めざせ中医学的健康生活

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蟹を迎える準備

2006-10-31 | 薬膳&食療(その他)
寒くなってきたし、そろそろ蟹がおいしい季節になってきた。

上海蟹は今がシーズンなのかな?

私は蟹のミソはあまり好きでないので、アシを食べるのみ。ズワイガニ最高

海老や蟹はアレルギーの人も多いし、鮮度や体調によってお腹をこわしたりしやすいようだ。

私も10年程前、かに食べ放題のお店で食べた後、夜中に気分が悪くなって大惨事を引き起こした事がある。←食べ放題だけど腹8分目で止めておいたので、食べ過ぎではない。

熱もちょっとあったので、やはり何らかの反応だったのかな~?

その時は薬膳の知識も無かったので、苦しんで寝る事しか出来なかった。

それ以来、海老や蟹を積極的に食べる事は無くなってしまった。漢方薬を飲むときの注意書きにも、海鮮物(特に蟹や海老)は同時に食べないように とよく目にするので、増々避けるようになってしまったわけだけど、、、

それでもやっぱり食べる機会があるので、対策として生姜や紫蘇を用意している。
紫蘇は季節が限られるけど、生姜は普段から料理に使うのでいつでもある。

生姜や紫蘇には、魚介類の毒を解毒する作用があるのだ。

毒と言うのは、体にとって良くない要素の事。
上海蟹を食べさせるレストランでも、食後に生姜茶を飲ませるところが多いようだ。

だから、不調が出てから始めて生姜や紫蘇を摂取するのではなく、なるべく悪い要素を減らす為に、予防の為にセットでとるようにすると良いと思う。

昔からお刺身に添えられる紫蘇も、見た目だけではなく意味があったのね

私はいつも最後の一切れを、大根と一緒に紫蘇で巻いて食べていた。

結構残す人が多いので、特に大根を手切りで出しているお店だと“もったいないなー”
と思っている。

市販の紫蘇は、農薬が気になる人もいるのかな~?

私は紫蘇は自分で育てた方が香りが良いし、無農薬で新鮮なのを好きなだけ食べれるので毎年育てている。

農薬散布の問題よりも、香りが良いのでこれだけは欠かさず育てるのだ。


今年の初蟹はいつ頃になるのかな~
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