11日、長沢いきいきホームで地域の集いが開催されました。
12月から春まで、今年の冬期間は4名の方が入居されていますので、
その方々と、地域から集まってくる方と、にぎわいました。
いつものとおり、お茶のみ(皆さんで持ち寄った野沢菜漬けやかぼちゃの煮物、ピーナッツなど
長沢産のうまいもん盛りだくさんでした)をして、介護予防サポーターさんから
美空ひばりの曲に合わせて軽い体操。
その後、市の福祉介護課の保坂さんから「回想法」を紹介していただきました。
「回想法」とは、高齢者の記憶を引きだし、共感しながら心の安定を図り、
懐かしい楽しい思い出をよみがえらせることで、精神的に心地よく、安定を
もたらし、認知症の進行を遅らせたりするものです。
妙高市と友好都市である愛知県北名古屋市では回想法を積極的に取り入れられています。
http://www.city.kitanagoya.lg.jp/fukushi/3000067.php
妙高市での活動も載っていますよ!
ということで、保坂さんが手にしているのは
・・・下駄。
私は初めてみました。
雪国用。雪が入らないように、足先部分はカバーがついて、
滑り止めもちゃんとついていました。
「これは昔嫁入りのときに持って行ったのよねぇ~」
「ここに、ふわふわの毛がついてるのもあるんだよ」
と、一気に場がなごみ、昔話に花が咲きました。
下駄ひとつで、何十分も話が続きます。そこから話も広がります。
雪が積もり厳しい冬がやってきますが、こうやって心をほっとさせる時間は
心と体に優しいですね。
この笑顔。
毎回、歌を歌って会を閉じます。
今日も「籠の鳥」、おばあちゃんの十八番です。
切ない歌詞なんですよ・・・きっと昔を思いながら、歌っていらっしゃるんだろうな、
と毎回思います。
切ない歌ですが、みんなで歌うと、笑顔満載です。
今日も、笑顔をありがとうございました(*^_^*)