途山記

埼玉県在住、地元関東を中心に歩いています。

四阿屋山(つつじ新道~押留コース)

2016-10-07 | 奥秩父
2016年10月7日

悪天候が続いた9月だったが、ようやく秋らしい晴が期待できる一日だったため、低山でもいいからどこか行こうと思い四阿屋山に向かいました。
前日まで秩父御嶽山、武甲山も候補に挙がっていたのですが、つつじ新道の鎖場を登って両神山を眺めたいと考え、その点が決め手となり四阿屋山に決定しました。

9:00 道の駅「両神温泉薬師の湯」
9:10 小森バス停
10:00 つつじ新道登山口 10:05
10:50 四阿屋山 11:10
11:20 両神神社奥社
11:35 展望休憩舎
12:10 道の駅「両神温泉薬師の湯」
所要時間3時間10分
※小森バス停からつつじ新道登山口までに20分以上のロスがあります。

■天候:晴時々曇

■コース状況
道の駅両神温泉薬師の湯~大堤
道の駅を出たら右(南)に車道を歩き、小森バス停からは広い左側の車道ではなく、右の車道に折れます。
暫く歩いた大堤バス停が幾らか広くなっていますが、登山口の案内がやや見えづらい位置にあるので見落とさないよう注意したいです。

大堤~四阿屋山
序盤から急坂で高度を上げていきます。
山居分岐から鎖場が始まりだすと、最初に5m程のステップの少ない大きな岩場があります。
ここが最大の難所なので、鎖を離さずに足場を確認しながら慎重に登りたいです。
その先も鎖場があったり道幅が狭い箇所があるので注意。
両神神社奥社経由の実線コースとの分岐を過ぎれば程なく山頂。

四阿屋山~山居
両神神社奥社までの下りにも一部鎖場があるが、使わなくても問題ない安全区間です。
山居周辺は一部草が伸びていたり急な階段があります。

山居~両神温泉薬師の湯
今回は押留コースを下ったが、他に桜本コースや薬師堂コースから下ることが可能です。
押留コースは蜘蛛の巣が多く苦しみました。
車道に出たら左に歩いて道の駅両神温泉薬師の湯まで戻ります。


9時少し前に道の駅両神温泉薬師の湯に着きました。
四阿屋山は山登りを初めて最も初期の頃に登ったことがあったが、4年ぶりくらいの訪問だと思います。
本日は低山のショート山行だが、トイレに立ち寄って準備を整えてからスタートさせていきます。


今回は上級のつつじ新道を登るためまずは車道歩きです。
桜本コースとの分岐をそのまま直進。
小森バス停から誤って広い37号の皆野両神荒川線に行ってしまい、異変に気付き戻って諏訪神社経由で367号の車道に向かうことにします。
山に登る前から20分以上のロスを生じさせてしまいました。


どうやら諏訪神社では翌日に祭りがおこなわれるみたいで準備していました。
本来歩くはずだった367号の車道に出ると、先に採石場があるためなのか大型トラックの往来が激しいです。


結局1時間程経過してしまい大堤バス停のスペースに着きました。
本日は破線のつつじ新道を登り込んでいきます。


ワイヤーを跨いで進入していきます。
登山口で先に進んだハイカーさんを含む各単独2名のハイカーさんより先を歩くと、急坂を交えながら樹林帯の登りが続きます。


次第に辺りには竹林も見られるようになります。
破線ルートではあるが、親切に道標が豊富に設置されており、ルートはわかりやすいです。


山居との分岐より山頂まで50分表記。
ここからようやく四阿屋山のつつじ新道らしく鎖場地帯が始まります。


傾斜がきつくなり鎖も登場してくると、早くも5m近くある大きな岩場の鎖場がお出迎え。
鎖は離さず足場を確かめながら慎重に登ります。


大岩を右に回り込みます。
危険箇所は最初の大きな岩場のみで登りでは鎖を使わなくても歩けます。


ザレの登りでは落石を起こさないように登ります。


後方の展望が開けた箇所から武甲山と眼下の街並み。


やがて実線ルートとの分岐に着き、最後に登り込んで程なく四阿屋山(772m)。
山頂標と展望盤があるものの狭い山頂部。


西側の展望のみ開け、両神山。
日向大谷、梵天尾根は登ったので今年は八丁尾根から登りたいと言い続けながら未だ実行できていません。
こちらも山行候補には度々上がっている山容の鋭い二子山(両神)。


山頂付近に20分以上滞在したのち薬師堂方面に下山します。
鎖場が登場するが安全に歩ける区間です。
この付近でお会いしたご夫婦ハイカーさんの話によると、こちら側のルートを登っていた人はいなかったみたいです。


両神神社奥社の裏手に出て、正面に周り込み参拝します。
下山ルートの選択で悩んだ末ひとまず山居・薬師堂方面に向かってみます。


薬師堂コースは以前登りで使ったことがあるので懐かしいです。


男坂が気になるので男坂で山居に向かいます。
ちょっと期待したが、やはり伊豆ヶ岳の男坂とは全然違いました。
険しいというより単なる軽いいじめに近い感じの階段ルートです。


男坂を下りると、柵越しに綺麗に刈払われた箇所に出ました。
これが山居なのだろうか。
静かな区間をそのまま進みます。


その先の東屋ではつつじ新道で追い抜き、一足先に山頂を出発していた男性ハイカーさんが休憩していました。
歩いたことがなかったのでなんとなく押留コースに進んでみます。


蜘蛛の巣に苦しみながら車道まで来ました。
ここからは左に歩きます。


12時過ぎに道の駅両神温泉薬師の湯に帰着です。
疲れてはいませんでしたが、久々に楽しみにしていた薬師の湯に立ち寄りました。
入浴後出ると、四阿屋山山頂近くでお会いしたご夫婦ハイカーさんとバッタリまでありました。


■その他
車道でのロスがありましたが、下山後の温泉も含めて短時間でも楽しむことができました。
今度こそ一回は両神山に八丁尾根から登ってみたいです。

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