今日は、地元「称名寺」の紅葉便りです。
称名寺(国の史跡指定)に行ってきた。
称名寺は、金沢北条一族の菩提寺で13世紀半ばに建てられた古寺。
場所は、京浜急行金沢文庫駅より海に向かって徒歩10分のところにある。我が家からは、クルマで15分程度のところだ。
称名寺が建つ金沢区金沢町は、住宅地だが住宅開発を免れた、金沢三山の金沢山を中心とした森に囲まれているため、静かで落ち着いたたたずまいを見せている。
赤門をくぐり参道を行くと仁王門が迎えてくれる。仁王門からは、浄土式庭園の苑池である阿字ヶ池が見える。仁王門を抜けると大きなイチョウが黄色く紅葉し、秋を演出している。
池に架かる橋は二つ。一つが反橋、もう一つが平橋だ。反橋は、いわゆる太鼓橋の形をしている。この橋は、2年かかって架け替えられ、今年4月4日に渡り初めが行われた。
池を渡り終えると鐘楼があり、池の周りには、樹齢800年を越えるイチョウの名木古木が秋空にすっくと伸びている。
金沢山は、称名寺市民の森となっていてハイキングが楽しめる。頂上の八角堂からは、みなとみらいがかすかに見える。地元に住んで30年になるが、このハイキングコースを歩いたのは初めてだ。
薪能が催される広場の隅に偕樹(孔子木)がある。この樹は昭和14年11月8日に植えられたもので、日本では数十か所にしか植えられていない、大変めずらしい樹だそうだ。
地元を見なおした一日であった。今度来るときは、桜咲く春になるのだろうか・・・・。
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