力をいかんなく発揮できる組織を作ることが、最大の攻撃であり、防御になるのだ。

この人を管理の対象としているのが「人事労務管理」だ。人事労務管理が目指すところは、「社員にやる気を出して大いに働いてもらう」ことである。

どんなに素晴らしいシステムであっても、担当する社員がやる気がなければ、役に立たないシステムになってしまう。
やる気を出してもらうために、労務管理として社員全体にかかる「職場秩序
の維持」「労働条件の改善」「職場環境の改善」「自由闊達な職場」「職務能力の向上」を行う。

人事管理は、個人に関することとして「合理的な賃金」「正しい評価」「適材適所」を行う。この両方を総称して「人事労務管理」と呼び、人材の効果的活用を管理することになり、企業目標の達成の確度を高めることになる。

この結果とし社員が生き生きとして働くことになり、「従業員満足度」になるのだ。これが、人事労務管理の最終アウトプットなのだ。


株式会社ティオ
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