この時期、晴の日は早朝から草刈が始まります。
田や畑で草刈り機の、ウイ~ン ウイ~ンと
うなる音が聞こえてきます。
草の成長が著しいと言う事は、
薬草やスゲも成長し、刈り取り作業が盛んです。
これは《どくだみ》
根っこの部分から刈り取って干しています。
薬草として上物のようです。
《よもぎ》の事をこの辺りでは《もぐさ》と言います。
左は今日採りたての葉、右は2日目の物
色がこんなに違ってきます。
晴天が続けば3日も干せば完成です。
〈かます〉という藁で作った大きな袋に詰めて
業者に売っています。
これがスゲの葉の乾燥風景。
ため息が出るような美しさだ!と思いませんか。
並べ方を見るだけで、
きれいな手作業をされる方だな~って想像できますね。
干し方は、人によって多少違いはありますが、
コンクリートの熱を利用して
1日で干し上げます。
すげ細工をしていらっしゃる方の玄関先には
沢山のスゲが並んでいます。
~☆~☆~
昨年、土路の丸山ツヤさん宅のお庭に、
小さな小さな朝顔が咲いていました。
その種をいただき、今年遅ればせながら種を蒔きました。
今日、待ちに待った1番花が花開きました。
直径4cm、真紫色です。
茎は細い針金のようで、葉と葉の間隔がやけに長いのです。
昨年初めてお目にかかった時は、
花が親指の頭位に小さかったと思うのですが、
少々デカイような…
こぼれ種で毎年同じ場所で咲くと聞きました。
毎年咲いてくれるといいのですが。
お隣の古川マサ子さんが
「おまん、スイカ生ってるでね。
カラスに食われないように鍋でも乗しとくといいよ」と
ホントだ!小玉スイカを1本だけ植えて
芽摘みはしたのですが、その後放置状態。
まさか実が生っているとは気づきませんでした。
とりあえず、ミントの茎を切り取って上にかぶせておきました。
カラスと人間の知恵比べ。
はたして勝者はどちらでしょうか?