めざせ中医学的健康生活

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汗をかいたら…

2011-05-27 | 薬膳&食療(その他)


今週は雨や曇りの日が多くなんだか梅雨入りしたかの様ですね。

どんより曇っていると気分まで暗くなりがちですが、そうなってしまうと気の巡りが悪くなり、ますます湿の害を受けやすくなり、体まで重く感じてしまいます。

そんな時は体を動かして、気の巡りを助けてあげるといいですよ!



さて、立夏の前日から始めた体操(運動とは言えないレベル)ですが、途中何度かお休みしながらもなんとか続いています。

暑く感じる日でも汗をかきそうでかかない程度なので、疲れる事もありません。



汗と言えば、、、これから汗をかきやすくなりますね。

汗で出ていくのはのは水分だけではなく、気もいっしょに出ていってしまいます。

気は体内の津液(有用な水分)が必要以上に外に出ないように固摂しているので、気を消耗しすぎるとその働きが弱くなり汗をかきやすくなります。

ちょっと動いただけで汗がだらだらと出る。とにかく疲れやすく、動くともっと酷くなる。なんて人は気が足りないのかもしれません。

気虚で汗をかきやすい→更に気を消耗してますます汗を…

なんて悪循環にならない様に今のうちに気を補っておきたいですね。

一番簡単な早い補気方法は「補気効果のあるものを食べる事」です。

補気効果のある食べ物は色々とありますが、覚えやすいのが「主食」。たいてい補気効果があります。

ゆっくりとよく噛んで、腹8~9分目で食べる事で消化器官への負担が少なくなり、よりいっそう効果が高まるでしょう。

食事の前後(常にそうありたいですが…)に怒らない事も大切です。


汗をかいたら補気、補水。

夏を元気に乗り切る為に覚えておきたいですね。



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