今日は、昨日に続いて箱根の紅葉満喫ハイキングです。
箱根ビジターセンター前に立つ紅葉が赤く色付き、ひと際目立つ。ところどころに緑の葉を残し、赤に染まった葉とのグラデーションがなんとも言えない。ここで記念撮影をする。相変わらず曇り空で、肌寒い。
箱根ビジターセンター前
ここからが、本格的な登りになる。石畳の遊歩道を一歩一歩踏みしめ、頂上を目指す。遊歩道には、赤、黄、茶に色付けされた葉で埋まりまるでパレットの上を歩いているようである。両側には、常緑樹の合間から赤や黄色に色付いた木が顔をのぞかせる。
自然観察路の紅葉純淡
船見岩に11時45分ごろに到着。順調である。ここで昼食をとるが、霧雨と風でじっとしていると手が震えるほどの寒さだ。予定の休憩時間を短縮することになり、おにぎり、スイーツを急ぎ食べ身支度を整える。リックが軽くなった。
観察路の紅葉の木々
梵字仏像までの遊歩道は、また一段と紅葉した木々が多く、ハイカーの目を楽しませてくれる。天候のためかすれ違ったハイカーは数えるぐらいであった。その分、紅葉を一人占めした気分である。
40人のハイカー
梵字仏像は、温泉湯で白く濁った川沿いにある。白濁した川と紅葉のコントラストが見事だ。日本広しといえども、白濁した川と紅葉が重なった風景は、ここ箱根だけではないだろうか。そちこちから「綺麗!」「見事だ!」の声が聞こえてくる。紅葉のベストシーズンよりは、1週間ほど遅いようだが、私には十分すぎるほどの紅葉風景である。
梵字仏像裏の小川
木の階段を上っていると、時々硫黄の匂いがする。自然観察路が箱根火山の噴煙地であることを気づかせてくれる。登り勾配が緩やかになってきた。いよいよ目的地大涌谷が近い。
大涌谷観光センターに到着。玉子茶屋で黒玉子を、と思っていがた雨も降っているので極楽茶屋で調達した。小腹がすいたので、温泉まんじゅうを、ハーフーしながら食べる。普通のまんじゅうだと思うが、体が要求するせいか美味く感じる。
30分ほど休憩し、バスで箱根高原ホテルに行き温泉に浸かる。何とも心地よい。ここは、源泉が二つあり、内湯は、やや茶色の湯で、炭酸を多く含んだ鉄イオン泉で痛み効果があるという。野天風呂は無色透明で泉質は弱アルカリ単純泉、お肌スベスベ効果があるそうだ。両方楽しませていただいた。
高原ホテル裏庭
湯あがりは、いつものミニ宴会が始まった。缶ビール片手に、今日の紅葉の感想やら、前回の想い出話し、果ては孫のことなど話題は尽きない。団塊の世代が多く参加している関係もあり、話題には事欠かない。40分ほど歓談し、バスに乗り込む。途中土産物屋とサービスセンターに寄り町内に着いたのが、5時50分ごろで予定より早い帰宅となった。
紅葉したススキ一面の千石原
60年近く神奈川県に住んでいるが、いつもはクルマで名所巡りをするので、自然を満喫できる遊歩道があることすら知らなかった。今回は、紅葉を満喫しただけではなく、箱根に遊歩道があることを知り、満足いくハイキングであった。次回は、天気がいいことを願う。
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